
≪ 取得した資格≫
- JADP公認上級ペットケアアドバイザー
- JADP公認トリマー・ペットスタイリスト
- JADP公認ドッグセラピスト
犬との暮らし17年、 多頭飼い歴9年、
保護犬ボランティア歴9年。
自他ともに認める犬が大好きな過保護飼い主です。
Instagram(フォロワーさん1.7万人)では我が家の愛する娘🐶達との生活と最新情報を投稿しています。
※記事内に広告があります。広告の収益は看取りボランティア施設設立の資金にさせて頂きます。
愛犬がご飯を食べなくなったら体調不良をまずは疑いましょう。
ですが、体調不良じゃなくてもご飯を食べないときはあるので、状況を見て病院に行くかどうかを判断します。
こんな時はすぐ病院へ
次のどれかに当てはまるときは、対処法を試すより先に動物病院に相談してください。
2日以上ご飯を食べない・下痢や嘔吐をする・震えている・元気がない・目がうつろ・触ろうとすると嫌がる。
上記以外でも、いつもと違う様子があるなら動物病院で診てもらうのが良いでしょう。
色々試してもご飯をあまり食べないようなら、獣医師さんに相談すると病気じゃなくてもその子に合ったアドバイスを頂けるでしょう。
元気なのにドッグフードを食べない理由
ストレス
ご飯が食べられないほどのストレスを感じている場合はストレスサインを出しているでしょう。
犬のストレスサイン:あくびをする・手を頻繁に噛む・体を頻繁にかく・家具を壊す・人の後ろに隠れる・逃げようとする・大量のよだれを出す・唸る。
詳細は犬のストレスの原因を見極める方法と年齢や性格に合わせた発散方法をご覧ください。
犬がストレスを感じる原因は
運動不足・長時間の留守番・スキンシップ不足・環境の変化・飼い主や家族がイライラしている
などが考えられます。
警戒心が強い犬は食事をする場所や環境がいつもと違うと食べられません。
ストレスサインが出ていたらまず、ストレスの原因を取り除いてあげましょう。
成長による味覚や必要な栄養素の変化
子犬・成犬・老犬と大きく成長過程が分かれますが、子犬と成犬、老犬では必要な栄養素や分量が変化します。
成長に伴い欲するものが変わるので栄養素の分量が自分に合っていないと食べない事があります。
適正な量を食べるけれども残す場合はドッグフードの見直しを検討しましょう。
犬の成長に応じた食事とは?
1歳未満の子犬は成長速度が速いので、成犬の約2倍の栄養素が必要です。少ない量でもしっかり栄養が取れる子犬用のフードをあげましょう。
1歳から6歳までの成犬は体重に合わせて適正な量のフードをあげましょう。肥満に注意です。
7歳以上のシニア犬は体調や運動量・体重管理を繊細に行い愛犬の老化に合わせて健康な身体作りをしたいですね。
おやつの食べ過ぎ
犬用おやつは匂いや味、歯ごたえなど犬が好きなものを追求し作られていますが、おやつでは犬に必要な栄養が補えません。
おやつを沢山あげると今食べなくてもおやつが食べられると学習してしまうので、ご飯を食べなくなったらしばらくはおやつを抜きましょう。
老化
人と同じで犬も歳を取ると食が細くなり、脂っぽいものが食べられなくなります。
また、ドライフードを噛んで食べる犬は年齢により歯が弱くなりドライフードが食べにくくなっている可能性もあります。
目が見えない犬だと警戒心が強く不安になりやすいので、ゆっくり落ち着いて食べられる環境を整えることも大切になってきます。
シニア犬におすすめのドッグフードの条件:噛む必要がない・食欲がなくても食べたくなる匂いがする・たくさん食べなくても栄養が取れる。
シニア犬には水分もしっかりとれて香りの良いリキッドタイプフードをおすすめします。
ドッグフードを食べないときの対処法
その子に合った美味しいご飯を探す
味・香り・歯ごたえ・大きさなど、犬にも好き嫌いがあるので、いくつかのフードや食材を試して好みを探してあげる事もご飯を残さない秘訣です。
その中でも犬の嗅覚は人間の100万倍あると言われているので、香りはとても大切な要素。
逆に味覚は人間の1/5程度で味が薄くても歯ごたえや香りが強いものを好みます。
肉や魚が主原料の高品質なフードは、香味料など無添加でも食材の匂いを活かした美味しいフードが多いですね。
フリーズドライのドッグフードは高品質な肉類が90%以上で無添加な商品が多くおすすめ。
とにかく香りが素晴らしく崩しやすいので、通常のご飯のトッピングにもなります。
フードローテーション
ご飯の味を変えてあげるのも嗅覚・味覚を刺激して食欲アップにつながります。
3種類位のフードを日ごとに変えてあげたり、朝と夜でご飯を変えるのもよい方法です。
トッピングを変えるのも簡単で味覚を刺激する方法ですね。
匂いを強くする
フードを温めると匂いがたつので電子レンジで温めたり、ぬるま湯を掛けてあげるのも食いつきが変わりやすい方法です。
ですが、ドッグフードは50℃以上温めると栄養素が崩れる可能性があるので様子を見ながら温めましょう。
また、ぬるま湯でふやかす苦手な子もいるので様子を見ながらあげて下さい。
食事場所や食器の見直しをする
神経質な犬や目が見えない、耳が聞こえない犬は食事をする際にじっと見られていたり騒がしかったりすると警戒をして食べづらくなるので、安心して食事できる環境を整えて下さい。
また、足や腰が悪い犬は食器が下過ぎると食べづらいので、前脚の付け根を目安に食器の高さを調節してあげると食べやすくなり食が進みます。
主原料が肉類のフードを選ぶ
犬は雑食なので肉類以外も食べるのですが、肉食が強い雑食なので穀物や豆類よりも肉類の方が消化しやすく旨味を感じます。
ドッグフードの原材料の一番初めに書いてある材料が肉類のフードを選ぶと香りもよく食欲が出ます。
1回のご飯の量を減らして回数を調節する。
1回では多く食べられない子には少量で少し物足りないかなと思わせるのも有効な工夫です。
完食したら4時間程度間をあけてまたあげる。
完食しなかったら半日~1日あげません(※健康な成犬向けの方法です。子犬・シニア犬・持病のある子は低血糖や脱水のリスクがあるため行わず、食べない状態が続く場合は受診してください)。
「今食べないと次はいつになるか分からない」と思わせるのも野生の本能を呼び起こしご飯を食べるようになる可能性が大きいです。
ご飯を完食したら褒めてあげる
愛犬は飼い主さんが大好きです。
飼い主さんに褒めて貰ったり、飼い主さんの喜んでいる姿を見ると幸せになります。
是非完食した時には大げさに喜び褒めてあげて下さい。
原因別 対処法早見表
フード飽き(サイン:1〜2日食べない)→ トッピング・別フードを少量混ぜる。
暑さ(夏場・水分を多く飲む)→ ウェット混合・夕食を涼しい時間に。
歯トラブル(口を気にする・よだれ)→ 歯科チェック・柔らかいフードに。
ストレス(環境の変化後)→ 静かな場所で食べさせる。
消化器疾患(嘔吐・下痢併発)→ すぐ受診。
シニアの嗅覚低下(7歳以上)→ 温めて香りを立たせる。
運動不足(1日中ゴロゴロ)→ 散歩・遊びを増やす。
食欲を取り戻す3つの裏ワザ
無塩茹で鶏をトッピング:1口分でOK・嗜好性UP。
無糖ヨーグルト少量:風味が変わって食いつきが戻る子も(少量から・お腹に合うかは個体差があります)。
15分で下げる:いつでも食べられる状態は食欲を落とす。
よくある質問(FAQ)
- 何日食べなかったら病院に行くべき?
-
元気あり・水を飲む→2日まで様子見可。
元気なし・水も飲まない→当日中に受診。
シニア・子犬は1日でも要警戒(低血糖・脱水リスク)。 - フードを変えれば食べる?
-
変えれば食べる場合は嗜好の問題。
ただし頻繁に変えると偏食になる。
1ヶ月以上同じフードで様子を見て、変える時は10日かけて段階的に。 - トッピングをずっと続けても大丈夫?
-
トッピングは栄養バランスを崩しがち。
総合栄養食フードを主食にしつつ、トッピングは1日5%以内・嗜好性向上目的で適度に。 - シニア犬の食欲が落ちたら?
-
嗅覚低下・歯トラブル・内臓疾患を疑う。
シニア向けの食べやすいフードに変えるのも有効。
改善なければ受診。
まとめ
ご飯は健康の源、とても大切です。
愛犬がご飯を食べなくなったらまずは体調不良を疑い、いつもと違うところがないか観察しましょう。
体調が悪くないのに食欲がないようなら、食べなくなった理由を考えて対応してあげます。
ストレスが原因ならまず、ストレス解消を考えます。
成長による味覚の変化がある年齢ならフードの見直しを考えます。
おやつを毎日あげるご家庭はおやつを止めてみましょう。
7歳を過ぎて食欲が落ちたようなら食べやすいように柔らかくしたり、香りを引き立てる工夫をします。
その他にも個々に合わせて美味しいと思うご飯を探したり、味変や香りを強くするなどの工夫をしてみましょう。
いつまでも元気で楽しく過ごすためにちょっとずつ試してみてください。
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