サーモンのみ。穀物ゼロ。鳥・牛アレルギーでも選べるフード。
Artemis(アーテミス)オソピュア グレインフリーは、アメリカのプレミアムフードブランドArtemisが開発した限定原材料フード。第1原材料はフレッシュサーモンで、穀物不使用・鶏肉・牛肉を含まない処方。アレルギー原因を絞り込みたい、または食物アレルギーが疑われる犬への選択肢として設計されている。全犬種・全年齢対応の総合栄養食。
「鶏肉も牛肉もアレルギーで、何を食べさせたらいいか分からない」——そういう相談を飼い主仲間からよく聞きます。獣医師に除去食を勧められたものの、市販のフードで鶏・牛・穀物をすべて外した選択肢は多くない。オソピュアはその数少ない選択肢のひとつです。
アレルギー管理で複数のLIDフードを実際に切り替えた経験を持つ愛玩動物飼養管理士のご縁(4匹の愛犬と暮らす)がまとめました。2026年5月時点のデータです。
Artemis(アーテミス)オソピュア グレインフリー サーモン&ガルバンゾー(1kg)
📌 この記事でわかること
- 原材料の全成分と並び順——「鶏なし・穀物なし」は本当かが確認できる
- タンパク質・脂質・糖質の実数値——グレインフリーでも糖質38.8%がどう評価できるかわかる
- HIT製法とは何か——栄養素の酸化をどう防いでいるかの仕組みが理解できる
- この商品が「合う犬・合わない犬」の線引きを正直に確認できる
原材料を全部チェック——「鶏なし・穀物なし」は本当か?
原材料は配合量の多い順に記載される。第1原材料が何かで、フードの主役がひと目でわかる。
原材料の並び順は配合量の多い順
フレッシュサーモン、ドライサーモン、ガルバンゾー豆(ひよこ豆)、えんどう豆、ヒラマメ、えんどう豆粉、ヒマワリオイル、トマト搾り粕(リコピン)、フラックスシード、チキンスープ(天然風味料)、塩、塩化コリン、乾燥チコリ根、ユッカシジゲラエキス、パンプキン、ココナッツオイル、ラクトバチルスアシドフィルス、ビフィドバクテリウムアニマリス、ラクトバチルスロイテリ、ビタミンE、キレート鉄、キレート亜鉛、キレート銅、硫酸第一鉄、硫酸亜鉛、硫酸銅、ヨウ化カリウム、チアミン硝酸塩(ビタミンB1)、キレートマンガン、酸化マンガン、アスコルビン酸、ビタミンA、ビオチン、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、硫酸マンガン、亜セレン酸ナトリウム、ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)、ビタミンB12、リボフラビン(ビタミンB2)、ビタミンD、葉酸
チェックポイント
- ✓ 第1・第2原材料がともにサーモン——フレッシュサーモン(生)とドライサーモン(乾燥)の2形態で魚を前半に集中させている。タンパク源のほぼ全量が魚由来。
- ✓ 穀物(グレイン)ゼロ——小麦・とうもろこし・米・大麦・オーツなどの穀類は一切使用していない。炭水化物源はガルバンゾー豆(ひよこ豆)・えんどう豆・ヒラマメに限定。
- ⚠ チキンスープ(天然風味料)が含まれる——「鶏肉フリー」ではない点に注意。厳密な鶏アレルギーの場合は成分表の確認と獣医師への相談が必要。
- ✓ 3種類のプロバイオティクス配合——ラクトバチルスアシドフィルス・ビフィドバクテリウムアニマリス・ラクトバチルスロイテリ。腸内フローラのサポートを目的とした組み合わせ。
- ✓ ミネラルはキレート型を優先——キレート鉄・キレート亜鉛・キレート銅は通常の無機ミネラルより吸収率が高いとされる形態。ただし硫酸亜鉛・硫酸銅などの無機型も混在している。
- ✓ 合成酸化防止剤は不使用——ビタミンEを酸化防止剤として使用。天然由来だが効力は合成型より持続期間が短め。開封後は早めに使い切ることが望ましい。
数字で見る
保証分析値から計算したタンパク質・脂質・糖質・カロリーをまとめた。
公式サイト記載の保証分析値より
| 成分 | 数値 | 備考 |
|---|---|---|
| タンパク質 | 24.0%以上 | フレッシュサーモン+ドライサーモン由来 |
| 脂質 | 14.0%以上 | ヒマワリオイル・サーモン由来の魚油含む |
| 粗繊維 | 5.5%以下 | 豆類・トマト搾り粕・チコリ根由来 |
| 灰分 | 7.7%以下 | ミネラル分 |
| 水分 | 10.0%以下 | ドライフードの一般値 |
| 糖質(推定) | 約38.8% | 100−(他の保証分析値合計)で計算 |
| 代謝エネルギー | 約360.9kcal/100g | (3,609kcal/kg) |
※ 糖質は保証分析値から推定計算した値です(100−(タンパク質+脂質+粗繊維+灰分+水分))。炭水化物源はガルバンゾー豆・えんどう豆・ヒラマメで、穀物由来の糖質はゼロ。豆類由来の炭水化物は食物繊維も含んでいるため、実質の消化性糖質は保証分析値より低い可能性がある。
アレルギー管理に選ばれる3つの理由——数値で確認する
成分データをもとに、この商品が選ばれる理由を3点にまとめた。
Artemis(アーテミス)オソピュア グレインフリーの特徴
① 第1原材料がフレッシュサーモン——鶏・牛アレルギーへの配慮
タンパク源はフレッシュサーモン(生)とドライサーモン(乾燥)のみ。鶏肉・牛肉・豚肉・七面鳥などを含まない限定原材料設計(LID)のため、獣肉アレルギーが疑われる犬の食事管理に使われることが多い。
サーモンはアミノ酸バランスが良く、EPA・DHAといったオメガ3脂肪酸を含む。皮膚・被毛のコンディション維持を目的とした選択にも適している。
ただし、チキンスープ(天然風味料)が添加されているため、厳密な鶏アレルギーの犬には注意が必要。
② ガルバンゾー豆(ひよこ豆)を炭水化物源に——穀物ゼロの処方
炭水化物源に穀物を使わず、ガルバンゾー豆・えんどう豆・ヒラマメを採用。穀物アレルギーまたは穀物フリーを希望する飼い主が選ぶ主な理由のひとつ。
ガルバンゾー豆(ひよこ豆)はB群ビタミン・カルシウム・カリウムを含み、食物繊維が豊富。ただし豆類のオリゴ糖がガスの原因になる犬もいるため、消化適性は個体差がある。
糖質推定値38.8%はグレインフリーフードとしては中程度の水準。穀物フリーであっても豆由来の炭水化物がある程度含まれる点は理解しておく必要がある。
③ HIT製法——真空状態で栄養素を粒に閉じ込める
Artemisが採用するHIT(Heat Isolate Technology)製法は、オイル・ビタミン・ミネラルを真空状態で添加して粒の内部に封入する技術。通常の製造工程より酸素接触を抑えることで、ビタミンEなどの酸化しやすい成分の損失を軽減できるとされている。
グレインフリーフードは脂質比率が高く、開封後の酸化が進みやすい。製造段階での酸化抑制と、開封後の保管管理(チャック密封・冷暗所保存)の両方が品質保持につながる。
合う子・合わない子
どんな犬に向いているか、向いていないか。正直に書いた。
向いている犬
- 鶏・牛肉アレルギーが疑われる犬
- 穀物アレルギーまたは穀物フリーを選びたい犬
- 皮膚・被毛トラブルがあり魚主原料を試したい犬
- 消化吸収の良いタンパク源を求めている犬
- 全年齢・全犬種(子犬〜シニア含む)
⚠️ 向かない犬
- サーモン・魚アレルギーのある犬
- 厳密な鶏アレルギー(チキンスープ含有のため)
- 豆類(マメ科)に不耐性のある犬
- 糖質をできる限り抑えたい犬(38.8%は中程度)
- 大量給与が必要な大型犬(1kgパッケージは割高)
気になること
よく聞かれる疑問をQ&A形式でまとめた。
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