多頭飼いに向いている小型犬を、性格の特徴5つと具体的な犬種5種で整理しました。
一人暮らしでも飼いやすい小型犬に限定しています。
多頭飼いに向いている小型犬の特徴TOP5
多頭飼いに向いている犬種の特徴は、社交的であること、活発であること、温厚であること、従順であること、先住犬と性格が似ていることの5つです。
犬種の特徴だけでなく、年齢・環境・性格による個体差がありますので、参考としてご覧ください。
なお、以下の写真は各特徴にあてはまる犬種の例で、記事後半で紹介する5選とは別のものです。
1.社交的で仲良くなるのが上手
社交的な犬は、他の犬に対する警戒心と攻撃性が少ないので、他の犬と仲良くなるのが上手です。
飼い主が留守にするときも2匹で遊んでくれるため、寂しさやストレスが軽くなります。
1匹でいることは苦手でも、他の犬と一緒なら上手に過ごしてくれます。
新しい環境にも比較的早く慣れるのが魅力です。

トイ・プードル

ビション・
フリーゼ

ポメラニアン

ミニチュア・
ダックスフンド

シー・ズー
2.活発でストレス発散が上手
活発な犬は好奇心旺盛で、体を動かすことが大好きです。
体を動かすことと新しい刺激を受けることでストレスを発散します。
他の犬と遊ぶのが好きなので多頭飼いに向いています。
2匹で一緒に遊ぶことで、お互いの運動不足も解消できます。
ただし運動量が多いため、十分に運動させる必要があります。

トイ・プードル

ミニチュア・
ダックスフンド

ビション・
フリーゼ

ポメラニアン

ヨークシャ・
テリア
3.温厚で攻撃性が少ない
温厚な犬は攻撃的な行動をとることが少なく、他の犬との相性も良いとされています。
ただし優しい分、ストレスを溜め込みがちです。
いつもと違う行動をしていたり元気がないときは、コミュニケーションを多めに取ってあげましょう。

トイ・プードル

ビション・
フリーゼ

シー・ズー

ヨークシャ・
テリア

パグ
4.従順で優しい
飼い主に従順な犬は、飼い主が嫌がることをしません。
他の犬の行動にも気配りができるので、トラブルを未然に防げます。
他の犬に優しく、感情を読み取ることも得意なので、多頭飼いには魅力的な特性です。

トイ・プードル

ビション・
フリーゼ

ヨークシャ・
テリア

ミニチュア・
ダックスフンド

シー・ズー
5.先住犬と性格が似ている
先住犬が活発なら活発な犬が良いでしょう。
一緒に遊んだり運動したりして、お互いにストレスを発散し刺激を与え合います。
先住犬が温和でゆったりしている性格なら、同じように温和でゆっくり動く犬だと安心して暮らせます。
先住犬の幸せが、後輩犬と飼い主の幸せに直結します。
▼~先住犬との相性を確認する方法~
【厳選】多頭飼いに向いている小型犬5選

上記の特徴をもとに、多頭飼いに向いている小型犬を5種紹介します。
トイ・プードル、ビション・フリーゼ、ミニチュア・ダックスフンド、シー・ズー、ポメラニアンの5種です。
5種とも社交的な点は共通していて、活発さはシー・ズーだけがやや控えめ、温厚さはポメラニアンがやや控えめ、従順さはミニチュア・ダックスフンドがやや控えめです。
犬種ごとの特徴と注意点も続けて記載しますので、新しい家族を決めるときの目安にしてください。

トイ・プードル

ビション・
フリーゼ

ミニチュア・
ダックスフンド

シー・ズー

ポメラニアン
1.トイ・プードル

明るく陽気で、フレンドリーなので他の犬とも仲良くなれます。
賢くしつけがしやすく、吠えにくい犬種です。
穏やかで攻撃性が少なく、朗らかで温厚な性格と賢さから、室内犬として人気があります。
小さい体で骨格が細いので、段差には注意が必要です。
運動神経が高く体力もあるので、散歩や遊びの時間は多めに取ってください。
2.ビション・フリーゼ

活発で遊ぶことが大好きな一方、吠えにくく攻撃性が少ない犬種です。
穏やかで忠実、そして甘えん坊な性格をしています。
穏やかさと活発さを併せ持つので多頭飼いに向いていますが、甘えん坊で嫉妬深い一面があります。
1頭ずつ十分なスキンシップをとって、愛情を注いであげましょう。
▼~犬同士の喧嘩が始まった時の対応方法も見ておこう~
【もう悩まない】多頭飼いで喧嘩した犬を仲直りさせる3つのコツ
3.ミニチュア・ダックスフンド

飼い主によく懐き、好奇心旺盛で遊ぶことが大好きです。
明るくて温和、賢く順応性が高い一方、興奮すると吠えやすい面があります。
胴長短足で腰への負担に気を付ける必要がありますが、意外に筋肉質で運動神経も抜群です。
しっかり運動させてエネルギーを発散させてあげてください。
4.シー・ズー

マイペースで友好的、協調性も高い犬種です。
賢く温厚で、ほとんど吠えません。
柔軟性があり賢い反面、頑固な一面があります。
決めたルールは忍耐強くトレーニングしましょう。
5.ポメラニアン

好奇心旺盛で運動量が多く、遊ぶことが大好きです。
飼い主によく懐き、他の犬とも仲良くなれますが、警戒心が強く吠えやすい面があります。
飼い主に対する忠誠心が強いため、褒められることで喜びを感じます。
褒めて伸ばすトレーニングで吠える行動を減らし、良い行動を増やしましょう。
遊びや散歩でストレスを減らすことも大切です。
多頭飼いに向いている小型犬を選ぶコツ【直接触って見極めよう】

犬にも個性があり、同じ犬種でも性格はまったく違います。
育った環境や年齢によっても違いがあります。
多頭飼いに向いている犬種を選んだからといって安心してはいけません。
直接その犬を見て、触れて、反応を見てください。
抱こうとすると嫌がる犬、抱けるけれど動かない犬、初めての人にも気にせず甘える犬、マイペースに自分の好きなように動く犬など、初対面でも犬によってさまざまな反応を見せてくれます。
そのうえで、先住犬と似ている性格なのかを判断しましょう。
▼~犬の多頭飼いあるあるは必見です~
【超経験者談】犬の多頭飼いあるある10選|魅力や注意点も完全網羅
先住犬は今まで飼い主の愛情を独り占めしてきました。
後輩犬を迎えたら戸惑い、警戒し、嫉妬心でストレスがかかります。
先住犬と似ている性格の子を迎えることで、先住犬のストレスは少なくなるでしょう。
ストレスが続くと体調をくずしやすくなります。
先住犬が幸せでないと、後輩犬も飼い主も幸せになれません。
先住犬を優先するのが多頭飼いの鉄則です。
相性を見極めるときの目安は5つあります。
性別はオスとメスの組み合わせが安定しやすく、同性同士は争いが起きやすいと言われます。
年齢差は3歳以内が目安で、シニア犬と若い犬の組み合わせは生活リズムへの配慮が必要です。
体格差は2倍以上あると、遊びの延長でも事故につながりやすくなります。
初対面では尻尾の高さ・耳の位置・体の向きといったボディランゲージを見ます。
トライアル期間があるなら1〜2週間ほど一緒に過ごして相性を確かめてください。
いずれも犬種や個体による差が大きいため、絶対の基準ではなく目安として使ってください。
▼~犬のストレス信号を見逃さない~
犬のストレスの原因を見極める方法と年齢や性格に合わせた発散方法
まとめ

初めて犬の多頭飼いを始める方の参考資料として、多頭飼いに向いている小型犬を紹介しました。
人と同じで性格は千差万別なので、犬種ごとの特徴だけでは判断できません。
可愛いからだけで決めるのではなく、特徴も考慮して迎えるかどうかを考えましょう。
最終的には直接見て、触れて、先住犬との相性を考えて決めてください。
どの犬にも長所があり短所があります。
新しい犬を迎えたら、全てを受け止めて愛してあげてください。
▼~飼いたい犬が決まったら、始め方のロードマップ~
よくある質問(FAQ)
- 多頭飼いは何頭まで可能?
-
1人で世話をしきれる頭数が上限です。
一般的には2〜3頭が現実的とされています。
一人暮らしの多頭飼いも参考にしてください。
- シニア犬と子犬の多頭飼いはできる?
-
できますが配慮が必要です。
子犬の活発さがシニア犬の負担にならないよう、それぞれが休める別の空間を確保してください。
食事も分けて与えます。
- 多頭飼い向きの保護犬はいる?
-
保護団体に「他の犬と一緒に過ごせる」と記録がある子を相談してみてください。
シェルターの中で他の犬と問題なく過ごせていた子は、多頭飼いに慣れやすい傾向があります。
- ごはんは別々にした方がいい?
-
基本は分けるのが安全です。
多頭飼いのフード管理を参考に、横取りを防ぐ配置にしてください。
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