
≪ 取得した資格≫
- JADP公認上級ペットケアアドバイザー
- JADP公認トリマー・ペットスタイリスト
- JADP公認ドッグセラピスト
犬との暮らし17年、 多頭飼い歴9年、
保護犬ボランティア歴9年。
自他ともに認める犬が大好きな過保護飼い主です。
Instagram(フォロワーさん1.7万人)では我が家の愛する娘🐶達との生活と最新情報を投稿しています。
※記事内に広告があります。広告の収益は看取りボランティア施設設立の資金にさせて頂きます。
自宅で愛犬のシャンプーをするメリット3つ

自宅シャンプーのメリットは、サロン代がかからないこと・気になったときにすぐ洗えること・愛犬の体調に合わせて調整できることの3つです。
シャンプーの頻度は犬種・生活環境・運動量によって変わりますが、1か月に1回程度が目安になります。
1.サロン代がかからず消耗品だけで済む
トリミングサロンでシャンプーをお願いすると、そのたびに料金がかかります。
自宅で洗えば、必要になるのはシャンプー剤やコンディショナーなどの消耗品だけです。
毛量の多い犬種や多頭飼いのお宅ほど、この差は大きくなります。
2.汚れや匂いが気になったらすぐ洗える
サロンにお願いする場合は、予約を取り、その時間に連れて行き、終わったら迎えに行くという段取りが必要です。
自宅なら、汚れや匂いが気になったタイミングで、飼い主と愛犬の都合のよい時間に洗えます。
愛犬にとっても、知らない場所でお迎えを待つより、家で飼い主に洗ってもらう方が負担が少ないと考えられます。
3.愛犬の体調に合わせて調整できる
自宅でのシャンプーは、体調がすぐれない日は見送る、皮膚や被毛の状態に合わせて洗浄成分を変える、途中で休憩を入れるといった調整が自由にできます。
慣れた場所で短時間で終えられるぶん、愛犬のストレスも少なくなります。
我が家では留守番が多いこともあり、シャンプーの時間がそのままコミュニケーションの時間になっています。
自宅シャンプーの3つのコツ

自宅でシャンプーをするときのコツは、愛犬に合ったシャンプーを選ぶ・シャンプーを完全に洗い流す・毛根までしっかり乾かすの3つです。
どれも皮膚のトラブルに直結するので、順番に押さえていきます。
その前に1つだけ。
人間用のシャンプーは犬に使わないでください。
犬の皮膚は人間よりかなり薄く、人間用は洗浄力が強すぎて皮脂を落としすぎてしまうことがあります。
皮脂は外からの刺激を防ぐ役割があるため、落としすぎるとしばらくの間、皮膚を守る力が弱くなります。
1.愛犬に合ったシャンプーを選ぶ
まず、成分表の記載がないシャンプーは避けます。
ペット用シャンプーには成分の表示義務がないため、何が入っているか分からない商品が実際にあります。
成分は配合量の多いものから順に書かれているので、先頭に何があるかを見るのが基本です。
洗浄成分である界面活性剤は、大きく4系統に分けられます。
高級アルコール系(ラウレス硫酸系・スルホン酸系など)は洗浄力が高い一方、皮膚への負担が大きいため、汚れがひどいとき以外は控えめにします。
石鹸系(脂肪酸・石鹸素地など)は油分や脂分に強く、オイリー肌の犬向きですが、すすぎにくいのが難点です。
アミノ酸系(ラウロイル・ココイル・Nアシルなど)は皮膚にやさしく、敏感肌・乾燥肌の犬向きですが、洗浄力は弱めです。
ベタイン系(〇〇ベタイン)は4系統の中で最も皮膚にやさしく、敏感肌・乾燥肌の犬向きです。
こちらも洗浄力は弱めになります。
アミノ酸系・ベタイン系は高価格帯の商品に多く、キャッチコピーにもよく使われます。
ただし成分表でアミノ酸系・ベタイン系の次に高級アルコール系が並んでいる場合は、刺激が強い可能性があるので順番まで確認してください。
界面活性剤の種類ごとの成分名や、無添加表示の読み方は犬用シャンプーの選び方|成分と界面活性剤で詳しくまとめています。
肌にやさしい洗浄成分を選びたい場合は、ベタイン系の洗浄成分を使い、全成分を公開している商品が探しやすいです。
PAL&I パルアイ 犬用シャンプー 300ml(4.3★・2,440件/コカミドプロピルベタイン配合・全成分公開)
香りと色は犬には必要のない成分ですが、ほとんどの商品に入っているのが現状です。
その中で無香料・無着色の商品は数が限られます。
自然流 全犬種用 300ml(4.5★・333件/無香料・無着色)
2.シャンプーを完全に洗い流す
シャンプー剤に含まれる洗浄成分は、皮脂や汚れと一緒に皮膚や被毛の油分・水分も落とします。
すすぎ残しがあると、皮膚や被毛の乾燥・皮膚炎やかゆみ・臭いの原因になります。
泡がなくなるまでシャワーで流し、指で皮膚や被毛を触ってぬるつきが残っていないか確認します。
完全に流せていれば、キュッキュッとした感触になります。
商品によって放置時間や流し方の指示があるので、そこは表示に従ってください。
3.毛根までしっかり乾かす
毛根は水分を含みやすく、乾かし方が足りないと皮膚炎や感染症・臭い・皮脂汚れの残りにつながります。
しっかり乾かすとブラッシングがしやすくなり、毛玉ができにくくなって、被毛もまとまりやすくなります。
ドライヤーの前にタオルでどれだけ水分を取れるかで、その後の時間が大きく変わります。
我が家は水泳で使われる高吸水タイプのタオルで7割ほど乾かしてから、ドライヤーに移ります。
SWANS 速乾タオル(4.3★・1,756件/水泳用の高吸水セームタオル)
自宅シャンプーでやりがちなNG行動5つ

犬の皮膚は人よりずっとデリケートです。
自宅シャンプーは手間がかかるぶん「まあいいか」で省いてしまいがちな工程がありますが、次の5つは皮膚トラブルに直結します。
1.ブラッシングをせずにシャンプーをする
ブラッシングをせずに濡らすと、汚れやもつれが残ったまま洗うことになり、シャンプーの働きが十分に届きません。
濡れた毛のもつれは絡まりが強くなり、痛みや不快感の原因になります。
愛犬にとってシャンプーが嫌な時間になってしまうので、洗う前のブラッシングは省かないでください。
2.香りの強いシャンプーを使う
香りの強いシャンプーは、犬の鼻や呼吸器に負担をかけることがあります。
特に気管支に問題を抱える犬、肌トラブルやアレルギーのある犬には向きません。
良い香りは飼い主のためのものです。
犬にとっては自分の匂いが消える方が落ち着かないので、香りは控えめなものを選びます。
3.リンスインシャンプーを使う
リンスインシャンプーはシャンプーとリンスが一体になったもので、洗浄力が強めの商品が大半です。
皮脂を落としすぎると、皮膚の乾燥やかゆみにつながります。
被毛も乾燥しやすくなり、特に長毛種はもつれや切れ毛の原因になります。
シャンプーとリンスは分けて使うのがおすすめです。
4.ブラッシングをしないままドライヤーだけをかける
乾かすときにブラッシングをしないと、被毛が伸ばされないまま乾き、毛玉ができやすくなります。
毛玉は愛犬の不快感や痛みになるうえ、汚れの温床にもなります。
ブラッシングにはシャンプーだけでは取り切れない汚れや皮脂を取り除く働きもあります。
ドライヤーを当てながら少しずつ被毛を伸ばしていってください。
5.表面が乾いた時点でドライヤーを止める
表面が乾いていても、毛根が湿ったままのことがあります。
湿って暗い状態はカビや真菌が増えやすく、かゆみや皮膚トラブルの原因になります。
毛をかき分けて、毛根がサラサラになっているかを確認してください。
毛根の毛がダマになっている場合は、まだ乾いていない証拠です。
我が家(3姉妹)のシャンプー&ドライの手順
我が家は3頭の多頭飼いで、毎月1日を自宅シャンプーの日にしています。
シングルコートのストレートヘアで乾きが一番早い長女のチワワからスタートし、1頭ずつ順番に洗います。
お風呂でシャンプーとリンスをしたら、水泳で使われる高吸水タイプのタオルで7割ほどまで水分を取ります。
足先や脇は乾きにくいので、この時点でしっかり水分を取っておくとドライヤーがぐっと楽になります。
部屋に戻ったら、ドライヤーを当てながらブラッシングをします。
毛根の毛がダマになっていたら、まだ乾いていない合図です。
毛をかき分けて、毛根までサラサラになるまで乾かします。
トリミング教室で教わった一番大切な言葉は「タオルでどれだけ乾かせるかが勝負です」でした。
SWANS 速乾タオル(4.3★・1,756件/水泳用の高吸水セームタオル)
自宅シャンプーのよくある質問
- シャンプーの頻度はどのくらいが目安ですか?
- 犬種・生活環境・運動量によって変わりますが、1か月に1回程度が目安です。
皮膚の状態によって適した頻度は変わるため、かゆみや赤みがあるときは動物病院で相談してください。 - 人間用のシャンプーを使ってもいいですか?
- 使わないでください。
犬の皮膚は人間よりかなり薄く、人間用は洗浄力が強すぎて皮脂を落としすぎることがあります。
皮脂が落ちすぎると、しばらくの間、皮膚を守る力が弱くなります。 - どの洗浄成分を選べばいいか分かりません。
- 乾燥肌・敏感肌ならアミノ酸系かベタイン系、皮脂が多くべたつきやすい肌なら高級アルコール系か石鹸系が向いています。
肌質の判断に迷うときは、動物病院で診てもらうと確実です。 - リンスやコンディショナーは必要ですか?
- リンスには洗い流しやすくする働きがあるため、すすぎ残しを減らしたい場合に役立ちます。
ただしシャンプーとリンスが一体になったリンスインタイプは洗浄力が強めの商品が多いので、別々に使う方が調整しやすいです。
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