魚3種で36%タンパク、低GI設計
チキン・牛肉・七面鳥がドッグフードの主流タンパク源である以上、アレルギー犬の「食べられるフード」は選択肢が絞られる。T28はその数少ない選択肢のひとつ——動物性タンパク源をすべて魚に限定した設計だ。
カナダ・NUTRAM(ニュートラム)が展開するTotalシリーズの魚専用レシピで、第1原材料のマス(生肉)から始まりサーモンミール・メンハーデンフィッシュミールと続く。
粒サイズ約8mmの小粒仕様で、小型犬のパピーからシニアまで全ライフステージに対応している。
NUTRAM T28 トータル グレインフリー トラウト&サーモン(2kg・小粒)
📌 この記事でわかること
- 向いている犬・向かない犬の正直な評価(チキンアレルギー対応の可否)
- 原材料(全成分)の内容と並び順——動物性タンパク源が魚だけである理由
- タンパク質36%・脂質17%・糖質約23%の数値の意味
- 小型犬向け・全ライフステージ対応の詳細と注意点
何が入ってる?
原材料は配合量の多い順に記載される。第1原材料が何かで、フードの主役がひと目でわかる。
原材料の並び順は配合量の多い順
マス、サーモンミール、メンハーデンフィッシュミール、エンドウ豆、ヒヨコ豆、レンズ豆、キャノラ油(ミックストコフェロールで保存)、サーモン、天然香料、サーモン油、リンゴ、ニンジン、バターナットスクワッシュ、塩化コリン、キヌアシード、ブルーベリー、ブラックベリー、ケール、クランベリー、乾燥ケルプ、チコリ根抽出物、ビタミン&ミネラル(ビタミンE、ビタミンA、ビタミンD3、ナイアシン、dパントテン酸カルシウム、硝酸チアミン、リボフラビン、βカロテン、塩酸ピリドキシン、葉酸、ビオチン、ビタミンB12、キレート亜鉛、硫酸鉄、キレート鉄、酸化亜鉛、キレート銅、硫酸銅、キレートマンガン、酸化マンガン、ヨウ素酸カルシウム、セレン酵母)、ユッカシジゲラ抽出物、ニュージーランド緑イ貝、ホウレン草、セロリシード、ペパーミント、カモミール、ターメリック、ジンジャー、ローズマリー
チェックポイント
- ✓ 動物性タンパク源が魚のみ——マス・サーモンミール・メンハーデンフィッシュミール・サーモンの4つ。チキン・牛肉・七面鳥は一切使用していない。
- ✓ 炭水化物源はエンドウ豆・ヒヨコ豆・レンズ豆——GI値が低い豆類のみ。コーン・じゃがいも・タピオカは不使用。
- ✓ キャノラ油の酸化防止剤はミックストコフェロール(天然)——BHA・BHT等の合成酸化防止剤は不使用。
- ✓ ニュージーランド緑イ貝配合——天然のグルコサミン・コンドロイチン源として機能する。サプリメント由来でなく食材として配合されているのが特徴。
- ✓ ユッカシジゲラ抽出物配合——便臭の低減効果が期待されるハーブ系原材料。
- ✓ チコリ根抽出物(プレバイオティクス)配合——イヌリンを含む天然の腸内環境サポート成分。
数字で見る
保証分析値から計算したタンパク質・脂質・糖質・カロリーをまとめた。
公式サイト・Amazon記載の保証分析値より
| 成分 | 数値 | 備考 |
|---|---|---|
| タンパク質 | 36.0%以上 | 魚3種由来の高タンパク |
| 脂質 | 17.0%以上 | オメガ3・6バランス良好 |
| 粗繊維 | 5.5%以下 | 豆類由来の食物繊維 |
| 灰分 | 非公開(推定約8%) | Ca 1.4% / P 1.0%以上を含む |
| 水分 | 10.0%以下 | ドライフードの標準範囲 |
| オメガ3脂肪酸 | 1.0%以上 | 皮膚・被毛ケアに寄与 |
| オメガ6脂肪酸 | 2.7%以上 | |
| 糖質(推定) | 約23.5% | 100−(36+17+5.5+8+10)で計算 |
| 代謝エネルギー | 約372kcal/100g | 3,725 kcal/kgより換算 |
※ 糖質は保証分析値から推定計算した値です(100 −(タンパク質+脂質+粗繊維+灰分+水分))。灰分は公式未公開のため推定値を使用。エンドウ豆・ヒヨコ豆・レンズ豆が炭水化物源で、コーン・じゃがいも・タピオカは不使用。
なぜ選ばれる?
成分データをもとに、この商品が選ばれる理由を3点にまとめた。
① 動物性タンパク源が魚のみ——チキンフリーの選択肢として貴重
チキン・牛肉・七面鳥はドッグフードで最も多く使われる原材料だ。その分アレルギー犬の原因タンパクになりやすい。
T28は動物性タンパク源がすべて魚類(マス・サーモン・メンハーデン)で構成されており、これらのタンパク源に対してアレルギーがない犬であれば選択肢になる。同社のT27(チキン&ターキー)・T29(ラム&レンズ豆)と並ぶラインナップの中で、魚専用レシピはT28のみだ。
② オメガ3脂肪酸1.0%以上——魚由来の高い配合量
一般的なドライフードのオメガ3含有量は0.1〜0.5%程度にとどまることが多い。
T28はサーモン・マス・メンハーデンフィッシュミール・サーモン油と魚由来のオメガ3源が複数重なり、1.0%以上を達成している。EPA・DHAは皮膚の炎症抑制・被毛の艶に関与するとされており、皮膚トラブルが気になる犬への選択肢として機能する。
③ ニュージーランド緑イ貝・スーパーフード配合
ニュージーランド産緑イ貝は天然のグルコサミン・コンドロイチン源として知られる食材で、サプリメント由来でなく食材として直接配合されている。
加えてブルーベリー・ブラックベリー・ケール・クランベリー・キヌアシード・ターメリック・ジンジャー・ローズマリーなど、抗酸化作用が期待される植物素材が多数入る。
合う子・合わない子
どんな犬に向いているか、向いていないか。正直に書いた。
向いている犬
- チキン・牛肉・七面鳥アレルギーの犬
- 皮膚トラブルや被毛の状態が気になる小型犬
- 関節をケアしたいシニア小型犬(緑イ貝配合)
- コーン・じゃがいも・タピオカを避けたい犬
- パピーからシニアまで同じフードで続けたい飼い主
⚠️ 向かない犬
- 魚・サーモンアレルギーがある犬(全タンパク源が魚)
- 脂質を制限したい犬(17%以上は中〜やや高め)
- 大型犬の成長期(パピー期の大型犬はAAFCO適性外)
- 糖質を極限まで下げたい場合(推定23.5%は中程度)
- 粒が大きい方が好みの大型〜中型犬(約8mmは小粒仕様)
気になること
よく聞かれる疑問をQ&A形式でまとめた。
チキン・牛肉・七面鳥を避けたい犬に、魚だけのタンパク源という選択肢。
原材料・成分・口コミは販売ページで確認できます。
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