保護犬とは、動物愛護センターや保健所などの行政に保護された犬のことです。
ですが、一体どうして『保護された』のでしょうか。
📌 この記事の結論|保護犬が生まれる理由の多くは「人間の都合」
- 飼育放棄:問題行動・飼い主の死去・経済理由・離婚引越しが4大要因
- 多頭飼育崩壊:避妊去勢を怠った結果の繁殖過多
- 野良犬:脱走・遺棄。
生き残れるのは丈夫なミックス犬が中心 - 私たちにできること:保護犬を迎える/里親探しを応援/適正飼育を周りに広める
その理由には多頭飼育崩壊や飼育放棄、虐待で動物愛護センターに保護されるケースもありますが、
一概に他人事だとは言えないような理由もあります。
犬に辛い思いをさせている飼い主がいると思ったら、警察か動物愛護センター又は地方自治体に連絡をしてください。
情報を元に、飼育改善指導が動物虐待に該当する可能性があるかを判断し対応してくれます。
ご縁しつけと虐待を間違えてる人がいますよね。
そして、保護犬がどうして『保護された』のかという理由を知り、【犬を飼う】という事を改めて考えて頂けましたら幸いです。


≪ 取得した資格≫
- 愛玩動物育養管理士
- JADP公認上級ペットケアアドバイザー
- JADP公認トリマー・ペットスタイリスト
- JADP公認ドッグセラピスト
犬との暮らし17年、 多頭飼い歴9年、
保護犬ボランティア歴9年。
自他ともに認める犬が大好きな過保護飼い主です。
Instagram(フォロアーさん1万人)では我が家の愛する娘🐶達との生活と最新情報を投稿しています。
※記事内に広告があります。広告の収益は看取りボランティア施設設立の資金にさせて頂きます。
保護された犬たちの生い立ち
飼い主からの飼育放棄


飼育放棄をする理由
- 問題行動を起こすから(咬む・鳴き止まない・言う事をきかない等)
- 飼い主さんの死亡または病気
- 金銭的な問題(犬が病気になり病院代が払えない等)
- 離婚や引っ越し



問題行動を起こさせたのも飼い主です!
犬は頭が良いので、適切なしつけをすれば直ります。
野良犬


捨てられた又は脱走した犬が野良犬となります。
殆どの飼い犬は餌を捕る事が出来ず、餓死するか病気になり生き残れません。
生き残れるのは体が丈夫なミックス犬が大半を占めます。



犬が脱走しない環境づくりも飼い主の責任です。
多頭飼育崩壊


無秩序にペットが増え、飼い主が適正に飼育できる数を超えた結果、経済的に破綻し、ペットの飼育ができなくなる状況を多頭飼育崩壊と言います。
※環境省は「人、動物、地域に向きあう多頭飼育対策ガイドライン」を作成し、飼い主への指導とペットの不妊・去勢手術や引き取り・譲渡の推進を自治体に呼びかけています。



病気を防ぐ為にも、不妊・去勢手術は必要です。
繁殖引退


販売を目的に子犬を出産してきた母犬が、年齢や病気等で子犬を産めなくなると「引退犬」と呼ばれます。
動物愛護管理法の改正により引退する年齢が決まった事で、無理な出産をさせる事が出来なくなりますが、ブリーダーから引退する犬⇒『保護犬』が増えると予想されています。
生涯出産回数は6回まで、メスの交配は6歳までと制限を設ける
ブリーダー崩壊


犬を大量に繁殖させているブリーダーの多くは劣悪な環境で繁殖を繰り返します。
繁殖できなくなった母犬や病気の子犬は保護犬となります。
※現在は法改正や動物愛護の意識の高まりにより強制的に廃業させられたり、資金繰りが出来なくなり廃業することが多くなりましたが、まだまだ苦しんでいる犬たちがいます。
ブリーダーやペットショップらが飼育できる頭数を従事者1人当たり繁殖犬15頭、販売犬20頭を上限とする。



犬を店頭で販売しない国が増えています。
衝動買いを無くすためにも日本も見習って欲しいです。
問題行動のある飼い主を見かけたら


- 確証がある場合は警察に通報をして下さい。
虐待は犯罪です。 - 確証がないようなら、動物愛護センター又は地方自治体に相談をして下さい。
情報を元に、飼育改善指導が動物虐待に該当する可能性があるかを判断し対応してくれます。
愛護動物に対し、みだりにえさや水を与えず衰弱させるなど虐待を行った者
→1年以下の懲役または100万円以下の罰金
愛護動物を遺棄した者
→1年以下の懲役または100万円以下の罰金
ネグレスト
⇒健康管理をしないで放置 ・病気と知りながら看病をしないで放置する事も命に係わる虐待です。
まとめ


保護犬とは、飼育放棄や多頭飼育崩壊、ブリーダー崩壊、虐待などにより、動物愛護センターや保健所などの行政に保護された犬のことです。
保護犬を作っているのも人間、保護犬を救うことが出来るのも人間です。
私達ひとりひとりが出来ることは、飼育している犬を最後まで責任を持って面倒を見ること
苦しんでいる犬を見かけたら警察や動物愛護センターなどに連絡することです。
殺処分だけではなく「保護犬」もゼロにするために、犬を飼う際はしっかりと家族で考える事が大切です。
保護犬になる理由 内訳の現状
| 理由 | 占める割合の傾向 | 背景 |
|---|---|---|
| 飼い主からの飼育放棄 | ★★★ 最多 | 問題行動・経済・引越し・離婚 |
| 飼い主の死去・入院 | ★★☆ 増加中 | 高齢化社会・身寄りなし |
| 多頭飼育崩壊 | ★★☆ | 避妊去勢未実施・収集癖 |
| 野良犬・遺棄 | ★☆☆ | 地方で残存。 脱走後の捕獲含む |
| 災害・事件 | ★☆☆ | 避難所での受け入れ困難 |
私たちにできる3つのこと
- 保護犬を迎える:里親になる方法を参考に、ライフスタイルに合う子を選ぶ
- 一時預かり・ボランティア:一時預かりボランティアとして支える
- 正しい知識を広める:問題行動の多くはしつけで改善可能。
避妊去勢の重要性を周囲に伝える
ご縁ちゃんの一言
「保護犬は問題があるから保護された」と思ってる人が多いけど、ほとんどは人間の都合で行き場を失った子たち。
出会えれば、家庭犬としての愛情の深さは何にも替えがたいの。
ご縁が看取り施設を作りたいのも、この子たちに最期まで安心できる場所を残したいからなんだ。
よくある質問(FAQ)
Q. 保護犬を迎えるのに費用はかかりますか?
A. 譲渡費用(健康診断・ワクチン・避妊去勢の実費)として2~5万円程度が一般的。
ペットショップの数十万円と比べると経済的だが、その後の医療・食費は通常と同じです。
Q. シニアの保護犬を迎えるのは難しい?
A. 体力的な配慮は必要ですが、性格が落ち着いていて家庭に馴染みやすい子が多い。
残された時間を大切に過ごす「看取り里親」として迎える選択も尊い形です。
Q. しつけが不安なのですが、保護犬でも大丈夫?
A. 保護団体のスタッフが性格や問題行動を把握しているので、相性のいい子を相談しながら選べる。
トライアル期間がある団体も多く、安心して始められます。
Q. 保護犬を増やさないために私たちができることは?
A. 避妊去勢の徹底、最後まで責任を持って飼う、衝動的にペットショップで買わない、知識を広める。
保護犬ボランティアの始め方から自分に合う関わり方を選ぶのもおすすめです。
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