多頭飼いをしようと思うけれど、選び方が分からない・・・。
先住犬と同じ犬種や性格が似ている子を選ぶと
失敗が少ないですね。
多頭飼いに向いている犬種があるのかな?
必ずとは言えませんが、多頭飼いに向いている犬種はいますよ。
今回は一人暮らしでも飼いやすい小型犬に限定してご紹介します。
この記事でわかること
- 多頭飼いに向いている小型犬種の特徴
- 多頭飼いに向いている小型犬
犬種ごとの注意点も解説しますので、
後悔しないで新しい犬を決めるお手伝いが出来れば幸いです。
多頭飼いに向いている小型犬の特徴TOP5
犬は表現力が高く、数多くある犬種によって特徴があります。
今回は、多頭飼いに向いている犬種の特徴をご紹介します。
犬種の特徴だけでなく、年齢・環境・性格により個体差がありますので参考としてご覧ください。
- 社交的で仲良くなるのが上手
- 活発でストレス発散が上手
- 温厚で攻撃性が少ない
- 従順で優しい
- 先住犬と性格が似ている
多頭飼いを始める前の基礎知識として、犬の特徴を把握しておくと次の行動を考えやすくなります。
1.社交的で仲良くなるのが上手
社交的な犬は、他の犬に対して警戒心と攻撃性が少ないので、他の犬と仲良くなるのが上手です。
例えば、飼い主が留守にするときに、2匹で遊んでくれることで寂しさやストレスを軽減。
そのため、寂しがり屋で1匹で居ることは苦手ですが、他の犬と一緒だと上手に遊び過ごしてくれます。
また、社交的な犬は、新しい環境にも比較的早く慣れるのが魅力ですね。
多頭飼いに向いている社交的な小型犬は、以下のとおりです。
トイ・プードル
ビション・
フリーゼ
ポメラニアン
ミニチュア・
ダックスフンド
シー・ズー
2.活発でストレス発散が上手
活発な犬は好奇心旺盛で体を動かすことが大好き。
なので、体を動かすことと共に、新しい刺激を受けることで、ストレスを発散。
また、他の犬と遊ぶのが大好きなので多頭飼いに向いています。
2匹で一緒に遊んでくれることで、お互いの運動不足を解消し、寂しさやストレスを軽減できるのは魅力的ですね。
ただし、活発な犬は、運動量が多いため、十分な運動をさせる必要があります。
具体的には、以下のような犬種が活発な犬として挙げられます。
トイ・プードル
ミニチュア・
ダックスフント
ビション・
フリーゼ
ポメラニアン
ヨークシャ・
テリア
3.温厚で攻撃性が少ない
温厚な犬は、攻撃的な行動をとることが少なく社交的。
また、他の犬との相性が良く、多頭飼いに向いているとされています。
ただし、優しいのでストレスを溜めてしまいがち。
いつもと違う行動をしていたり、元気がないときはコミュニケーションを多く取ってあげましょう。
トイ・プードル
ビション・
フリーゼ
シー・ズー
ヨークシャ・
テリア
パグ
4.従順で優しい
飼い主に従順な犬は、飼い主が嫌がることはしません。
そして、他の犬の行動に気配りができるので、トラブルを未然に防ぐことができます。
また、他の犬に優しく、感情を読み取ることも得意なので、トラブルになりにくい。
多頭飼いには魅力的な特性ですね。
トイ・プードル
ビション・
フリーゼ
ヨークシャ・
テリア
ミニチュア・
ダックスフンド
シー・ズー
5.先住犬と性格が似ている
先住犬が活発なら活発な犬が良いでしょう。
一緒に遊んだり運動してストレスを発散し刺激を与えあいます。
先住犬が温和でゆったりしている性格なら同じように温和で、ゆっくりと動く犬だと安心して一緒に暮らすことができますね。
先住犬の幸せが後輩犬と飼い主の幸せに直結します。
▼~先住犬との相性を確認する方法~
【厳選】多頭飼いに向いている小型犬5選
上記の特徴を元に
多頭飼いに向いている犬種をご紹介。
- トイ・プードル
- ビジョン・フリーゼ
- ミニチュア・ダックスフント
- ポメラニアン
- パグ
トイ・ プードル | ビション・ フリーゼ | ミニチュア・ ダックスフンド | シー・ズー | ポメラニアン | |
---|---|---|---|---|---|
社交的 | |||||
活発 | |||||
温厚 | |||||
従順 |
犬種ごとの特徴や注意点も細かく表記しました。
新しい家族を決めるときの目安にしてください。
1.トイ・プードル
- 明るく陽気
- フレンドリーで、他の犬とも仲良くなれる
- 賢くしつけがしやすい
- 吠えにくい
- 穏やかで、攻撃性が少ない
朗らかで温厚な性格と賢くトレーニングがしやすいので室内犬として大人気の犬種。
小さい体で骨格が細いので段には注意が必要です。
しかし、運動神経が高く体力もあるので散歩や遊びは多めに時間を取ってください。
2.ビションフリーゼ
- 活発で、遊ぶことが大好き
- 吠えにくい
- 攻撃性が少ない
- 穏やか
- 忠実
- 甘えん坊
穏やかで活発なので多頭飼いに向いている犬種。
甘えん坊で嫉妬深い一面があります。
1頭ずつ十分なスキンシップをとって、愛情を注いであげましょう。
▼~犬同士の喧嘩が始まった時の対応方法も見ておこう~
3.ミニチュア・ダックスフンド
- 飼い主さんによく懐く
- 好奇心旺盛で、遊ぶことが大好き
- 明るくて温和
- 賢く順応性が高い
- 興奮して吠えやすい
朗らかで順野性が高く優しい犬種。
胴長短足で腰への負担は気を付けなければいけませんが、意外に筋肉質で運動神経抜群で吠えやす一面があります。
しっかり運動させてエネルギーを消耗させてあげてください。
4.シー・ズー
- マイペース
- 友好的で協調性も高い
- 賢い
- 温厚
- 頑固
温厚で人懐っこく、ほとんど吠えない犬種。
柔軟性があり賢い反面、頑固な一面があります。
決めたルールは忍耐強くトレーニングしましょう。
5.ポメラニアン
- 好奇心旺盛
- 運動量が多く、遊ぶことが大好き
- 飼い主さんによく懐く
- フレンドリーで、他の犬とも仲良くなれる
- 警戒心が強く吠えやすい
ポメラニアンは、飼い主に対する忠誠心が強いため、褒められることで喜びを感じます。
ポジティブトレーニングで吠える行動を減らして、良い行動を増やしましょう。
遊びや散歩でストレスを減少させることも大切です。
多頭飼いに向いている小型犬を選ぶコツ【直接触って見極めよう】
犬にも個性があり、同じ犬種でも性格が全くちがうでしょう。
育った環境や年齢によっても違いがあります。
多頭飼いに向いている犬種を選んだからといって安心してはいけません。
直接新しい犬を見て、触れて、反応を見てください。
- 抱こうとすると嫌がる犬
- 抱けるけれど動かない犬
- 初めての人にも気にせず甘える犬
- マイペースに自分の好きなように動く犬
▼~犬の多頭飼いあるあるは必見です~
初対面でも犬によって様々な表現を見せてくれます。
そして、先住犬と似ている性格なのかを判断しましょう。
先住犬は今まで飼い主の愛情を独り占めしてきました。
後輩犬を迎えたら戸惑い、警戒し、嫉妬心でストレスがかかります。
先住犬と似ている性格の子を迎えることで、先住犬のストレスは少なくなるでしょう。
ストレスは万病の源です。
先住犬が幸せでないと、後輩犬も飼い主も幸せになれません。
先住犬を優先するのは多頭飼いの鉄則
です。
▼~犬のストレス信号を見逃さない~
まとめ
今回は、初めて犬の多頭飼いを始める方の参考資料として多頭飼いに向いている小型犬の紹介をしました。
人と同じで性格は千差万別なので犬種ごとの特徴だけでは判断できません。
犬種ごとに特徴がありますので、可愛いからだけで決めるのではなく、特徴も考慮して新しく迎えるか考えましょう。
そして、最終的には直接見て、触れて、先住犬との相性を考えて決めてください。
どの犬にも長所があり短所があります。
新しい犬を飼い始めたら、全てを受け止めて愛してあげてください。
▼~飼いたい犬が決まったら、【最初が肝心】幸せへのロードマップ~