犬は暑いのは苦手だけど、寒さには強いのでは?
犬によって寒いのが苦手な犬も居るので防寒が必要です。
愛犬はマルチーズで毛がフワフワだから寒くないかな?
マルチーズはアンダーコート(防寒効果のある被毛)が無いので寒さに弱い子が多いですよ。
犬にも暖房器具は必要?
犬は寒さに強いイメージがありますが、どんな寒さでも耐えられる訳ではありません。
防寒対策は必要です。
子犬や老犬は勿論、寒さに弱い犬は沢山いるのでここに合わせて、快適な環境を作ってあげましょう。
寒さに強い犬と弱い犬の違いは何?
寒さに強い犬
北海道犬やシベリアンハスキーのように寒い地域が原産の犬種やアンダーコート(保温効果のある被毛)を持つ犬種は寒さに強い傾向があります。
犬の被毛の仕組みを詳しく知りたい方は
『抜け毛が少ない小型犬おススメ5犬種の特徴と基礎知識|2022最新』
をご覧ください。
また、体が大きいと内臓を守ってあげるお肉もあるので比較的寒さに強いです。
寒さに強い犬種
寒さに弱い犬
南国育ちでシングルコート(保温効果のある被毛がない)の犬種や短毛の犬種は寒さに弱いので特に防寒をしてあげましょう。
犬の被毛の仕組みを詳しく知りたい方は
『抜け毛が少ない小型犬おススメ5犬種の特徴と基礎知識|2022最新』
をご覧ください。
※子犬や老犬も体温調節が上手に出来ないので寒さにも暑さにも注意は必要ですね。
寒さに弱い犬種
短毛犬(一般的に被毛の長さが3cm未満の犬)なので寒さに弱い犬種
シングルコート(保温効果のあるアンダーコートがない)なので寒さに弱い犬種
チワワは短毛犬でシングルコート。
南国育ちでさらに、世界で一番小さい犬種なので寒さに弱い犬種の代表ですね。
犬が寒いときに見せるしぐさや行動
最適温度は犬種や体格の違いで一概には言えませんが、犬が気持よく過ごせる温度は20℃前後、湿度は60%前後です。
- 小さく丸まる
- 小刻みに震える
- 布団や毛布にくるまる
- 散歩に行きたがらない
愛犬の行動やしぐさを見ながら元気で楽しく過ごせる環境づくりをしてあげましょう。
犬だからの仕草ではなく、人と同様に寒いと震えるし温かい所から出ないようになりますね。
寒いしぐさを見せたら防寒対策を追加してあげましょう。
犬の防寒対策
犬は人よりもずっと低い所にいるので、低い所を温かくするのが大切です。
しかし、犬種にもよりますが、人間よりは寒さに強いので熱くし過ぎず、自分で寒いとき・暑いときに移動して調節できる環境を作ってあげましょう。
私のお勧めは、部屋全体はエアコンで15℃を下回らない程度にし、後はホットカーペットや電気毛布で部分的に温かい場所を作ってあげると、犬が自分で過ごしやすい場所に行けます。
エアコンは電気代が高い印象ですが、温度設定が出来るのである程度温まってしまえば電気代がグッと抑えられます。
ホットカーペットや電気毛布も断然電気代は安いですよね。
犬にもお財布にも優しい防寒グッズ
足元パネルヒーター(電気料金4.3円/1H)
パネルの部分しか温かくならないので、熱くなったらちょっと移動すれば涼しくなりますし、ケージの中で使うのに便利ですね。
犬用ヒーター(電気料金3円/1H)
犬用の電気マット。
人が使うにはあまり温まらないので物足りませんが、犬が長時間使っても安心な温かさ。
我が家では長女の部屋に利用していますが、犬用ヒーターから動かなくなりました。
洋服
毛が長い犬やダブルコートの犬種は洋服1枚着れば随分温かくなりますね。
ですが、洋服は熱くなった時に自分では脱げないし、蒸れたり毛玉の原因にもなるので気温や湿度を見て今日は絶対寒い、という日には着せてあげて、微妙な日には止めておきましょう。
散歩の時や、被毛が短い犬種は基本着せてあげたいですね。
長時間の留守番で欠かせないSwitchbot
真冬に防寒対策をせず、長時間の留守番をさせるのは危険です。
だからといって部屋全体を温め続けると犬が熱くなった時に困ります。
電気代も馬鹿になりません。
そこで、室温・湿度管理をしてくれるSwitchboをお勧めします。
Switchboとはスマホで家中の電化製品を操作する『遠隔リモコン』です。
室温・湿度を見ながら、エアコンや加湿器をON/OFFしたり、詳細設定で指定した数値になったら作動させることも。
Switchbotで最適な環境を作りながらも使わなくて良い時間はOFFに出来るのでお財布にも優しい。
メーカーや年台関係なくほとんどの電化製品が登録できるのが素晴らしい商品。
ミニハブ
普段リモコンで操作しているスイッチやボタンをスマホアプリで操作できるようにする機械です。
スマホ操作でどんなに遠くにいても操作できるので、愛犬を長時間留守番させなければいけないご家庭には最適です。
特にエアコンのON/OFFと温度調節が出来るのが嬉しい逸品です。
Switchbot 温湿度計
Switchbotのアプリで温度・湿度が見れます。
アラーム設定が出来るので、見ていなくても寒くなったり暑くなったら教えてくれます。
そうしたらミニハブに登録したリモコンでエアコンの調節をしたり、加湿器を動かしたりします。
Switchbot 加湿器
大人気で中々手に入らない売り切れ御免商品
3.5Lの大容量で加湿量の調整やタイマーなどの設定がスマホで簡単に出来ます。
出先でも調節可能なので温湿度計と共に利用すると更に便利です。
Switchbot ペットカメラ
家電製品をSwitchbotに丸っとお任せしますので、ペットカメラも愛用しています。
スマートフォンにSwitchbotのアプリを入れるとミニハブ、加湿器、温湿度計、カメラの全てが一画面で見れるのが嬉しいポイント
Switchbot プラグミニ
Switchbot プラグミニはリモコンがなくても操作が出来るようになる優れモノ。
コンセントを入れただけでは操作できない家電では使えませんが、夏場の扇風機などに利用しています。
利用時間の曜日と時間を設定しておく予約操作。
消費電力や使用時間などのデータもアプリで確認できます。
防寒対策の注意点
暑くなった時の逃げ場所を作る
人と同じように犬も体温が上下し、熱くなったり寒くなったりにも個性があります。
暑過ぎると脱水症状を起こす事もあるので、自分で調節できるように、涼しい逃げ場所を作ってあげましょう。
低温やけどに注意
最近ではとても便利な犬用の暖房器具が沢山ありますが、付けっぱなしにするなら温度は低めに設定しましょう。
老犬は特に体温調節や移動が難しい事もあるので1日に何度か温度確認・安全確認をしましょう。
温度だけでなく湿度も管理
エアコンなど温かい風で室温を温める電化製品を使うととくに乾燥します。
乾燥は人と同様に風邪をひきやすくしたり、喉を痛めますので適度な湿度もしっかり確保しましょう。
防災の観点からもこの時期湿度管理は大切ですね。
まとめ
今回は犬の防寒対策について書かせて頂きました。
原産国が温かい国の犬や小さい犬、シングルコートの犬種は寒さに弱い傾向がありますが、同じ犬種でも個性があり、体調の変化で寒かったり熱かったりします。
しっかり防寒対策しながら、熱くなった時に自分で涼しい場所に移動できる場所を作ってあげると快適な環境になります。
犬の適正温度温度は20℃前後、湿度は60%前後、を目安に環境づくりをしてあげましょう。