一人暮らしだけれど犬が大好きだから飼いたいな
一人暮らしで犬を飼うことは、大変なことも多いですが、日々の生活に喜びを与える素晴らしい経験です。
留守番も長くなるし、好きになってくれるかな?
もちろんです
この記事では一人暮らしで犬を飼うために必要なアイテムや、犬とのコミュニケーションを深める方法をご紹介します。
本記事の内容
一人暮らしで犬を飼う心構え
一人暮らしで犬を飼う時の必需品と選び方
忙しい一人暮らしで犬とのコミュニケーションを深め方
飼い主の為の時短便利アイテム
一人暮らしで犬を飼うメリットとデメリット
犬を飼うことは飼い主にとって多くのメリットがある一方でデメリットもあります。
よく考えた上で飼うかどうかを考えましょう。
メリット
- 犬と一緒に生活することで寂しさが軽減される
- 犬は健康的なライフスタイルを促進する
- 犬との運動によって健康維持につながる
- 犬はストレスを軽減する効果があります
- 犬は家族の一員として愛着を持てる
- 犬は癒し効果がある
愛犬と見つめあうと幸せホルモンが出て飼い主も愛犬も幸せになります。
- 幸せを感じる
- ストレスを減らす
- 信頼感を増す
- 良質な睡眠を促す など
デメリット
- 犬を飼うための費用がかかる
- 犬は飼い主の時間と労力を必要とする
- 食事・・・・・・・・10分~30分/1日
- 散歩・・・・・・・・20~60分/1日
- トイレの掃除・・・・30分位/1日
- トレーニング・・・・5分~30分/1日
- ブラッシング・・・・10分位/1日
- コミュニケーション・30分以上/1日
- 犬を飼うと外出や旅行が制限される
- 犬のしつけや世話に慣れていない人にはストレスがかかる
- 犬が鳴き声を上げることで、近隣トラブルが起こることがある
- 犬を飼うことで家具や物品の破損が起こることがある
- 犬を飼うことでアレルギー症状が出ることがある
- 犬は飼い主との相性が合わない場合がある
- 犬を飼うことで予期せぬ出費が生じることがある
一人暮らし向けのおすすめ犬種
小型犬は飼育に必要な費用が大型犬種に比べて安く抑えられます。
体が小さいと運動量やスペースも少なくて済むので一人暮らしなら小型犬をお勧めします。
小型犬の中でも飼いやすい犬種
- 留守番が苦ではない
- 運動量が少ない
- あまり吠えない
- お手入れに時間がかからない
- トレーニングがしやすい
チワワ
マイペース
毛が伸び続けない
トイ・プードル
賢い
トレーニング
しやすい
ヨークシャテリア
毛が伸び続けない
シー・ズー
マイペース
手入れしやすい
ダックスフンド
手入れしやすい
ただし、小型犬種は体調を崩しやすいので体調管理には細心の注意が必要です。
\詳しくはこちらの記事をご覧ください/
一人暮らしで飼いやすい小型犬10種選抜|飼育費や一日の流れも案内
マイペースな小型犬の魅力を解説|一人暮らしで留守番が心配なら必読
必要な費用と隠れた費用
犬を飼うには必要な費用だけでなく、隠れた経費も考慮する必要があります。
犬を飼う前には必ず費用の見積もりと収入額を考えましょう。
必要な費用
- ごはん代・・・・2,000円〜5,000円/1ヵ月
- トイレシート・・2,000円〜3,000円/1ヵ月
- おやつ・・・・・1,000円〜3,000円/1ヵ月
- 犬用品(ハーネス、首輪、おもちゃ、ベッドなど)・・3,000円〜30,000円/1年
- 獣医師の診察費用やワクチン接種費用・・10,000円〜50,000万円/1年
隠れた費用:
- 犬のトリミングやシャンプー代・・・2,000円〜5,000円/1ヵ月
- 突然の病気や怪我の医療費用:・・・・数千円〜数万円/1年
- 病気になった場合の治療費用や薬代:・数万円〜数十万円/1年
これらのコストを把握し、犬を飼う前にしっかりと費用の見積もりを立てることが重要です。
ペット可物件の探し方と重要ポイント
物件探しのポイントは
- ペット可物件であるか。
- 敷金や礼金が高額でないか。
- 騒音に配慮した間取りであるか。
- ペット飼育に必要な設備が揃っているか。
賃貸物件によっては契約書に規定されたルールを守らないと、ペット飼育をやめるよう求められる場合があります。
契約書をよく読んで細かいルールを把握することも大切です。
犬を飼うために必要なアイテムとその選び方
犬を飼うのに必要なアイテムをご紹介します。
一人暮らしの場合どんなアイテムが良いのかも参考にして下さい。
犬用フード
体重が5kgの小型犬の場合で1か月に2,000円〜5,000円程度
ドッグフードの種類は、ウェットフード・半生・フリーズドライフードなどがあります。
最近はフリーズドライの商品もあります。
健康な犬であれば、「総合栄養食」と表記してあるフードがおすすめです。
「総合栄養食」とは、ペットが毎日食べて健康でいられるフードです。
日本のフードではペットフード公正取引協議会が定めた栄養基準を満たし、分析試験と給与試験に合格したフードにのみ「総合栄養食」と表記してあります。
※海外のフードは「総合栄養食」と書いていなくてもほとんどのフードは基準をクリアしています。
原材料名の一番初めに書いてあるものが一番多く入っている材料です。
1Kg1,000円以上で、原材料名の一番初めに肉類や魚類が書いてあるものが良いですね。
▽ご縁が実際に愛用しているおすすめドッグフード▽
食器
1,000円〜2,000円
食器はズレたりひっくり返すことが無いようにある程度の重さがあり洗いやすい物がおススメです。
食器は耐久性が高く簡単に洗えるものを選びましょう。
おやつ~共同生活に欠かせないトレーニングのご褒美に~
500円〜1,000円(1週間分程度)
「オスワリ」「オイデ」「マテ」など覚えて欲しいことのご褒美に準備します。
トイレトレーニングも快適な犬との暮らしに必要ですね。
早く覚えて貰うにはご褒美です。
また、留守番時のストレス発散に噛み応えのある硬めのおやつが欲しいですね。
種類が沢山ありますが、愛犬に合わせて硬さと大きさを決めましょう。
アキレス腱は無添加で噛み応えがあるのでお勧めです。
歯磨き効果も期待できますね。
▽ご縁家で欠かせないおやつ▽
おもちゃ
1,000円〜3,000円
おもちゃも用途に合わせていくつか用意します。
- ストレス発散⇒ガシガシ噛めるおもちゃ
- コミュニケーション⇒柔らかく小さい素材のおもちゃは引っ張り合いっこや投げて拾ってくる遊びを一緒に出来ます。
- 知育玩具⇒中におやつが入り、頭を使っておやつを取り出すおもちゃは知能や学習能力を高めます。
他にも運動不足解消・ストレス発散になり長時間遊べるので留守番中にも役立ちます。
我が家では出かける前におやつやドライフードを入れたノーズワークマットを置いて出かけます。
▽ご縁家にあるノーズワーク商品の一部です▽
トイレシート
室内で犬を飼うならトイレトレーニングを行い、犬専用トイレを準備する必要があります。
トイレシートは薄いと漏れるし1回しか使えません。一人暮らしで留守番時間が長い場合は吸収性の高いものを おススメします。
防臭・抗菌加工がされているものが嬉しいですね。
トイレの場所は愛犬が大きく一回り出来るくらいのスペースを準備すると失敗が少なくなります。
▽ご縁家はトイレシートをメインに使っています▽
リード
リードもお散歩には欠かせません。
散歩する場所を考慮して選んであげて下さい。
スタンダード、ロング、伸縮、ハンズフリーと大きく4種類あります。
リードの種類 | メリット | デメリット |
---|---|---|
スタンダードリード よく見る1~1.5mのリード | コントロールがし易い | 走りまわれない |
ロングリード 10~30mと長いリード | コントロールが難しい | 自由度が高い 絡まりやすい |
伸縮リード スイッチ一つで自動的に巻き取り出来る | コントロールがし易い 絡まる心配がない | 持つところが手から離れると危険 |
ハンズフリーリード 肩や腰に巻くので両手が使える | 両手が使えるので多頭散歩に便利 | 自由度が少ない |
多頭飼い場合は断然ハンズフリーリードをお勧めします。
手が空いていると非常事態に対応しやすいですしね。
ハーネス
散歩時に必ず必要なハーネス。
首輪でも散歩は出来ますが、首への負担を考えると首輪はおすすめ出来ません。
ハーネスは抜けやすいので購入する際は愛犬の胴回りをしっかり測り体形に合ったサイズを選んで下さい。
ハーネスは八の字型、イージーウォーク、ベストタイプ、H型と大きく4種類あります。
ハーネスの種類 | メリット | デメリット |
---|---|---|
八の字型ハーネス 首にかけて装着 | 足を上げずに装着できる | しっかり体形に合わせないと抜けやすい |
イージーウォークハーネス 両肩を通して装着 | 引っ張り癖を自然に抑える 喉への負担が少ない | 引っ張り癖を直す優れモノなので高い |
ベストタイプハーネス 洋服のように着る | 可愛い種類が多い | 素材が布だと破れやすい |
H型ハーネス 前足を入れて装着 | 胴体をしっかり固定できる 首への負担が少ない | 足を通す方向が分からなくなる |
愛犬の体型や性格、散歩する場所に合わせて選んであげて下さい。
ブラシ
▽ピンブラシ▽
▽スリッカーブラシ▽
ブラシにもいくつかの種類があり、被毛の柔らかさや長さによって使い分けて下さい。
シャンプー後は根元まで乾かせるようにスリッカーブラシという硬くて被毛のキャッチ力が強いタイプ。
毎日のお手入れはマッサージも兼ねてブラッシングできるソフトタイプのブラシがおすすめです。
\詳しくはこちらの記事をご覧ください/
手入れが簡単な小型犬≪選抜7犬種≫一人暮らしで犬を飼うなら時短命
快適な室内環境の整備と犬の居場所づくりの3ポイント
外敵が来ない安全で水やご飯に困らず、衛生的でゆっくりとくつろげる場所。
犬との暮らしを楽しむためストレスフリーの生活には大切な準備です。
大きく3つのポイントに分けてご紹介します。
広さとレイアウト
室内である程度運動できるスペースを確保しましょう。
そして、誤飲誤食を防ぐための家具やアイテムを配置して下さい。
犬が居場所を自由に選べるように、ベッドやケージを3ヵ所位に分けて置く場所を考えると良いでしょう。
寝床とベッド
2,000円~20,000円
綿やウールなど柔らかく通気性の良い素材が適しています。
犬はフワフワが大好きです。
丸洗いできることも大切ですね。
トイレから離れた場所に愛用のおもちゃを置くことでより快適な空間を作ることができます。
冷暖房設備
犬の適正温度は18〜23度、湿度は40〜60%です。
季節ごとに犬が快適に過ごせる場所を選んで下さい。
冷暖房設備の風が直接当たらない場所に犬の居場所を設けると良いでしょう。
犬の健康管理: ワクチンや定期的な健康チェック
病気になってからでは費用もお世話も大変です。
ワクチン接種や健康診断で病気の予防をしましょう。
また、必要に応じた治療を受けることで犬の健康を守り、長く一緒に暮らすことができます。
ワクチン接種
3,000円~8,000円
基本的には1年に1回の接種が必要です。
犬が発病する可能性の高い病気(犬ジステンパー、犬パルボウイルス、犬伝染性肝炎、犬コロナウイルス、狂犬病など)の病気から守ります。
接種のタイミングや種類は犬の年齢・健康状態・生活環境によって異なりますので、動物病院で相談しましょう。
※狂犬病ワクチンは法律で義務づけられていますので忘れずに。
健康診断
5,000円~10,000円
病院によっては定期的な検診や健康診断パッケージを提供している場合もありますので、事前に病院に問い合わせてみると良いでしょう。
犬の健康管理はコストがかかりますが、病気や怪我を防ぐことで長期的に見れば費用を削減できます。
飼い主として、犬の健康を守るために積極的な健康管理を心がけましょう。
忙しい一人暮らしでも実践できる犬の散歩や運動方法
散歩は犬にとって運動不足の解消、ストレス発散、社会化など様々な意味で大切です。
散歩は犬と飼い主のコミュニケーションとしても大切ですが、忙しい一人暮らしでは時間やスペースの制約がある場合があります。
忙しい一人暮らしでも犬と一緒に楽しく運動できるように散歩や室内運動を工夫しましょう。
散歩の時間や場所を工夫する
小型犬の散歩時間は30分位が目安ですが、散歩時間を分割すると短時間でも十分な運動をすることができます。
散歩コースを変えると犬の興味を引き、より楽しい散歩になります。
室内運動で補う
犬を飼うためには適度な運動や散歩が必要不可欠ですが、行けないときは室内で運動しましょう。
- ノーズワークやトレーニングなどで家の中でできる運動をすると一石二鳥。
- 適切なおもちゃやトレーニンググッズを用意して変化を付けると飽きずに楽しく運動できます。
- ボール遊びや引っ張りっこなどの室内運動で遊び心を満たしてあげましょう。
飛び跳ねたり、階段を上り下りしたりするのは膝や関節に負担がかかるので犬には不向きです。
留守中や外出時の犬のストレス緩和策
犬が一人で家にいる時間を減らすことが最善策ですが、どうしても出かけなければならない時は以下のような方法でストレスを軽減することができます。
おもちゃを準備する
500円〜2,000円
犬はおもちゃ遊びに夢中になるとストレスが軽減できます。
音楽
無料〜1,500円(CDやストリーミングなど)
飼い主が居ないときだけ静かだと不安になりストレスを感じます。
クラシック音楽や飼い主が聞いている音楽などをかけておくと犬は安心します。
ペットシッター
1回あたり2,000円〜5,000円程度
通常より長時間留守番させる場合などは、ペットシッターさんにお願いすると心配が軽減します。
留守中の犬のストレスを軽減することは、犬の健康にとっても重要です。
いくつか試してみて、犬に合った方法を見つけましょう。
犬とのコミュニケーションを深める方法
犬の気持を仕草や行動から理解する
犬の気持を理解するためには犬がどのような行動をするか観察することが重要です。
例えば、尾の角度や舌の出し方、耳の角度などの身体の動きや、吠え方や鳴き声の種類などが表情や感情を表しています。犬の気持が仕草や行動で分かるとより深くコミュニケーションを図ることができますね。
\詳しくはこちらの記事をご覧ください/
犬に好かれる飼い主になる方法|犬が安心できて好きな人に見せる仕草
犬の好みや嗜好を知る
犬は肉や魚を主成分にした嗜好性の高い香りがするものや、ガムのように噛むことができるものが大好きです。
ですが、犬の健康を考慮して食材には注意が必要です。
与えるおやつは適度な量にとどめ、栄養バランスに配慮したものを選ぶようにしましょう。
コミュニケーションを図る
犬とのコミュニケーションを図るためには、以下のようなことがおすすめです。
- おもちゃで遊ぶ
- 散歩をする
- トレーニングをする
- トリミングをする
- マッサージをする
ずっと上を向いているので首や肩のマッサージはとても喜びますよ
これらを通じて犬との信頼関係や絆を深めることができます。
穏やかで優しい声で話しかける
犬は人間の言葉が分かりませんが、表情や声のトーンで感情を読み取ります。
穏やかで優しい声だと犬がストレスを感じることなく、落ち着いた気持ちで過ごせる環境を作ることができます。
男性は大きくて声が低いので犬に怖がられやすいですね。
\詳しくはこちらの記事をご覧ください/
犬に意思決定の機会を与える
飼い主が主導権を握らず犬に意思決定の機会を与えることは、犬が自主的に行動できる環境を提供することです。
これにより犬が自分で考え選択することができ、自信や信頼感を育むことができます。
ただし、安全性や行動規範には必ず注意し、選択肢を与える範囲を明確にすることが重要です。
飼い主が喜ぶ時短で便利アイテム
switchbot
SwitchBotは家庭内のスイッチやボタンを自動化することができます。
手動でスイッチをオン・オフしていた照明やエアコンなどの家電製品をスマートフォンアプリや音声アシスタント(Amazon Alexa、Google Assistant、Siri)を使って遠隔操作できるようにすることができます。
留守番中でも室温、湿度管理調節してくれる優れモノです。
見守りカメラ
留守中の犬の様子を把握するために便利です。
自動給餌器
これらのアイテムは、忙しい飼い主にとって便利ですね。
まとめ
一人暮らしで犬を飼うのに必要なアイテムや心の準備のお話をさせて頂きました。
飼い主も愛犬も幸せに暮らせるように便利アイテムや最新情報を取り入れるとワクワクしますよ。
犬は表情豊かで好きな事や嫌な事を伝えてくれます。
犬気持をしっかりキャッチして豊かな一人暮らし生活を満喫しましょう。
Q&A
- 犬の散歩はどのくらいの頻度で行うべきですか?
-
犬の散歩は1日2回以上、20分以上が理想的です。
- 犬にどんなおやつを与えれば良いですか?
-
が好むおやつは、肉や魚などの動物性たんぱく質が含まれるものがおすすめです。
歯磨き効果のあるものも良いでしょう。
- 犬がトイレを失敗してしまう場合、どのように対処すればよいでしょうか?
-
イレトレーニングを徹底することが最も重要です。
失敗した場合は、叱らずに注意深く清掃し、消臭剤で臭いを消すことが大切です。
また、犬がトイレをした場所に再び連れて行き、そこでトイレをすることを促すと効果的です。
- 犬のストレスを軽減する方法は何がありますか?
-
犬にとってストレスの原因となるものを見極めて取り除くことが最も重要です。
また、適度な運動や遊び、トレーニングを通じてストレスを解消することも有効です。
- 犬を一人暮らしの部屋で飼う場合、ストレスを感じさせないために何をすればいいですか?
-
犬には適度な運動量や遊び、愛情を与え、快適な居場所を提供することが大切です。
また、犬が一人になる時間を少なくするため、飼い主が外出する際にはおもちゃや、BGMやテレビなどの音を流して犬を安心させることが効果的です。
- 犬の食事で注意すべきことは何ですか?
-
犬には食べてはいけ物があるので覚えておきましょう。
例えば)ねぎ系・チョコレート・アボカド・ブドウ類・刺激物・生卵
などがあります。