チキン52%・穀物ゼロなのに糖質31%ある。カナガン チキンを数値で正直に評価した
グレインフリーは本当に良いのか。成分を調べれば調べるほど、数字で確かめたくなる。この記事は、Canagan(カナガン)ドッグフード チキンの全成分・保証分析値を正直にまとめたものです。
Canagan(カナガン)は2012年創業のイギリスのペットフードブランド。
ドッグフード チキンは、放牧で育てたフリーレンジチキンを生肉と乾燥の2形態で計52%配合。
穀物・グルテン・砂糖・人工添加物を一切使用しない、グレインフリーのドライフードです。全犬種・全年齢対応。
Canagan ドッグフード チキン(2kg)
📌 この記事でわかること
- 原材料の全成分と並び順(チキンが第1・第2原材料)
- タンパク質34%・脂質17%・糖質31%の数値とその意味
- フリーレンジチキン×グレインフリーが選ばれる理由
- この犬に合うか・合わないかの判断基準
原材料を全部読む——チキンが第1・第2原材料の意味
原材料は配合量の多い順に表示される。第1・第2原材料がどちらもチキンであることが、このフードの一番の特徴。
原材料の並び順は配合量の多い順
チキン生肉(26%)、乾燥チキン(26%)、サツマイモ、エンドウ豆、ジャガイモ、チキンオイル(4.2%)、アルファルファ、乾燥卵(3%)、チキングレイビー(1.5%)、サーモンオイル(1.2%)、グルコサミン(1,000mg/kg)、MSM(1,000mg/kg)、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、オオバコ、海藻、フラクトオリゴ糖、コンドロイチン硫酸(700mg/kg)、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、クランベリー、アニス、コロハ、ミネラル類(鉄、亜鉛、マンガン、銅、ヨウ素、セレン)、ビタミン類(A、D3、E)
チェックポイント
- ✓ 第1・第2原材料がともにチキン——生肉26%+乾燥26%の計52%がたんぱく源の中心。
- ✓ 炭水化物源はサツマイモ・エンドウ豆・ジャガイモ——穀物は使用していないが、これら3種を合わせると糖質は31%と一般的なグレインフリーの水準。
- ✓ グルコサミン・コンドロイチン・MSMを配合——関節サポート成分が原材料に明記されており、シニア犬や大型犬でも長期利用を想定した設計。
- ✓ サーモンオイル配合——オメガ3(EPA・DHA)を補給。チキン主体のフードで不足しがちな脂肪酸をバランス調整している。
- ✓ ハーブ類・プレバイオティクス配合——カモミール・クランベリー・フラクトオリゴ糖など、腸内環境や尿路ケアを意識した植物成分が含まれる。
- ✓ 着色料・香料・合成保存料は不使用——ビタミンEを天然酸化防止剤として使用。合成抗酸化剤(BHA・BHTなど)は配合されていない。
タンパク34%・糖質31%——保証分析値から計算した実数値
公式サイト記載の保証分析値から計算したタンパク質・脂質・糖質・カロリーをまとめた。
公式サイト記載の保証分析値より
※ 糖質は保証分析値から推定計算した値です(100−(タンパク質+脂質+粗繊維+灰分+水分))。
炭水化物源はサツマイモ・エンドウ豆・ジャガイモ。穀物は不使用だが、糖質量としては中程度の水準です。
3つの特徴——フリーレンジ・関節サポート・合成添加物ゼロ
成分データをもとに、この商品が選ばれる理由を3点にまとめた。
① 「フリーレンジ」チキン52%——数字で見えるミート主体の設計
放牧(フリーレンジ)で育てたチキンを、生肉26%と乾燥26%の2形態で計52%配合している。
生肉と乾燥を組み合わせるのには理由がある。生肉は水分を含むため、乾燥後の実質的な重量は少なくなる。乾燥チキンを加えることで、製品に占めるチキンの固形分を確保し、タンパク質量を安定させている。結果として34%以上という高タンパクが実現されている。
② 関節サポート成分を原材料レベルで配合
グルコサミン(1,000mg/kg)・コンドロイチン硫酸(700mg/kg)・MSM(1,000mg/kg)が配合されている。
これらは後から添加されたサプリメントではなく、原材料として最初から処方に組み込まれている。成長期の大型犬や、中高齢になってきた犬で関節への負荷が気になる場合に、フード単体でこれらを摂取できる点が特徴。
③ 合成添加物ゼロ——着色料・香料・合成保存料なし
着色料・香料・合成保存料(BHA・BHT・エトキシキン等)は使用していない。酸化防止にはビタミンE(ミックストコフェロール)を使用。
ただし、天然酸化防止剤は合成より効力が短命なため、開封後は早めに使い切ることが推奨される。大袋の場合、毎回開封のたびに酸素に触れて脂質酸化が積み重なる。犬の嗅覚は人間の数万倍——飼い主が気づく前に、愛犬はすでに酸化臭を感じ取っている。
合う子・合わない子
どんな犬に向いているか、向いていないか。正直に書いた。
向いている犬
- 穀物アレルギー・グルテン過敏の犬
- 高タンパク食が合う活動量の高い成犬
- チキン主体のフードへの嗜好性が高い犬
- 関節サポート成分を食事から摂りたい中高齢犬
- 全犬種・全年齢(子犬〜シニア)対応
⚠️ 向かない犬
- チキン・卵アレルギーの犬(主原料がチキン・卵)
- サツマイモ・ジャガイモ類に過敏な犬
- 糖質制限が必要な犬(31%は中程度の糖質量)
- 脂質17%は肥満犬・膵炎リスクのある犬には高め
- 超低糖質フードを探している犬(糖質10%以下が目標の場合)
よくある疑問——グレインフリーのリスク・アレルギー・保存方法
よく聞かれる疑問をQ&A形式でまとめた。
チキン52%・合成添加物ゼロ・関節サポート成分配合。
グレインフリーを正直に選ぶなら、まず数値を確認してください。
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この記事は、愛犬4頭と暮らすご縁(愛玩動物飼養管理士)が、公式の保証分析値を実際に計算し、成分を一つひとつ調べてまとめました。商品の宣伝ではなく、数値で判断するための資料として書いています。

