お手入れが簡単な小型犬7選|被毛タイプ別の選び方

手入れが簡単な小型犬

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お手入れが比較的簡単な小型犬7犬種(チワワ・ミニチュアダックスフンド・ミニチュアピンシャー・フレンチブルドッグ・パピヨン・ヨークシャーテリア・マルチーズ)を、被毛タイプ・体重・体高・散歩・お手入れ頻度の5指標で比較した資料です。
数値はジャパンケンネルクラブ(JKC)の犬種標準を目安にしています。

目次

7犬種スペック比較表
── 被毛タイプ・体重・体高・散歩・お手入れ頻度

犬種 被毛タイプ 体重 体高 散歩 お手入れ頻度
チワワ 短毛または長毛 3kg以下 15〜23cm 1日1回20分 ブラッシング週1〜2回
ミニチュアダックスフンド 短毛・長毛・ワイヤー 4.5kg以下 21〜22cm 1日2回30分 ブラッシング週2〜3回
ミニチュアピンシャー 短毛 4〜6kg 25〜30cm 1日2回30〜60分 ブラッシング週1回
フレンチブルドッグ 短毛 8〜14kg 25〜32cm 1日1〜2回30分 ブラッシング週1回+しわ拭き
パピヨン 長毛(絡みにくい) 1.5〜5kg 20〜28cm 1日1回30分 ブラッシング週2〜3回
ヨークシャーテリア 長毛(ストレート) 3.2kg以下 15〜23cm 1日1回20分 ブラッシング毎日〜週数回
マルチーズ 長毛(ストレート・抜け毛少) 3.2kg以下 20〜25cm 1日1回15〜20分 ブラッシング毎日+涙やけケア

体重・体高はJKC標準を目安に記載しています。個体差があるため、購入・譲渡時に必ず個体の情報を確認してください。
「お手入れ簡単」の目安は「抜け毛の少なさ」「カット頻度の少なさ」「毛玉になりにくさ」を総合した傾向です。

7犬種の詳細スペック
── 性格・体格・被毛ケアの傾向

① チワワ(短毛・長毛の両タイプ)

体重:3kg以下/体高:15〜23cm/散歩:1日1回20分/被毛:短毛(スムースコート)・長毛(ロングコート)の両タイプ。
世界最小級の犬種で散歩時間と食事量が少なく、集合住宅でも飼いやすい。
性格はマイペースで自己主張が強く、甘えたい時だけ寄ってきます。警戒吠えが多い傾向があり、社会化トレーニングが重要。
短毛はブラッシング週1回で十分、長毛は週2〜3回のブラッシングで毛玉を防げます。抜け毛は少なめでカット不要。

② ミニチュア・ダックスフンド

体重:4.5kg以下/体高:21〜22cm(胸囲30〜35cm)/散歩:1日2回30分/被毛:短毛(スムース)・長毛(ロング)・剛毛(ワイヤー)の3タイプ。
狩猟犬として生まれた犬種で吠え癖にはトレーニングが必要。運動神経が良く運動量も多いので、散歩時間はしっかり確保しましょう。
胴長短足で腰椎椎間板ヘルニアの好発犬種。階段の昇降・ソファからの飛び降りは避け、滑らないフローリングマットの敷設を推奨します。
被毛タイプによりお手入れ頻度は異なりますが、いずれも週2〜3回のブラッシングで足ります。

③ ミニチュアピンシャー

体重:4〜6kg/体高:25〜30cm/散歩:1日2回30〜60分(活発)/被毛:短毛。
スラリと引き締まった体格で好奇心旺盛・勇猛果敢な性格。忠誠心は強いが頑固で神経質なため、適切なトレーニングが大事な犬種です。
小さい音にも敏感で警戒吠え・飛びかかりが多いため、子犬期から人馴れ・犬馴れのトレーニングに時間をかけましょう。
短毛でブラッシングは週1回で十分ですが、運動量が多いため他の小型犬より散歩時間が長めに必要な点は注意です。

④ フレンチ・ブルドッグ

体重:8〜14kg/体高:25〜32cm/散歩:1日1〜2回30分/被毛:短毛。
愛情深く陽気でおおらか。人と遊ぶのが大好きで、物覚えが良くトレーニングがしやすい家庭犬。
短頭種気道症候群(BOAS)のリスクがあり、暑さと呼吸に大きく負担がかかります。夏場の散歩は早朝・夜間に、室内はエアコンで温度管理を徹底してください。
寂しがり屋で留守番が苦手なため、留守番トレーニングは早めに。
短毛でブラッシングは週1回で十分ですが、しわの間の汚れは毎日拭き取りが必要です。

⑤ パピヨン

体重:1.5〜5kg/体高:20〜28cm/散歩:1日1回30分/被毛:長毛(絡みにくいストレート)。
IQと学習能力がとても高くトレーニングがしやすい犬種。賢すぎるゆえに、してほしくない事を覚えるのも早い一面があります。
甘えん坊なのであまり構ってもらえないとストレスが溜まりやすいため、スキンシップの時間はしっかり取ってください。
長毛ですが絡みにくくカット不要。ブラッシングは週2〜3回で毛玉を防げます。

⑥ ヨークシャーテリア

体重:3.2kg以下/体高:15〜23cm/散歩:1日1回20分/被毛:長毛(ストレート)。
つぶらな瞳と綺麗な外見と、好奇心旺盛でヤンチャな性格のギャップが魅力。
チワワに次ぐ超小型犬で、毛色が7段階に変化することから「動く宝石」と呼ばれます。
愛情深く甘えん坊なのでスキンシップの時間を長めに。ストレスが溜まると無駄吠えが増える犬種です。
長毛ですが抜け毛は少なめ。ブラッシングは毎日〜週数回、フルコートを保つなら定期トリミングが必要です。

⑦ マルチーズ

体重:3.2kg以下/体高:20〜25cm/散歩:1日1回15〜20分/被毛:長毛(ストレート・シングルコートで抜け毛が少ない)。
絹のような柔らかく白い被毛は伸び続けますが、抜け毛が少ないのは大きな魅力。
真っ黒でまん丸な瞳と、陽気で人懐っこい性格が人気の犬種。古い歴史を持つ愛玩犬です。
目の周りや口元が汚れやすいのでこまめに拭いてあげてください。ブラッシングは毎日、涙やけケアも欠かせません。
カットは1〜2ヶ月に1回のトリミングが必要です。

お手入れブラシの目安
── 被毛タイプ別の使い分け

日々のお手入れはどの犬種でも必要ですが、毛質や長さによって使いやすいブラシが変わります。以下は当ブログで使っている定番の4種類です。

スリッカーブラシ(長毛向き)

先端が「くの字」に尖っていて被毛をしっかり絡めるブラシ。ロングコート犬のホコリ・汚れ落としと毛並みを整える仕上げに使います。
シャンプー後にスリッカーで毛を絡めながらドライヤーで乾かすと根元からしっかり乾かせます。先端が尖っているので、皮膚に当たらないよう注意してください。
プロ用ステンレススリッカー(ONS)(Amazon)

ピンブラシ(マッサージ・日常ブラッシング)

先端が丸くピン間隔が広いのでガシガシとブラッシングできます。皮膚に当てても痛くなく、根元からブラッシングするとマッサージ効果も期待できます。
毎日のお手入れに活用しやすいブラシです。
ドイツピンブラシ(Amazon)

コーム(仕上げ・毛玉ほぐし)

細かい部分のお手入れや、最後の仕上げに使う金属の櫛です。間隔が狭く小さい毛玉でも引っかかるので、力を入れずに優しく少しずつブラッシングしましょう。
トリミング用コーム(ONS)(Amazon)

ラバーブラシ(短毛・換毛期)

ゴム製で柔らかく、短毛犬のブラッシングに向いています。換毛期の抜け毛対策にも活躍します。
ラバーブラシ ペット用(ペティオ)(Amazon)

お手入れが簡単な犬種を選ぶ3視点
── 被毛・散歩時間・体質の見極め

① 被毛タイプで抜け毛・カット頻度を決める

短毛は抜け毛が多いがブラッシングと掃除が楽で、カット不要。
長毛でも「ストレートで抜け毛が少ないタイプ」(マルチーズ・ヨーキー)は毛玉になりにくく、日々のブラッシングは必要ですが掃除は楽です。
「毛が伸び続けカットが必要なタイプ」(マルチーズ・ヨーキー)は1〜2ヶ月に1回のトリミング費用が発生します。

② 散歩時間で生活リズムを合わせる

小型犬でも運動量には差があります。
チワワ・マルチーズ・ヨーキーは1日1回20分程度で足ります。
ミニチュアダックスとフレブルは1日2回30分程度、ミニチュアピンシャーは1日2回30〜60分と運動量が多めです。
自分の生活リズムに散歩時間が合うかを事前に確認してください。

③ 体質面のケアポイントを把握する

フレンチブルドッグとパグは短頭種で暑さ・呼吸器のケアが必須。夏場の散歩時間帯とエアコン管理が飼育の可否を左右します。
ミニチュアダックスは腰椎椎間板ヘルニアの好発犬種で、階段・段差の管理と滑らない床材が必要です。
マルチーズ・ヨーキーは目のまわりの涙やけケアが毎日の作業になります。

よくある質問(FAQ)

Q. 「お手入れが簡単」の基準は?

A. 「抜け毛の少なさ」「カット頻度の少なさ」「毛玉になりにくさ」の3つが目安です。
短毛はブラッシングと掃除が楽ですが抜け毛は多め。
長毛でもマルチーズやパピヨンのようにストレートで絡みにくい犬種はお手入れが比較的簡単です。
いずれの犬種でもブラッシング・耳掃除・歯磨き・爪切りは必要で、完全に「お手入れ不要」な犬種はありません。

Q. 短毛と長毛どちらが飼いやすい?

A. 飼い主のライフスタイルによって変わります。
短毛はブラッシングが週1回で済み、カット不要でお金と時間の負担が軽い一方、抜け毛は多めで日々の掃除が必要です。
長毛は毎日のブラッシングと1〜2ヶ月に1回のトリミング費用が発生しますが、抜け毛が少なく室内が汚れにくいメリットがあります。
在宅時間・掃除頻度・トリミング予算のバランスで選んでください。

Q. カットが必要な犬種のトリミング頻度は?

A. 一般的には1〜2ヶ月に1回が目安です。
マルチーズ・ヨークシャーテリアはフルコートを保つ場合、毎月のトリミングとサマーカット等の季節調整で管理します。
トリミングサロン・動物病院で対応可能で、自宅で全てを行うのは技術と時間の面で難しいため、専門家に任せるのが安全です。

Q. お手入れを嫌がる犬にはどうすれば?

A. 子犬期から少しずつ触られることに慣らすのが基本です。
短時間(10〜20秒)から始めて、終わった後におやつをあげて褒める「ポジティブ強化」を毎日続けます。
成犬で嫌がる場合は、無理せず1回1箇所(爪1本・耳の入口だけ等)に分けて実施。
爪切り・肛門腺絞りは動物病院・トリミングサロンで対応可能なので、自宅で難しい部分は専門家に任せる選択も有効です。

※犬種の特徴は品種傾向であり、個体差があります。購入・譲渡の際は両親犬の性格や、可能なら子犬本人の様子を確認してから迎えることをおすすめします。

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