「オネストキッチン クランチって実際どう?」愛玩動物飼養管理士が本音で答えます

目次

【平飼いチキン+コールドプレス製法】本当にヒューマングレードはドッグフードとして意味があるのか
── The Honest Kitchen(オネストキッチン)クランチ グレインフリー チキン の成分を客観的に見る

The Honest Kitchen(オネストキッチン)は2002年にアメリカで創業したブランド。すべての原材料が人間用食品基準を満たし、人間用食品製造施設で作られる「ヒューマングレード」を業界でいち早く実現した。
クランチシリーズは、獣医栄養士と共同開発したコールドプレス製法のグレインフリードライフードで、全年齢対応の総合栄養食。
チキンを第1原材料に、野菜・卵・サーモンオイル・プロバイオティクスを配合した全犬種対応のキブルタイプ。

The Honest Kitchen オネストキッチン クランチ グレインフリー チキン パッケージ

The Honest Kitchen クランチ グレインフリー チキン(450g)

📌 この記事でわかること

  • 原材料(全成分)の内容と並び順
  • タンパク質・脂質・糖質・カロリーの数値
  • 「ヒューマングレード」と「コールドプレス製法」の実態
  • 向いている犬・向かない犬

📋 原材料(全成分)

The Honest Kitchen クランチ チキン 原材料パネル

原材料の並び順は配合量の多い順

チキン、ジャガイモ、エンドウ豆、レンズ豆、チキンレバー、ニンジン、挽き割りフラックスシード、たまご、ココナッツオイル、ブロッコリー、カボチャ、リンゴ、天然チキンフレーバー、チアシード、サーモンオイル、ケール、ミネラル類(リン酸三カルシウム、塩化ナトリウム、アミノ酸キレート鉄、アミノ酸キレート銅、アミノ酸キレートマンガン、アミノ酸キレート亜鉛、亜セレン酸ナトリウム)、乾燥ケルプ、タウリン、L-カルニチン、ビタミン類(ビタミンA補助食品、ビタミンD3補助食品、ビタミンE補助食品、ナイアシン補助食品、葉酸、ビタミンB1硝酸塩、リボフラビン(ビタミンB2)、パントテン酸カルシウム(ビタミンB5)、ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)、ビタミンB12補助食品、塩化コリン)、天然酸化防止剤(ミックストコフェロール)、ターメリック、乳酸菌、ローズマリー抽出物

チェックポイント

  • 第1原材料がチキン(鶏肉)動物性タンパク質が主原料。チキンレバーも配合されており、全体的に動物性素材が多め。
  • 炭水化物源はジャガイモ・エンドウ豆・レンズ豆グレインフリーだが、豆類・芋類由来の糖質はある。糖質約35%(推定)はドライフードとしては標準的な水準。
  • 野菜・果物が豊富ニンジン・ブロッコリー・カボチャ・リンゴ・ケールと、実食材が多く並ぶ。
  • オメガ3脂肪酸源が3種類サーモンオイル・チアシード・挽き割りフラックスシード。オメガ3脂肪酸1.0%以上を確保。
  • プロバイオティクス配合有胞子乳酸菌(20,000,000CFU/lb以上)入り。腸内環境のサポートを意図した設計。
  • 人工防腐剤・飼料グレード副産物・遺伝子組み換え原料不使用天然酸化防止剤(ミックストコフェロール)・ローズマリー抽出物で酸化を抑制。

📊 栄養成分(保証分析値)

The Honest Kitchen クランチ チキン 栄養成分表示

Amazon商品ページ記載の保証分析値より

成分 数値 備考
タンパク質 26.5%以上 チキン・チキンレバー・卵由来
脂質 15.5%以上 ococoナッツオイル・サーモンオイル含む
粗繊維 5%以下 野菜・豆類由来
粗灰分 6%以下 ミネラル分
水分 12%以下 ドライキブルの一般値
糖質(推定) 約35% 100−(26.5+15.5+5+6+12) で計算
代謝エネルギー 391.8kcal/100g ドライフードとしては高カロリー

※ 糖質は保証分析値から推定計算した値です(100 −(タンパク質+脂質+粗繊維+灰分+水分))。
炭水化物源はジャガイモ・エンドウ豆・レンズ豆。グレインフリーでも豆類・芋類由来の糖質は含まれます。

✅ 商品の特徴

The Honest Kitchen クランチ 特徴

① 100%ヒューマングレード:素材も製造施設も人間と同じ基準

「ヒューマングレード」とは、原材料が人間用の食品基準を満たし、人間用食品製造施設で作られていることを指す。一般的なドッグフードの「フィードグレード(飼料グレード)」とは異なる。
オネストキッチンは2002年の創業当初からこの基準を採用しており、アメリカのAAFCO(米国飼料検査官協会)から「ヒューマングレード」を公式に認められた数少ないブランドのひとつ。
ただし「ヒューマングレード=ペットに最高の栄養」とは限らない。栄養バランスの設計は別の話であるため、成分表での確認が重要。

② コールドプレス→オーブンベイク製法:栄養を守りながらサクサク食感

一般的なドライフード(エクストルーダー製法)は高温・高圧で原料を押し出して成形するため、熱に弱い栄養素が失われやすい。
オネストキッチン クランチはコールドプレス(低温圧縮成形)後にオーブンベイク&スロークッキングを行う独自製法を採用。素材の風味と栄養価を最大限に保ちながら、独特のサクサク食感を実現している。
食感の違いは食いつき改善のきっかけになることもある。

③ 多角的な無添加設計:人工防腐剤・副産物・遺伝子組み換えをすべて除外

人工防腐剤・着色料・フィラー(増量剤)・飼料グレードの副産物・遺伝子組み換え原料をすべて不使用。
防腐剤の代替としてミックストコフェロール(天然ビタミンE)とローズマリー抽出物を使用している。
また、トウモロコシ・小麦・大豆もすべて不使用のグレインフリー設計。

🐾 向いている犬・向かない犬

The Honest Kitchen クランチ 対象犬種

✅ 向いている犬

  • 食材の質・製造工程にこだわりたい飼い主の犬
  • 穀物アレルギーが疑われる犬(グレインフリー)
  • 食欲が落ちてきたシニア犬(香りが豊か)
  • 子犬〜成犬〜シニアの全年齢対応
  • 消化器が敏感で原材料の質を重視したい犬

⚠️ 向かない犬

  • 炭水化物・糖質制限が必要な犬(糖質約35%)
  • 体重管理が必要な犬(391.8kcal/100gは高カロリー)
  • チキン・卵アレルギーの犬
  • ジャガイモ・エンドウ豆アレルギーの犬
  • DCM(拡張型心筋症)リスクを気にする飼い主の犬(豆類含有グレインフリー)

❓ よくある質問

Q. 何歳から与えられますか?

A. 全年齢対応です。子犬には給与量を月齢に合わせて調整してください(1.5〜3ヶ月は成犬の2倍、3〜6ヶ月は1.5倍、6〜11ヶ月は1.25倍が目安)。妊娠・授乳期の犬は通常量の2〜4倍が必要な場合があります。

Q. グレインフリーのフードはDCM(拡張型心筋症)リスクがあると聞きましたが?

A. 米国FDA(食品医薬品局)は2018年よりエンドウ豆・レンズ豆・豆類を多く含むグレインフリーフードとDCMの関連を調査しています。2024年時点で確定的な因果関係は証明されていませんが、ゴールデンレトリバーなど遺伝的にDCMリスクが高い犬種や、すでに心臓に問題がある犬の飼い主は獣医師に相談してから判断することをおすすめします。本商品にはエンドウ豆・レンズ豆が含まれます。

Q. 「ヒューマングレード」とは何ですか?一般のドッグフードと何が違うの?

A. 原材料が人間用食品の品質基準を満たし、人間用食品製造施設で作られていることを指します。一般的なドッグフードは「フィードグレード(飼料グレード)」で製造されており、管理基準が異なります。ヒューマングレードは製造工程・衛生管理も人間の食品と同レベルが求められます。ただしヒューマングレードであっても、栄養バランスの設計は別途成分表で確認が必要です。

Q. 現在のフードからの切り替え方法を教えてください。

A. 7〜10日かけて徐々に移行します。最初の3日は現在のフード7割・新フード3割、中盤3日は5:5、最後の3〜4日は3:7の割合で混ぜながら切り替えてください。下痢・軟便が続く場合はペースを落とします。

Q. 開封後の保存方法は?

A. 開封後は密閉して直射日光・高温多湿を避け、なるべく早めに使い切ってください。人工防腐剤不使用のため、開封後の品質劣化は一般的なドッグフードより早い場合があります。目安として開封後1ヶ月以内を推奨します。

ヒューマングレードの基準で作られたフードを、一度試してみたい方へ。

原材料・成分・口コミは販売ページで確認できます。

▶ 詳細はこちら

※Amazonアソシエイトリンク

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次