カーミングシグナル15のサインで愛犬の気持ちを読む

カーミングシグナル

犬と会話がしたい

📌 この記事の結論|カーミングシグナルは「犬の言葉」。
読み取れば信頼関係が深まる

  • 代表的な5サイン:あくび/舌なめずり/そっぽ向き/座る/背中見せ
  • 意味:相手や自分を落ち着かせたいときに出すストレス軽減シグナル
  • 叱るのは逆効果:シグナルを無視するとストレス蓄積→吠え噛みに発展
  • 飼い主も使える:あくび・ゆっくり瞬きで犬を落ち着かせられる
  • シニア犬は特に注意:体調不良サインと混同しないよう日々観察を
女性

犬とのコミュニケーション方法は何が良いのかな?

ご縁

『カーミングシグナル』を覚えると愛犬の気持ちが分かります。
会話もできますよ。

目次

カーミングシグナルとは

犬はしぐさや行動で気持ちを表すのが上手ですが、その中でカーミングシグナルは

相手に伝えたい感情や自分を落ち着かせるためのしぐさや行動

を表します。

相手や自分を落ち着かせるサインが多いのが特長で、人が犬にカーミングシグナルを見せることで犬に気持ちを伝えることが出来ます。

カーミングシグナルは大きさ、色、見た目に関わらず世界中の全ての種類の犬が持っています。
すべての犬です。
真の世界共通言語であり、すばらしいものだと思います。
なぜなら、世界中、どこでどんな犬と会っても、コミュニケーションできるからです。

トゥーリッド・ルーガス(Turid Rugaas)著『カーミングシグナル』より

カーミングシグナルを考えた人

カーミングシグナルはノルウェーの動物学者でありヨーロッパのドッグトレーナー協会を創設したトゥーリッド・ルーガス(Turid Rugaas)女史が1996年に書籍で発表し、世界中で研究が始まり浸透していった理論です。

トゥーリッド・ルーガス女史は著書「カーミングシグナル」で犬は仕草や行動で犬や人とコミュニケーションを取るための言葉を話すと語っています。

カーミングシグナルの種類

犬のカーミングシグナルは30種類以上あると言われていますが、今回はカーミングシグナルが世界で認知されるもとになったトゥーリッド・ルーガスの著書「カーミングシグナル」で記載してある種類をご紹介します。

1.顔の向きを変える

「敵意はないから安心して」
「落ち着いて」
「そんなことしないで」
2.目をそらす

「落ち着いて」
「私はあなたに集中していないよ」
「ストレスをかけないで」
3.鼻を舐める
必要以上に鼻水が出るのはストレスサイン
自分を落ち着かせる効果があります。
4.固まる
「何もしないから大丈夫だよ」
5.ゆっくりと歩く
「緊張しなくても大丈夫だよ」
6.お尻をあげる
(プレイング・バウ)
「遊ぼうよ」
「攻撃しないよ」
7.座る・伏せる
チワワ
「落ち着こう」
「私は攻撃しないよ」
8.あくびをする

「落ち着いて」
「私はあなたに注目していないよ」
9.匂いを嗅ぐ
「あなたに集中してないでしょ、だから私に集中しないで」
10.カーブする
カーブをしながら歩く犬
「攻撃するつもりはないよ、安心して」
「落ち着いて、大丈夫だよ」

11.間に割って入る
「ケンカはやめようよ」
「落ち着こう」
12.尾尻を振る
尾尻が下がり気味なら
「落ち着いて」
尾尻が上がり気味なら
「私は強いですよ。
やるならやりますよ」
13.子犬のような行動
「私は強くないよ、弱いから大丈夫だよ」
14.瞬きをする
「そんなに注目しないで、私は見ていないでしょ」
多くは体の硬直やしっぽが下がる、視線を外すなどの行動を伴います。
15.片足をあげる
「敵意はないよ」
自分を落ち着かせようとする行動でも使われます。
ご縁

愛犬に安心感を与えるには寝転んで、
低い姿勢で背中やお腹を見せると良いですね。

「ストレスサイン」と「カーミングシグナル」

あくびをしたり、伸びをしたり、ブルブルっと震えることはストレスサインであり、相手に警戒心を無くすカーミングシグナルでもあります

ストレスサインとカーミングシグナルは同じ仕草や行動が多くあります。

カーミングシグナルは生まれながらに持っている本能からでる感情を表した仕草や表情ですが、経験から学習することで表現方法が上手になります。

ストレスサインを出したときに相手の表情やしぐさが良い方向に変化することで、カーミングシグナルをしっかり把握し、相手にも伝わりやすくなります。

特に子犬の時に沢山の犬や人と接した経験がある犬はカーミングシグナルが上手ですね。

また、人と同じで眠いときはあくびをしますし、起きたら伸びをしますが、これはカーミングシグナルではありません。

カーミングシグナルかな?ストレスサインかな?又は生理現象なの?と感じた時は、行動やしぐさをした前後の状況や周りの変化を考えて判断しましょう。

人が使えるカーミングシグナル

カーミングシグナルは犬の言葉で、人が使うと犬に通じる行動やしぐさがあります。

「あなたに集中していないでしょ、緊張しないで」

  • 視線をそらす
  • 顔を背ける
  • 弧を描いて近づく
  • ゆっくり動く

「怖くないよ、攻撃しないから」

  • 座る
  • まばたきをする
  • あくびをする
  • 唇を舐める

しっぽを振ったり、鼻を舐めたりは人の構造上出来ませんが、他にも通じる言葉は沢山あります。

逆に、初めて会った犬に目を見て、正面から「可愛い~~」等の大きな声で素早く近づいたらとっても犬は警戒します。

そのまま頭を撫でようとしたら「噛んでください」と言っているようなものですね。
怖いですもの。

私たちが積極的に使うべき”犬語”は、犬のストレスを軽減できるカーミングシグナルで、逆に威嚇や挑発的な態度を示す犬語は使わない様にしましょう。

ご縁

知らない人には教えてあげて下さいね。

まとめ

今回は犬の気持ちを考える方法としてカーミングシグナルのご紹介をしました。

カーミングシグナルは相手や自分を落ち着かせたり、緊張をほぐすサインとして多く用いられています。

遠回りで愛犬に近寄ってみたり、近寄って欲しいので背中を向けてみたりとカーミングシグナルを愛犬で試したら、直ぐに近寄ってきます。

「怖くないよ」「大丈夫だよ」と伝えることの大切さを勉強しました。

愛犬の笑顔を増やすのに出来ることはたくさんあるので是非、愛犬に試してみて下さい。

15のサインと出る場面・対応方法

サインよく出る場面飼い主の対応
あくび叱られた・緊張声のトーンを落とす
舌なめずり不安・違和感距離を空ける
そっぽ向き顔近づけすぎ顔を離す
座る・伏せる強いストレス遊びを中断
背中を見せる無防備な信頼そっと撫でる
体を振る緊張のリセットそのまま見守る
歩くのが遅くなる嫌なことの前兆引っ張らない
地面の匂いを嗅ぐ注意を逸らしたい急かさない
カーブを描いて歩く正面接近回避こちらもカーブ
瞬きをゆっくりリラックス/安心同じく瞬きを返す
耳を後ろに倒す緊張/服従優しく声をかける
しっぽを低く振る不安まじりの友好無理に触らない
遊びのお辞儀遊びの誘い応じてあげる
足を上げて止まる判断中・観察動かない
固まる強い恐怖すぐ環境を変える
🐶

ご縁ちゃんの一言

カーミングシグナルは「気持ちの翻訳機」。
最初は1〜2個から覚えるだけでOK。
あくびと舌なめずりがわかれば、愛犬のストレスにいち早く気づけて関係が変わるよ。

よくある質問(FAQ)

Q. カーミングシグナルとボディランゲージの違いは?

A. ボディランゲージは犬の感情全般を表す体の動き。
カーミングシグナルはその一部で、特に「ストレスを和らげるための信号」を指す。

Q. シニア犬と若い犬でシグナルの出方は違いますか?

A. シニアは体が硬くなり、シグナルの動きが小さくなる傾向。
代わりに視線そらしや軽い瞬きが多くなる。
微細な変化を観察する習慣が大切。

Q. 飼い主がカーミングシグナルを真似ても効果ある?

A. 効果あり。
あくび・ゆっくり瞬き・体を半身ずらすだけで犬は「敵意なし」と感じてリラックスしやすい。
叱るより先にこれを試して。

Q. カーミングシグナルを無視するとどうなる?

A. ストレスが蓄積して、最終的には吠える・噛む・体調を崩すなど顕在化。
ストレスサイン20種も合わせてチェックを。

🍚 あわせて読みたい:シニア小型犬のドッグフード選び

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