
≪ 取得した資格≫
- JADP公認上級ペットケアアドバイザー
- JADP公認トリマー・ペットスタイリスト
- JADP公認ドッグセラピスト
犬との暮らし17年、 多頭飼い歴9年、
保護犬ボランティア歴9年。
自他ともに認める犬が大好きな過保護飼い主です。
Instagram(フォロワーさん1.7万人)では我が家の愛する娘🐶達との生活と最新情報を投稿しています。
※記事内に広告があります。広告の収益は看取りボランティア施設設立の資金にさせて頂きます。
多頭飼いの犬の喧嘩とじゃれ合いの見分け方
まずは、喧嘩なのかじゃれあいなのかを見極める必要があります。
じゃれあいは、ストレス発散にも役立つ犬同士の素晴らしいコミュニケーション手段。
しかし、犬を飼い始めたばかりの人は、喧嘩かじゃれあいかを見分けるのは難しいかもしれません。
喧嘩かじゃれあいかの見極め方は犬の表情やしぐさに隠れています。
じゃれ合っている時は、表情が楽しそうで余裕があり、鳴き声は高く軽やかで、しっぽを振りながら様子を見て甘噛みをしたり触りに行ったりします。反対に本気で喧嘩をしている時は、恐怖や怒りで目に白目が見え、低い唸り声を上げ、しっぽを股の間に入れて牙をむき出し、一か所を噛み続けます。
飼い主が呼んで反応するかどうかも、見分ける材料になります。
犬のストレスサインについては、参考記事「犬のストレスの原因を見極める方法と年齢や性格に合わせた発散方法」に詳しく紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。

多頭飼いの犬を仲直りさせるには?テッパン原因5選から読み解く

犬が怒る原因は野生で暮らしていた本能からくる不安や恐怖。
いつまでも純粋で素直な気持ちからくる独占欲や嫉妬心、興味が原因です。
室内での多頭飼いをする場合の喧嘩の原因は以下の5つが大半です。
下記で詳しく説明します。
1.順位を争う

犬の祖先が群れで暮らしていた頃の名残から、食事や居場所をめぐって順位を意識することがあるとされています。ただし近年は、犬同士の関係を固定的な上下でとらえない考え方も広がっています。
例えば、新しい犬を迎えると先住犬は食事を先に食べるのは誰か、
この場所は誰のものかで犬は混乱して不安になります。
新しい犬は可愛らしく最初はお世話が大変ですが、何事も先住犬を優先するのは多頭飼いの鉄則ですね。
2.おもちゃやおやつなどの取り合い

犬の記憶力や想像力は人の3歳位です。
お兄ちゃんだけ、妹だけがご褒美だからとおやつやおもちゃを貰えたら良い気はしません。
たとえお兄ちゃんだけ、妹だけがおトイレを上手に出来たり、伏せが上手に出来たりしてもご褒美をみんなにあげないと嫉妬心から喧嘩になります。
3.飼い主さんや居場所などへの独占欲が強い

性格にもよりますが、独占欲が強く、自分が大好きな飼い主に他の犬が近づいただけで怒る犬は多いです。
飼い主が取られるかもしれないという不安と嫉妬が原因ですね。
個々の犬と飼い主の時間を毎日作り、安心させてあげましょう。
喧嘩を減らすには毎日の習慣が役立ちます。個々の犬とのコミュニケーション時間をしっかり作り、先住犬から順番に接することで、犬は自分の順番を覚えます。順番ではないのに割り込む犬はいったん無視し、横入りすると相手にされないと覚えてもらいましょう。
毎日繰り返すことで兄弟姉妹犬とイチャイチャしていても、落ち着いていられる犬になるでしょう。
4.先住犬が新しい犬に嫉妬して受け入れていない

先住犬は今まで飼い主の愛情を一心に受けて、甘えたい時に甘えて、わがままが叶う環境から新しい犬が来ることで一変します。
先住犬を優先するのが多頭飼いの鉄則
先住犬が新しい犬に心を許すまでは後輩犬とのコミュニケーション時間は極力少なくして,
先住犬とイチャイチャしましょう。
先住犬が新しい犬を受け入れて落ち着いてから、新しい犬のことを考えるくらいで丁度いいです。
5.後輩犬が元気すぎる

後輩犬はいきなり知らない場所に連れてこられて知らない音、知らない匂いに不安がいっぱいです。
若い犬はストレスと好奇心で、先住犬の後をしつこくついて回ることがあります。
先住犬が後輩犬を受け入れるためにも後輩犬は最初、大人しくお部屋(ケージやサークル)で過ごして頂きましょう。
多頭飼いあるあるについては、参考記事「【超経験者談】犬の多頭飼いあるある10選|魅力や注意点も完全網羅」に詳しく紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。

【すぐできる】多頭飼い犬の喧嘩を止めるマニュアル
喧嘩が始まったからといってすぐに怒ると、犬たちは興奮して喧嘩が大きくなります。
この章では、犬たちの喧嘩が始まった時の飼い主の対処法をご紹介します。
ケガをしたら病院で対処できます。慌てず、落ち着いて行動しましょう。
1.冷静になる

喧嘩が起きた時には、とにかく冷静で落ち着くことが重要です。
飼い主が落ち着いていないと犬も落ち着くことは出来ません。
そして、すぐに止めるのではなく、じゃれ合っているのか喧嘩をしているのかを判断します。
※首を噛む行為がある場合や血が出ていた時は直ぐに止めましょう。
2.見守るか止めるかの判断をする

犬も人と同じように失敗し、痛みを感じて成長します。
じゃれ合いに近い軽い小競り合いは、すぐに介入しなくても犬同士で加減を学ぶことがあります。
ただし、唸り声を上げて牙をむく、相手の首や体の一か所を噛み続ける、出血しているといった本気の喧嘩は、ためらわず止めてください。
3.喧嘩を止めるときは間接的に

喧嘩の最中に手を出す事は危険です。
大きな音を立てるか、声掛けをして注意を引いてください。
それでも止まらないようなら喧嘩をしている犬達の間に物を入れて間接的に離しましょう。
喧嘩が頻繁に起きる場合や、対処が難しい場合は、獣医師や犬のトレーナーに相談することをおすすめします。
多頭飼いのメリットとデメリットについては、参考記事「一人暮らしで犬多頭飼いのメリット&デメリットと成功への5つの秘訣」に詳しく紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。

喧嘩をした後に多頭飼い犬を仲直りさせる3つのコツ
喧嘩をした後のちょっとしたコツですぐに仲直りさせることが出来ます。
そこでここでは3つのコツをご紹介します。
詳しく解説します。
1.個々に抱きしめる

本気の喧嘩で飼い主が無理に離した場合は間に飼い主が入り距離を取らせます。
そして、基本は先住犬から抱きしめて落ち着かせます。
※明らかに先住犬の方が喧嘩を始めた場合は後輩犬から抱きしめます。
大きな声を出さずに、冷静にゆっくり行動することが大切です。
「上手にできたね」「頑張ったね」など優しく声をかけて安心感を与えて下さい。
2.嬉しいを作る

いつもはあげないようなお互いが喜ぶおやつをあげてください。
喧嘩をした二匹の犬が最高に喜ぶおやつをあげましょう。
歯磨きガムなど、1本ずつあげるおやつは離れて食べるし、食べ終わるタイミングがバラバラになるので仲直りをさせる時には向いていません。
1本のチュールを交互に食べるのは、嬉しいことと同時に相手の時間を大人しく待つ時間が必要なのでとても効果的ですね。
一緒に嬉しいことを楽しむことで喧嘩したことを忘れて頂きます。
犬が幸せを感じているときの仕草については、参考記事「【意外と知らない】犬を幸せにする飼い主とは|犬の幸せサイン11選]」に詳しく紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。

3.一緒に抱きしめる

嬉しいことを満喫し終わったら、喧嘩をした兄弟姉妹を一緒に抱きしめてあげてください。
犬は警戒心が強く、危険を感じる相手には威嚇し、距離を取ります。
半面、群れで暮らしていた習性から仲間とは寄り添って生活をします。
さらに、飼い主が寄り添うことを望んでいると理解してもらうことが大切です。
犬が嫌がるときは無理に抱きしめず、まずは近くで穏やかに声をかけることから始めます。落ち着いて受け入れるようであれば、数秒の短い時間からそっと寄り添ってください。
信頼できる飼い主に見せる仕草については、参考記事「【知らないと損】犬に好かれる飼い主の5つの特徴|幸せホルモンは信頼の証」に詳しく紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。

【+α】多頭飼い犬が喧嘩しない環境を作る4つの方法
そもそも、犬が喧嘩をしない環境を作ることが大事です。
そこで、以下の内容を解説します。
それぞれ一緒に見ていきましょう。
1.ストレスの少ない生活をする

よく寝て、よく食べて、よく遊び、勉強をして頂きましょう。
散歩は運動をし、新しい刺激に出会い、知らない匂いを嗅いで本能を満足させる大切な行為です。
十分な睡眠、食事と共に大切にしましょう。
犬の気持ちをもっと知りたい方は、参考記事「【完全網羅】犬の気持ちが分かる59種の仕草や行動」に詳しく紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。

2.ご飯や眠る個々のスペースを作る

犬にもパーソナルスペース(相手との間に保ちたいスペース)があります。
出来れば広めに兄弟姉妹犬が個々にゆっくり眠れるスペースを準備しましょう。
ご飯は取られる心配が少ない自分のスペースで食べて頂くと、集中して食べてくれます。
3.個々に飼い主と自分だけの時間を作る

犬はみんなにご飯を出してくれて、お世話をしてくれる飼い主が大好きです。
大好きな飼い主に撫でられて、マッサージしてくれる時間が最高の時間です。
なので、個々の心が満たされて離れるまで撫でてあげて下さい。
- 幸せを感じる
- ストレスを減らす
- 信頼感を増す
- 良質な睡眠を促す など
4.兄弟姉妹犬で一緒にすることを作る

新しい犬の散歩トレーニングが終わったらぜひ、みんなで散歩に行きましょう。
人と同じで同じ経験をすると仲間意識が強くなります。
特に、知らない場所で初めての経験とドキドキを一緒に味わうと、犬同士の仲間意識が深まります。
ドライブや旅行に行き、一緒に刺激を受けて、匂いを嗅いで、新しい犬や人に出会う経験を作りましょう。
まとめ
今回の記事では、多頭飼いあるあるのお悩み第一位、
「犬同士の喧嘩の原因と対処法、仲良く生活するためのコツ」
をご案内しました。
我が家は3犬姉妹の多頭飼い。
保護犬の預かりボランティアをしているので、多くの犬を迎えては巣立って行きます。
そんな我が家は完全なフリーで生活して頂いていますが、喧嘩の数は月に1〜2回。
よっぽどでないと止めに入りません。
それでも、かすり傷も無い程度の喧嘩しかしません。
飼い主が余裕をもって、いつもにこにこしているのが、喧嘩を減らすいちばんの近道です。
犬同士の喧嘩でも、飼い主さん次第なんですよね。
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