【意外と知らない!?】自分のペースで出来る「保護犬ボランティア」種類と正しい参加方法

保護犬ボランティアの種類と参加方法

犬のボランティア活動に興味はあるのに、情報が多すぎてどうしたらいいか分からないと思っていませんか?

興味はあるけれど、時間が拘束されたり、やる事が多かったりしないかと心配になったりしませんか?

ご縁

私はクラウドファンディングでボランティア団体の犬舎建設の予算を集めたり、預かりボランティアや里親として保護犬を迎え入れたりしました。

犬の保護ボランティアは尊いものですが、良いボランティア団体ばかりでは無いのも事実です。
辛い場所から保護した犬たちが保護団体でも苦しんでいたりします。
お金を稼ぐことだけを目的とした団体もあるようです。

ボランティア団体を探す方法

都道府県の動物愛護センターに問い合わせをし、
動物愛護センターに登録しているボランティア団体から選ぶ事をお勧めします。

お住まいの動物愛護センターに問い合わせをし、何件か教えて貰って下さい。
その中で環境や活動内容を見聞きし、出来そうなボランティア活動をやっている団体を探して下さい。

この記事では、これまでの経験を活かし、自分のペースで参加できるボランティア活動の種類とその具体的な参加方法をご紹介します。

犬の殺処分などに心を痛めている方に向けて、少しでも多くの情報をお伝えし、行動に移すきっかけを提供できればと思います。

ボランティア活動を通じて、犬たちの命を救い、幸せな生活を提供するための一歩を一緒に踏み出しましょう。

この記事を書いた人

≪ 取得した資格≫

  • 愛玩動物育養管理士
  • JADP公認上級ペットケアアドバイザー
  • JADP公認トリマー・ペットスタイリスト
  • JADP公認ドッグセラピスト

犬との暮らし16年、 多頭飼い歴7年、

保護犬ボランティア歴7年。

自他ともに認める犬が大好きな過保護飼い主です。

Instagram(フォロアーさん1万人)では我が家の愛する娘🐶達との生活と最新情報を投稿しています。

※記事内に広告があります。広告の収益は看取りボランティア施設設立の資金にさせて頂きます。

目次

保護犬ボランティアの種類

保護犬支援には、経験や資格は一切必要ありません。

高齢者、学生、働く人など、どなたでも無理なく参加できる方法が数多くあるのです。

例えば、ボランティア施設での犬の世話から、外出時の散歩補助、里親募集の広報活動など、自分のライフスタイルに合わせて選べます。

気軽に始められる活動から徐々に広げていけば、いつの間にか保護犬達を優しく見守る一員になれるでしょう。

あなたのささやかな行動が、かけがえのない命を守る大きな力になります。

寄付

働きながらボランティアをすることは決して簡単なことではありません。

それでも何かしたいという気持ちを持つ方には、寄付という形での支援も重要なボランティア活動です。

あなたの寄付は、保護犬たちの命を救うための大きな力となります。

自分のできる範囲での支援が、犬たちの未来を変える一歩となるのです。

寄付の使い道
  • 預かっている動物の生活費
  • 譲渡会の費用
  • 病気、ケガなどの治療費
  • 避妊去勢手術費用
  • 食事や生活費
  • ワクチン代
  • マイクロチップ挿入費

病院代は急に必要になる高額の料金ですが、
保護犬は病院のお世話になる事が多いですね。

物品の寄付

実は不用になった日用品も保護施設で大活躍します。

家にある余剰品や処分予定の物を提供するだけで、保護犬の生活環境が改善され、新しい命に新しい命が吹き込まれます。

今まで捨てようと思っていた物の中に、保護犬を救う宝物が隠れているかもしれません。

一人ひとりの小さな行動が、力強い循環を生み出すのです。

多くのボランティア団体が必要としているもの
  • ドックフード(指定のある場合が多いので、詳細を尋ねてから購入しましょう)
  • ペットシーツ
  • 毛布、タオル(使い古したものでも良い場合が多いです)
    • 保護犬たちのベット代わりや、母犬が出産する際に重宝します。
  • 新聞
  • ケージ 
ご縁

毛布やタオルは清潔で居心地の良い環境を作るためにとっても重宝します。

譲渡ボランティア

保護された犬に新しい家族の暖かい愛情を届ける活動、それが里親募集です。

最も一般的なのが、犬を直接見ることができる「譲渡会」です。

会場では実際に触れ合い、性格などを知ることができます。

オンラインでは、保護団体の公式サイトや里親マッチングサイトを活用。

写真と詳細なプロフィールから気に入った子を見つけられます。

SNSを使った募集活動もあり、友人知人に素早く情報が拡散されるメリットがあります。

里親を探す際は、犬の性格や年齢、飼育環境の条件をしっかり確認し、お互いにストレスなく幸せな家族になれるよう、マッチングに気を付けましょう。

たくさんの人の力で、早く素敵な出会いがあることを願っています。

ご縁

SNS活動が得意な方も貴重な人材です。

保護犬の里親になる

里親になることは保護活動の最終目標ですが、そのためには一定の条件が課されています。

保護団体はすべての犬に最善の生活環境を約束するため、厳正な審査を行うのです。

具体的な条件は団体によって異なりますが、通常は面接と自宅環境の確認が義務付けられています。

愛情を持って最期まで面倒を見られるか、適切な居住スペースが確保できるかなどを慎重に見極めます。

単なる好き好んでの飼育ではなく、本当の家族として迎え入れられるかがポイントとなります。

生い立ちの辛い思い出を持つ保護犬にとって、安心して守られる確かな絆が何より大切なのです。

東京都愛玩動物相談センターの場合

・都内にお住まいで20歳以上60歳以下の方

・現在、犬や猫を飼育していない方

・家族に動物に対するアレルギーを持っている方がいない方

・飼うことを家族全員が賛成している方

最期まで責任を持って飼い続けることができる方

・経済的、時間的に余裕がある方

・動物に不妊去勢手術による繁殖制限措置を確実に実施できる方

・集合住宅・賃貸住宅の場合は、規約等で動物の飼育が許されている方

・当センター主催の譲渡事前講習会を受講している方

ご縁

里親さんになるには厳しい条件がありますが、保護犬は辛い思いをした子が多いので、
幸せになってもらう為の大切な約束です。

一時預かり

保護された犬たちが、本当の家族と出会うまでの間、一時的に世話をするのが「預かりボランティア」の役割です。

ここでは、愛情たっぷりの手厚い世話が欠かせません。

適切な食事と運動で健康を保ち、人間との触れ合いを通して家庭生活に慣れさせていきます。

温かい寝床と、遊び相手になってくれる人の存在は、辛い経験した保護犬にとって、貴重な安らぎと癒しをもたらします。

一時預かりは、本来の幸せな生活に向けた重要な準備期間。

多くの愛情を注がれた保護犬は、心身ともに成長を遂げ、いずれ里親家庭への円滑な移行が可能になるのです。

たとえ永遠の家族にはなれなくとも、預かり期間中に与えた愛情は、保護犬の命を次の幸せへと確実につなげます。

ご縁

余裕があれば、おトイレや散歩が出来るようにしてあげると
里親さんが見つかりやすくなります。

散歩・お手伝いボランティア

保護施設では常に人手不足に悩まされています。

スタッフだけではすべての愛護動物のケアを行き届かせることが難しい現状があります。

そこで力になるのが、ボランティアによる「ふれあい活動」です。

犬のお散歩やブラッシング、遊び相手になることで、運動不足の解消やストレス発散を図ります。

人とのスキンシップを積み重ねることで、保護された子犬たちは人間不信を徐々に解消し、新しい家族を迎え入れる心の準備ができあがっていきます。

ボランティアには特別な資格は必要ありません。

愛犬家である皆さんの温かい心と行動力が、保護犬の命を次の幸せへと導く原動力となるのです。

スタッフに代わり、たとえ数時間でも愛情を注ぐことが、大切な命を守る活動へとつながります。

ご縁

一緒に遊ぶのもボランティアです。

ミルクボランティア

保護された子犬たちの中には、生まれたばかりの幼い命も多くいます。

哺乳期には2~3時間おきに授乳を行う必要があり、そうでない時間帯も常に世話を欠かせません。

また、生後しばらくは人間不信な子も多く、人に慣れさせる機会を作ることが大切な発達段階です。

このように、デリケートな時期の子犬に対しては、専門的なケアと手厚い世話が欠かせません。

施設のスタッフだけでは行き届かない部分を、ボランティアの皆さんの愛情に満ちた活動で補うことができるのです。

保護犬の健全な心身の成長は、最終的に里親探しの成功にもつながります。

幼い命の大切な時期を見守り、しっかりと成長の手助けをすることが、ボランティアの重要な使命なのです。

一つ一つの愛情あふれる行動が、保護犬の健やかな未来につながっていきます。

ご縁

体調管理も大変な時期の大変な活動ですがとっても可愛い時期も見続けられますね。

ボランティア団体が管理する犬舎の清掃

犬のトイレや部屋、犬舎全体のお掃除をしたり、フードや水の補給をすることも大切なボランティア活動の一部です。

保護団体の犬舎では、多くの犬がケージの中で過ごすため、放し飼いにすることができません。

そのため、犬たちと触れ合い、遊んであげることが重要です。

こうした活動を通じて、犬たちのストレスを発散させ、精神的な健康を保つ手助けをします。

あなたの心温まるケアが、保護犬たちの生活の質を向上させます。

ご縁

犬はキレイ好きなので、お部屋は清潔な環境にしてあげたいですね。

譲渡犬、保護犬の搬送

保健所や離れた場所から救出された犬たちを、適切な保護施設や里親宅まで無事に輸送することが、輸送ボランティアの大きな役割です。

移動手段は車両からフライトまで多岐にわたります。

長距離の場合は交通機関を使った輸送が一般的で、旅行や出張時にボランティアが同行するケースもあります。

動物を円滑に目的地まで運ぶには、専門的な知識と配慮が求められます。

立往生に備えた食料の用意や、ストレス軽減のための休憩など、常に愛護の心を持って行動する必要があります。

保護された犬にとって、輸送は新しい生活への一歩。

安全かつ快適な移動は、これからの幸せへと導く重要な関門となります。


ボランティア活動の参加方法

保護犬ボランティアを始めるにあたり、いきなり適切な団体を探すのは容易ではありません。

そんな時は、まず最寄りの動物愛護センターに問い合わせをするのが賢明でしょう。

各都道府県に設置されているこの公的機関では、地域で活動する保護団体の詳細なリストを把握しています。

信頼できる優良団体のみを紹介してくれるため、初心者でも安心して活動を始められます。

団体の選び方のポイントは、自分の希望する活動内容や負担可能な時間などとのマッチング度合いです。

動物愛護センターのスタッフが、適切なアドバイスを提供してくれるはずです。

公的機関に登録された団体を選べば、最初から質の高いボランティアライフをスタートできます。

気になる点があれば気軽に尋ねて、あなたに合った環境で保護犬を支援しましょう。

全国の行政の行っている動物愛護センター一覧

保護活動の崇高な理念に反し、営利主義に走る一部の団体の存在が指摘されています。

そうした団体では、保護された犬たちが劣悪な環境に置かれている可能性もあります。

ボランティア活動を始める際は、事前に慎重な確認が欠かせません。

最寄りの動物愛護センターに登録された団体から選ぶのが賢明ですが、さらに現地で実際の活動状況を視察するべきでしょう。

環境が不衛生で疎かな世話しかされていない、スタッフの対応に不審な点が見られる、金品の強要があるなど、少しでも疑念を持ったら別の団体を探すことをおすすめします。

保護された命に、第二の苦しみを強いるようでは本末転倒です。

最初から信頼できる団体を選び、心を寄せる犬たちに誠実に向き合うことが大切なのです。

適切な活動を通じて、本当の愛護精神を体現しましょう。

\愛犬の勉強をしてもっと絆を深めよ う/

まとめ

愛らしい犬の命は、毎年多くが安楽死という過酷な現実に直面しています。

保護活動への関心は高まっているものの、一人ひとりにできることは限られているのが実情です。

しかし、誰でも気軽に始められる方法があり、自分のライフスタイルに合わせて選べば、大切な命を守る上で大きな力となります。

寄付は金銭的にも物品でも可能で、継続的な協力が保護活動を下支えします。

また、余剰品の提供はリユース・リサイクルにもつながり、環境保護にも一役買えます。

命の危機に立たされた犬たちにとって、いずれは里親との出会いが最良の道となります。

ボランティアによる譲渡会や各種媒体での募集は、その好機を提供します。

募集時には性格や飼育環境条件を十分に確認し、両者にストレスのないマッチングを心がける必要があります。

一方、保護施設での一時預かりは、その間の大切な役割を果たします。

適切な世話を通して犬の心身の健全な成長を見守り、出会いへと導きます。

ボランティアによる清掃や補給作業、レクリエーション活動は、施設環境の改善と運動不足解消に貢献しています。

移動の際の輸送ボランティアも重要です。

専門的な配慮のもと、旅行や出張で同行するなどして、保護犬の新天地への無事な到着をサポートします。

ボランティア活動を始める際の最初の一歩は、信頼できる適切な団体を選ぶことから始まります。

最寄りの動物愛護センターに登録された団体を確認し、現地の活動状況を十分に視察することが賢明です。

疑念を抱いた場合は、別の団体を検討する方が賢明でしょう。

命の重さを胸に刻み込んだ真のボランティア活動を通して、一匹でも多くの保護犬が温かく包まれた新しい人生を歩めますように。小さな行動の積み重ねが、きっと大きな愛の輪につながっていきます。

保護犬ボランティアの種類
  • 寄付
  • 物品の寄付
  • 譲渡ボランティア
  • 保護犬の里親になる
  • 一時預かり
  • 散歩・お手伝いボランティア
  • ミルクボランティア
  • ボランティア団体が管理する犬舎の清掃
  • 譲渡犬・保護犬の搬送


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