犬用バリカンの選び方5つのポイントと、初心者向けの使い方を準備・カット・仕上げの3段階でまとめました。
部位別の頻度の目安と、バリカン後のケア、安全に使うための注意点も並べています。

≪ 取得した資格≫
- JADP公認上級ペットケアアドバイザー
- JADP公認トリマー・ペットスタイリスト
- JADP公認ドッグセラピスト
犬との暮らし17年、 多頭飼い歴9年、
保護犬ボランティア歴9年。
自他ともに認める犬が大好きな過保護飼い主です。
Instagram(フォロワーさん1.7万人)では我が家の愛する娘🐶達との生活と最新情報を投稿しています。
※記事内に広告があります。広告の収益は看取りボランティア施設設立の資金にさせて頂きます。
犬用バリカンの選び方5つのポイント
1つめは静音設計です。
犬は聴覚が敏感なので、動作音の小さいものほど怖がりにくくなります。
2つめは水洗いできることです。
刃や本体を水洗いできるタイプなら、毛や皮脂が残らず清潔に保てます。
3つめはコードレスで軽量なことです。
コードが体に触れず、本体が軽いほど手が疲れず、細かい部位も動かしやすくなります。
4つめは替刃があることです。
刃は消耗品なので、替刃が手に入る製品を選ぶと長く使えます。
5つめはアタッチメント付きであることです。
刈る長さを部位ごとに変えられるため、初心者でも刈りすぎを防げます。
人間用のバリカンは使いません。
犬の毛は細く柔らかいのでうまく刈れず、犬の皮膚は人間より薄いため刃で傷つけるおそれがあります。
また動作音が大きく、刃の角度も犬の体に合わせて作られていません。
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犬用バリカンの使い方|準備・カット・仕上げ
準備では5つのことをします。
おやつや声かけで愛犬を落ち着かせる、バリカンの刃の切れ味と動作音を確認する、新聞紙や滑らないマットを敷いて場所を整える、ブラシ・コーム・肉球クリームを手元に置く、事前にブラッシングしてもつれと毛玉を取り除く、の5つです。
毛玉が残ったまま刈ると、バリカンが毛を引っぱって皮膚を巻き込みます。
毛玉はほぐしてから始めてください。
カットは足裏とお尻周りから始めます。
足裏の毛が伸びると床で滑りやすくなり、お尻周りの毛が長いと排泄のときに汚れやすいためです。
刃は毛の流れに沿ってゆっくり動かします。
急いで動かすと皮膚を傷つけるので、刃を少し浮かせる感覚で当ててください。
嫌がるときは無理をせず、休憩をはさんで短時間で終わらせます。
1回で仕上げようとせず、何日かに分けると犬の負担が減ります。
仕上げでは、刈った毛が不揃いでないかを確認してブラシで整え、刃が当たった部分に赤みや傷がないかを見ます。
足裏を刈ったあとは肉球が乾燥しやすいので保湿クリームを塗り、終わったらおやつや遊びの時間をつくって「終わると良いことがある」と覚えてもらいます。
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部位別のトリミング頻度の目安
頻度は犬種・毛質・季節で変わるため、以下はあくまで目安です。
愛犬の毛の伸び方を見ながら調整してください。
短毛種は1〜2ヶ月に1回が目安です。
毛玉にはなりにくい一方で抜け毛が多いため、ブラッシングと組み合わせます。
長毛種は2〜4週間に1回が目安です。
毛が絡まりやすく、放置すると毛玉から皮膚のトラブルにつながりやすくなります。
足裏とお尻周りは1〜2週間に1回が目安です。
足裏の毛が伸びると滑って関節に負担がかかり、お尻周りを整えると排泄のときに汚れにくくなります。
耳周りは3〜4週間に1回が目安です。
垂れ耳の犬種は耳の中が蒸れやすいため、通気性を保つと炎症を起こしにくくなります。
顔周りは2〜3週間に1回が目安です。
目や鼻の周りの毛が伸びると視界をさえぎり、目やにも付きやすくなります。
換毛期は毛が抜けやすいので、上の目安より短い間隔でのケアが向いています。
バリカン後のケア
肉球クリームで保湿します。
バリカン後は皮膚が乾燥しやすく、特に肉球はひび割れが起きやすい部分です。
皮膚に赤みや傷がないかを確認します。
敏感肌の犬は炎症を起こしやすいので、異常があれば早めに動物病院で相談してください。
ブラッシングで毛を整えます。
刈った毛が体に残るとチクチクするため、柔らかいブラシで余分な毛を取り除きます。
ぬるま湯で湿らせたタオルで軽く体を拭くと、残った細かい毛を取り除けます。
乾燥が気になるときは、犬用の保湿スプレーや化粧水を使う方法もあります。
トリミング後は緊張していることが多いので、おやつをあげたり撫でたりして落ち着かせてあげてください。
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安全に使うための注意点
刃は使っているうちに熱くなります。
ときどき刃に手を当てて温度を確かめ、熱いと感じたら止めて冷ましてください。
熱いまま当て続けると、やけどの原因になります。
毛玉は無理に刈らないでください。
刃に引っかかった毛玉が皮膚を引っぱり、皮膚ごと巻き込むおそれがあります。
脇・内もも・お腹など皮膚がたるむ部位は、空いた手で皮膚を軽く伸ばしてから刃を当てると、皮膚を挟みにくくなります。
出血した、赤みや腫れが続く、しきりに舐めるといったときは、自己判断で薬を塗らずに動物病院で相談してください。
嫌がって暴れるときは中止します。
押さえつけて続けると、けがの危険が高くなり、バリカンそのものを怖がるようになります。
よくある質問
- バリカンはどのくらいの頻度で使いますか?
- 部位によって違います。
足裏とお尻周りは1〜2週間に1回、顔周りは2〜3週間に1回、耳周りは3〜4週間に1回が目安です。
全身のカットは長毛種で2〜4週間に1回、短毛種で1〜2ヶ月に1回を目安にしてください。 - バリカンを使うときに注意することは?
- 毛の流れに沿ってゆっくり動かし、刃を皮膚に押し付けないことです。
刃は使っているうちに熱くなるので、ときどき温度を確かめてください。
毛玉はほぐしてから刈り、皮膚がたるむ部位は軽く伸ばして当てます。 - バリカンを怖がる犬にはどうすればいいですか?
- まずスイッチを入れずに体に当てる練習から始めます。
慣れてきたら離れた場所でスイッチを入れて音に慣らし、おやつと組み合わせて短時間で終わらせます。
1日で終わらせようとせず、数日に分けて進めてください。 - 人間用のバリカンで代用できますか?
- 使わないでください。
犬の毛は細く柔らかいためうまく刈れず、犬の皮膚は人間より薄いので刃で傷つけるおそれがあります。
動作音も大きく、犬を怖がらせる原因になります。
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