ドッグフードの裏面で見慣れない名前を見つけたら、この辞典で引いてください。
添加物・栄養素・原材料あわせて約132種を五十音順に並べ、犬にとって 🔴避けたい/🟡種類を選びたい/🟢むしろ安心 の3段階と、やさしい説明をつけました。
下の目次から名前を選んでタップすると、その項目へジャンプします。
大前提:「添加物が入っている=危険」ではありません。
日本のペットフード安全法が上限を決めて管理しています。
この辞典で避けたい添加物と気にしなくていい成分を見分けて、納得して選べるようになりましょう。実際のフード選びは低糖質ドッグフード20選や採点ランキングも参考にしてください。
あ行
青色1号
🔴 犬に不要・避けたい
青い合成着色料です。
フードやおやつに色をつけるために使われます。
犬には不要な見た目用の色素なので、避けてかまいません。
青色2号
🔴 犬に不要・避けたい
青い合成着色料のひとつです。
見た目を整えるためだけのもので、犬の健康には役立ちません。
なくてよい成分です。
赤色2号
🔴 犬に不要・避けたい
フードを赤く見せるための合成着色料です。
アメリカでは食用が禁止されている色素です。
犬は赤い色を見分けられないので、この色は完全に人間向けです。
健康に役立つものではないので、避けて損はありません。
赤色3号
🔴 犬に不要・避けたい
赤い合成着色料のひとつです。
発がん性の議論があり、海外では規制の動きもあります。
犬にとっては見た目だけのもので、必要のない成分です。
赤色40号
🔴 犬に不要・避けたい
ドッグフードで最もよく使われる赤い合成着色料です。
フードを「おいしそうな赤茶色」に見せるために使われます。
でも犬は赤を識別できないので、この色は飼い主向けです。
着色料を使わないフード選びは安全なドッグフードの選び方が参考になります。
赤色102号
🔴 犬に不要・避けたい
赤い合成着色料のひとつです。
海外では使用を制限する動きがあります。
犬には見た目だけの成分で、必要ありません。
赤色104号
🔴 犬に不要・避けたい
日本で使われる赤い合成着色料ですが、海外の多くの国では認可されていません。
犬の健康に役立つものではなく、見た目のためだけの色です。
避けて損はありません。
赤色105号
🔴 犬に不要・避けたい
海外では未認可の、赤い合成着色料です。
犬には不要な見た目用の色素です。
入っていないフードを選びましょう。
赤色106号
🔴 犬に不要・避けたい
海外では認められていない、赤い合成着色料です。
犬の健康には関係のない、見た目だけの成分です。
避けて問題ありません。
亜硝酸ナトリウム(Sodium nitrite)
🔴 犬に不要・避けたい
肉の色を鮮やかな赤に保つための発色剤です。
肉に含まれる成分と結びついて、好ましくない物質を作る可能性が議論されています。
日本では使用量に上限がありますが、犬にとっては見た目のためだけの成分です。
着色料や発色剤を使わないフード選びは、安全なドッグフードの選び方も参考にしてください。
アスコルビン酸(ビタミンC)
🟢 むしろ安心
ビタミンCのことです。
フードの酸化を防ぎながら、栄養としても働いてくれます。
化学合成の保存料を避けたいフードで、天然系の酸化防止剤としてよく選ばれます。
見かけても心配のいらない、安心な成分です。
アスパルテーム
🟡 種類を選びたい
人工的に作られた甘味料です。
甘いおやつに使われることがあります。
犬に甘みは必要ないので、なくてよい成分です。
気になる方は使っていないものを選びましょう。
亜セレン酸ナトリウム(セレン)
🟢 むしろ安心
抗酸化に関わる、ごく微量で必要なミネラル「セレン」を補う成分です。
不足しないように、ほんの少しだけ加えられます。
体に必要な栄養素なので、安心して見られる成分です。
亜硫酸ナトリウム
🟡 種類を選びたい
酸化防止や漂白の目的で使われる添加物です。
少量なら問題は少ないとされますが、たくさん使われているものは避けたい成分です。
アルギン酸ナトリウム
🟡 種類を選びたい
海藻から取れる、とろみをつける成分です。
自然由来で比較的安心とされます。
ウェットフードで形を保つために少量使われます。
神経質になる必要はありません。
安息香酸
🟡 種類を選びたい
安息香酸ナトリウムと同じ仲間の保存料です。
フードの傷みを防ぐために使われます。
気になる方は、保存料を使っていないフードを選ぶ手もあります。
安息香酸ナトリウム(Sodium benzoate)
🟡 種類を選びたい
菌やカビの繁殖を抑える保存料です。
ビタミンCと一緒になると微量のベンゼンが生じる可能性が議論されています。
通常の量では大きな問題はないとされますが、気になる方は避けてもよいでしょう。
イノシトール
🟢 むしろ安心
ビタミンに似た働きをする成分です。
体のさまざまな働きを助けるために、少量補われます。
問題のない、安心な成分です。
エトキシキン(Ethoxyquin)
🔴 犬に不要・避けたい
もともとは飼料の酸化を防ぐために作られた、合成の酸化防止剤です。
脂の傷みを防ぐ力は強いのですが、人間の食品には使えません。
EUでは2017年に、不純物の安全性が確認しきれないとして飼料への使用許可を一時停止しました。
日本では犬用フードへの量に上限が決められているので、すぐに害が出るものではありません。
天然の成分で酸化を防ぐフードもたくさんあるので、気になるなら低糖質ドッグフード20選のような無添加系から選ぶと安心です。
エリソルビン酸
🟡 種類を選びたい
ビタミンCによく似た構造の、合成の酸化防止剤です。
働きはビタミンCと似ていますが、こちらは人工的に作られたものです。
通常の使用量では問題は報告されていません。
とても気になる方は、天然のビタミンEを使ったフードを選ぶとよいでしょう。
L-カルニチン
🟢 むしろ安心
脂肪をエネルギーに変えるのを助ける成分です。
体重を気づかうフードに入っていることがあります。
プラスになる成分です。
オリゴ糖(フラクトオリゴ糖)
🟢 むしろ安心
腸の中の善玉菌のエサになる成分です。
お腹の調子を整えるのを助けてくれます。
シニア犬に嬉しい、入っていたらプラスになる成分です。
か行
核酸
🟢 むしろ安心
体の細胞を作るもとになる成分です。
健康を保つのを助ける目的で加えられます。
プラスになる成分なので、心配はいりません。
加工デンプン
🟡 種類を選びたい
とろみや形を保つために加工したデンプンです。
ウェットフードなどで少量使われます。
大きな問題は少ないとされる成分です。
カラメル色素(Caramel)
🟡 種類を選びたい
フードを茶色く見せるための着色です。
製法によっていくつか種類があります。
基本は見た目のためのもので、犬に必要なものではありません。
なくてよい色です。
果糖ぶどう糖液糖
🟡 種類を選びたい
甘みをつける液状の糖です。
犬の健康に必要なものではありません。
なくてよい成分です。
カラギーナン(Carrageenan)
🟡 種類を選びたい
海藻から取れる、とろみをつける成分です。
ウェットフードでよく使われます。
腸への影響が議論されることがあり、気になる方は避けてもよいでしょう。
少量なら大きな問題はないとされます。
塩化カリウム(カリウム)
🟢 むしろ安心
体の水分バランスを保つのに必要なミネラルです。
補われていて当然の成分です。
安心です。
還元水飴
🟡 種類を選びたい
甘みをつけるための成分です。
犬の健康に必要なものではありません。
なくてよい甘味です。
寒天
🟢 むしろ安心
海藻から作られる、おなじみの天然成分です。
ゼリーを固めるのと同じものです。
安心して見られる成分です。
黄色4号(タートラジン)
🔴 犬に不要・避けたい
黄色い合成着色料で、タートラジンとも呼ばれます。
人の食品でアレルギーが議論されることもある色素です。
犬には見た目だけのもので不要です。
黄色5号
🔴 犬に不要・避けたい
黄色〜オレンジの合成着色料です。
フードの色づけに使われます。
犬の健康には関係のない見た目用の成分です。
なくてよい色です。
黄色6号
🔴 犬に不要・避けたい
黄色い合成着色料のひとつです。
見た目を整えるためだけに使われます。
犬には不要なので、入っていないフードを選ぶと安心です。
キサンタンガム
🟡 種類を選びたい
とろみや形状を保つために使われる成分です。
発酵で作られる増粘剤です。
少量なら問題は少ないとされます。
キシリトール(Xylitol)
🔴 犬に不要・避けたい
人間用のガムやお菓子に使われる甘味料です。
犬にとっては大変危険で、体が糖と勘違いして大量のインスリンを出し、急な低血糖を起こすことがあります。
量によっては肝臓にも影響するとされます。
犬用と書かれていない甘い製品は、犬に与えないでください。
クエン酸
🟢 むしろ安心
レモンなどにも含まれる、おなじみの天然成分です。
酸化防止を補助する役割で少量加えられます。
食品にも広く使われていて、安全性の高い成分です。
クエン酸ナトリウム
🟢 むしろ安心
pH(酸性・アルカリ性のバランス)を整えるために使われます。
クエン酸の仲間で、安全性の高い成分です。
問題は少ないので安心です。
クチナシ色素
🟡 種類を選びたい
クチナシの実から取れる、天然の色素です。
黄色や青色をつけるために使われます。
自然由来ですが、色づけは見た目のためのものです。
グリシリジン・アンモニエート
🟡 種類を選びたい
甘草(かんぞう)由来の甘味料です。
甘みをつけるために使われます。
犬に必要なものではなく、なくてよい成分です。
グアーガム
🟡 種類を選びたい
豆から取れる、とろみや形を保つための成分です。
少量で使われ、大きな問題は少ないとされます。
神経質になる必要はありません。
グリセリン(Glycerin)
🟡 種類を選びたい
しっとり感を保つための保湿剤です。
半生タイプのフードなどで使われます。
少量なら大きな問題は少ないとされます。
気になるなら、ドライフードを選ぶ手もあります。
グリセリン脂肪酸エステル
🟡 種類を選びたい
油と水をなじませる乳化剤です。
少量で使われます。
大きな問題は少ないとされる成分です。
グルコサミン
🟢 むしろ安心
関節の健康をサポートする成分です。
シニア犬向けのフードによく入っています。
関節を気づかいたい子には嬉しいプラス成分です。
詳しくは関節ケアおすすめ6選でも紹介しています。
調味料(アミノ酸等)(グルタミン酸ナトリウム)
🟡 種類を選びたい
うま味をつけて、食いつきを良くするための成分です。
グルタミン酸ナトリウムなどが代表的です。
犬に必須のものではなく、なくてもよい成分です。
グルテンミール
🟡 種類を選びたい
穀物から取れるタンパク質です。
かさ増しに使われることがあります。
これが主原料の場合は、動物性タンパクが少ない可能性があるので注意しましょう。
酵母エキス
🟡 種類を選びたい
酵母から取り出した、うま味成分です。
比較的自然な素材ですが、目的は食いつきを良くするためです。
気にしすぎる必要はありませんが、嗜好性目的の成分です。
香料(Flavor)
🟡 種類を選びたい
フードの匂いをよくして、食いつきを良くするために使われます。
犬は匂いで食欲が動くので、嗜好性を高める目的です。
ただ「香料」とだけ書かれていると中身が分からないのが不安な点です。
原材料がはっきり書かれたフードのほうが安心です。
コチニール色素(カルミン)
🟡 種類を選びたい
エンジムシという虫から取れる、赤い色素です。
天然由来ですが、まれにアレルギーが議論されることがあります。
見た目のための色なので、犬には必要ありません。
米(玄米)
🟢 むしろ安心
消化の良い穀物で、お腹にやさしい炭水化物源です。
アレルギーも比較的少なめです。
穀物の中では安心して選びやすい原料です。
塩化コリン(コリン)
🟢 むしろ安心
肝臓や神経の働きに関わる、ビタミンに近い成分です。
不足を補うために加えられます。
問題のない成分です。
コンドロイチン
🟢 むしろ安心
グルコサミンと一緒に、関節をサポートする成分です。
シニア犬に嬉しい成分です。
入っていたらプラス材料と考えてよいでしょう。
コーングルテンミール
🟡 種類を選びたい
とうもろこしから取れるタンパク質です。
かさ増しの面もあり、これが主原料だと動物性タンパクが少ない可能性があります。
原材料の順番を確認し、採点ランキングで全体のバランスも見てみましょう。
さ行
サッカリン
🟡 種類を選びたい
古くからある人工甘味料です。
犬の健康に必要なものではありません。
なくてよい成分です。
三二酸化鉄(酸化鉄)
🟡 種類を選びたい
赤褐色の着色に使われる、鉄の酸化物です。
フードに色をつけるためのもので、犬の健康には関係しません。
見た目用の成分です。
食塩(塩化ナトリウム)
🟡 種類を選びたい
味付けやミネラル補給のために少量使われます。
犬にも塩分は必要ですが、摂りすぎは腎臓や心臓の負担になります。
原材料の前のほうにある場合は注意しましょう。
硝酸カリウム
🔴 犬に不要・避けたい
肉の発色に使われる添加物です。
犬にとっては不要な見た目用の成分です。
入っていないフードを選ぶと安心です。
硝酸ナトリウム
🔴 犬に不要・避けたい
肉の色を保つための発色剤です。
犬の健康には必要のない、見た目用の成分です。
避けて問題ありません。
ショ糖(砂糖)
🟡 種類を選びたい
いわゆる砂糖です。
甘みをつけるために使われることがあります。
犬には不要で、与えすぎは肥満や歯の負担につながります。
入っていないフードが望ましいです。
しらこたん白(プロタミン)
🟢 むしろ安心
魚の白子から取れる、天然系の保存料です。
自然由来で、比較的安心とされる保存料です。
カルボキシメチルセルロース(CMC)
🟡 種類を選びたい
とろみや安定のために使われる成分です。
植物の繊維をもとにしています。
少量なら大きな心配はいりません。
スクラロース
🟡 種類を選びたい
人工的に作られた甘味料のひとつです。
犬には不要な成分です。
入っていないものを選ぶとよいでしょう。
ステビア
🟡 種類を選びたい
植物由来の天然甘味料です。
自然のものですが、犬に甘みは必要ありません。
なくてよい成分です。
スピルリナ色素
🟢 むしろ安心
藻(スピルリナ)から取れる、青緑色の天然色素です。
自然由来で比較的安心とされます。
色は見た目のためですが、神経質になる必要はありません。
スモークフレーバー
🟡 種類を選びたい
燻製(スモーク)の風味をつけるための香りづけです。
おやつなどで使われます。
犬に必要なものではなく、なくてよい成分です。
セルロース
🟡 種類を選びたい
植物の繊維を使った、かさ増しや便のかさを増やす素材です。
少量なら問題ありませんが、原材料の上のほうに大量にある場合は栄養が薄い可能性があります。
ソルビトール
🟡 種類を選びたい
甘みとしっとり感をつけるための成分です。
半生フードなどで使われます。
犬に必須のものではありません。
気になるなら、使っていないフードを選べます。
ソルビン酸
🟡 種類を選びたい
菌の繁殖を抑えて、フードを傷みにくくする保存料です。
使用量は管理されているので、過度に心配しなくて大丈夫です。
ソルビン酸カリウム
Potassium sorbate
🟡 種類を選びたい
カビや菌が増えるのを抑える保存料です。
水分の多いフードやおやつでよく使われます。
使用量は法律で管理されているので、神経質になる必要はありません。
増粘多糖類
🟡 種類を選びたい
複数の増粘剤をまとめた表示です。
とろみや食感を出すために使われます。
中身が一括表示なのが少し分かりにくい点です。
た行
タウリン
🟢 むしろ安心
心臓や目の健康に関わるアミノ酸です。
不足しないように補われます。
むしろ入っていて嬉しい成分です。
炭酸カルシウム(カルシウム)
🟢 むしろ安心
骨や歯を作るのに必要なミネラルです。
pHを整える役割もあります。
食材だけでは不足しがちなので補われます。
入っていて当然の成分です。
たん白加水分解物
🟡 種類を選びたい
タンパク質を分解して、うま味や香りを出した成分です。
食いつきを高めるために使われます。
中身は製品によって幅があるので、原材料が明確なフードのほうが安心です。
ターメリック色素(ウコン)
🟢 むしろ安心
ウコン(ターメリック)から取れる、天然の黄色い色素です。
スパイスとしても使われる身近な植物由来です。
比較的安心して見られる色素です。
脱脂大豆(おから)
🟡 種類を選びたい
大豆から油を取った後の素材です。
タンパク源になりますが、かさ増しの面もあります。
大豆アレルギーの子は注意しましょう。
チキンミール(家禽ミール)
🟡 種類を選びたい
鶏肉を加熱・乾燥させた原料です。
「チキンミール」と書かれていれば由来がはっきりしていて、悪いものではありません。
一方「家禽ミール」だと種類が曖昧な点が気になります。
鶏が苦手な子は鳥類不使用ドッグフード18選も見てみてください。
デヒドロ酢酸ナトリウム
🟡 種類を選びたい
カビの繁殖を抑える保存料です。
チーズやバターなどにも使われてきた成分です。
気になる方は避けてもよい添加物です。
とうもろこし(コーン)
🟡 種類を選びたい
エネルギー源になる穀物です。
消化できないわけではありませんが、アレルギーの子は注意しましょう。
穀物の量が気になる場合は低糖質ドッグフード20選が参考になります。
トコフェロール(ビタミンE)
🟢 むしろ安心
ビタミンEのことで、天然の酸化防止剤として使われます。
脂の酸化を防ぎながら、栄養としても働く頼もしい成分です。
合成保存料を避けたいフードでよく選ばれています。
見かけても心配いりません。
トリプトファン
🟢 むしろ安心
体に必要な必須アミノ酸のひとつです。
心の落ち着きに関わるとされる成分です。
補われていて問題のない成分です。
トレハロース
🟢 むしろ安心
きのこなどにも含まれる、糖の一種です。
甘みや保湿のために使われます。
比較的安全性の高い成分とされています。
神経質になる必要はありません。
銅クロロフィル(銅葉緑素)
🟡 種類を選びたい
植物の葉緑素をもとにした、緑色の着色料です。
色を鮮やかに保つために使われます。
見た目のための成分で、犬に必要なものではありません。
動物性油脂
🟡 種類を選びたい
エネルギー源と食いつきのために使われる脂です。
ただ「動物性油脂」とだけ書かれていると、何の動物の脂か分かりません。
「鶏脂」など由来がはっきり書かれていれば安心して選べます。
な行
ナイアシン
🟢 むしろ安心
ビタミンB群の一種で、体の代謝を助けます。
不足しないように補われます。
安心な成分です。
二酸化硫黄
🟡 種類を選びたい
酸化防止や漂白に使われる添加物です。
ドライフルーツなどにも使われることがあります。
少量なら大きな心配はありませんが、控えめなフードのほうが安心です。
二酸化チタン(E171)
🔴 犬に不要・避けたい
フードやおやつを白く見せるための着色料です。
EUでは2022年に、ナノ粒子の安全性への懸念から食品・飼料での使用が禁止されました。
犬にとっては見た目だけの成分です。
避けたい添加物のひとつです。
乳酸菌(プロバイオティクス)
🟢 むしろ安心
腸内の善玉菌を助ける成分です。
お腹の調子を整えるのをサポートします。
シニア犬に嬉しい、入っていたらプラスの成分です。
は行
パプリカ色素
🟢 むしろ安心
パプリカから取れる、天然の赤い色素です。
自然由来で比較的安心とされます。
ただ、色そのものは見た目のためのものです。
気にしすぎなくてよい成分です。
パラベン(パラオキシ安息香酸エステル)
🟡 種類を選びたい
化粧品などでもおなじみの保存料です。
ペットフードでも保存目的で使われることがあります。
気になる方は避けても問題ありません。
パントテン酸カルシウム
🟢 むしろ安心
ビタミンB群の一種で、体の代謝に関わります。
補われていて当然の栄養素です。
安心な成分です。
ビオチン
🟢 むしろ安心
皮膚や被毛の健康に関わるビタミンです。
補われていることが多い栄養素です。
安心な成分です。
ビタミンE(トコフェロール)
🟢 むしろ安心
抗酸化に働き、酸化防止剤としても使われる栄養素です。
脂の酸化を防ぎながら、体も守ります。
安心して見られる成分です。
ビタミンA
🟢 むしろ安心
皮膚や目の健康を保つために必要な栄養素です。
食材だけでは不足しがちなので補われます。
入っていて当然の、安心な成分です。
ビタミンK
🟢 むしろ安心
血液を固める働きに必要な栄養素です。
不足しないように補われます。
安心な成分です。
ビタミンC(アスコルビン酸)
🟢 むしろ安心
抗酸化に働き、栄養にもなる成分です。
犬は体内でも作れますが、補われているフードも多くあります。
安心な成分です。
ビタミンD
🟢 むしろ安心
カルシウムの吸収に必要な栄養素です。
骨の健康に関わります。
多すぎは良くないため適量が補われます。
基本は安心な成分です。
ビタミンB1(硝酸チアミン)
🟢 むしろ安心
糖をエネルギーに変えるのに必要な栄養素です。
不足しないように補われます。
入っていて当然の成分です。
ビタミンB12
🟢 むしろ安心
神経や血液を作るのに必要な栄養素です。
動物性食品に多く、補われることがあります。
入っていて安心な成分です。
ビタミンB2(リボフラビン)
🟢 むしろ安心
体の代謝を助けるのに必要な栄養素です。
皮膚や被毛の健康にも関わります。
補われていて安心な成分です。
ビタミンB6(ピリドキシン)
🟢 むしろ安心
タンパク質の代謝に必要な栄養素です。
不足しないように補われます。
安心な成分です。
BHA(ブチルヒドロキシアニソール)
🟡 種類を選びたい
石油由来で作られる、合成の酸化防止剤です。
昔の動物実験で腫瘍が報告されましたが、それは普段の使用量の数万倍という極端な量でのことでした。
専門機関は「通常の使用では問題ない」としています。
それでも気になる方は、天然のビタミンEを使ったフードを選ぶと安心です。
BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)
🟡 種類を選びたい
BHAと同じ仲間の、合成の酸化防止剤です。
脂の酸化を防ぐ働きがあり、使用量には上限が決められています。
上限内なら安全とされていますが、合成であることが気になる方もいます。
天然系のフードを選べば、その不安はなくなります。
ビートパルプ(Beet pulp)
🟡 種類を選びたい
てんさい(砂糖大根)から砂糖を取った後の繊維です。
便の状態を整える目的で使われます。
悪者のように言われることもありますが、適量なら問題のない素材です。
量が多すぎないかだけ気にすればよいでしょう。
ビール酵母
🟢 むしろ安心
ビタミンやミネラルを含み、お腹の調子もサポートする成分です。
自然由来で安心なプラス材料です。
pH調整剤
🟡 種類を選びたい
酸味や保存性を整えるための成分をまとめた表示です。
中身が一括で書かれているため、何が使われているか分かりにくいのが難点です。
原材料が具体的なフードのほうが安心です。
フィッシュミール
🟡 種類を選びたい
魚を加工した原料です。
良質なタンパク源になります。
魚の種類が書かれているとより安心です。
魚ベースのフードは魚ベース比較8選でまとめています。
プロピレングリコール(PG)
🟡 種類を選びたい
しっとり感を保ちながら、菌の繁殖も抑える成分です。
猫では赤血球への影響があるため使用が禁止されています。
犬では規制されていませんが、保湿のための添加なので、気になるなら避けても問題ありません。
半生フードでよく見かけます。
ベニコウジ色素
🟡 種類を選びたい
紅麹(べにこうじ)から取れる赤い色素です。
天然由来ですが、フードを赤く見せるための成分です。
犬には見た目だけのものと考えてよいでしょう。
β-カロテン
🟢 むしろ安心
にんじんなどに含まれる、天然の橙色の色素です。
体内でビタミンAに変わる、栄養にもなる成分です。
色づけと栄養を兼ねる、安心な成分です。
ペクチン
🟢 むしろ安心
果物に含まれる、天然のとろみ成分です。
ジャムを固めるのと同じ成分です。
自然由来で比較的安心です。
膨張剤
🟡 種類を選びたい
食感を出すために使われる成分です。
犬の健康に必要なものではありません。
なくてよい成分です。
没食子酸プロピル(Propyl gallate)
🟡 種類を選びたい
合成の酸化防止剤のひとつです。
脂の酸化を防ぐために使われます。
安全性については議論があり、気にする方もいる成分です。
天然由来の酸化防止剤を使ったフードのほうが、より安心して選べます。
ポリリジン(ε-ポリリシン)
🟢 むしろ安心
微生物が作る、アミノ酸由来の天然系の保存料です。
化学合成ではなく、比較的安心して使える保存料とされています。
ま行
マグネシウム
🟢 むしろ安心
代謝や骨の健康に必要なミネラルです。
不足しないように補われます。
安心な成分です。
ミックストコフェロール(ビタミンE)
🟢 むしろ安心
天然のビタミンEを使った酸化防止剤です。
フードの脂が酸化して傷むのを、自然の力で防いでくれます。
化学合成ではないので、安心して選べる成分です。
原材料に書かれていたら、むしろ良いフードのサインと考えてよいでしょう。
ミートボーンミール(肉副産物)
🟡 種類を選びたい
肉や骨をまとめて加工した原料です。
由来が分からないものは不安が残ります。
何の動物かはっきり書かれたフードのほうが安心です。
ミートミール
🟡 種類を選びたい
肉を加熱・乾燥させて粉にした原料です。
「チキンミール」など何の肉か書かれていれば安心ですが、「ミートミール」とだけだと中身が分からず不安です。
原材料の見極めは安全なドッグフードの選び方も参考になります。
小麦粉
🟡 種類を選びたい
穀物のかさ増しやつなぎに使われます。
エネルギー源になりますが、小麦アレルギーの子は注意が必要です。
DL-メチオニン(メチオニン)
🟢 むしろ安心
必須アミノ酸のひとつで、尿のpHを整える働きもあります。
不足を補うために加えられます。
安心な成分です。
MSM(メチルスルフォニルメタン)
🟢 むしろ安心
関節の健康をサポートする成分です。
グルコサミンなどと一緒に使われます。
プラスになる成分で、関節ケア6選のようなシニア向けフードでよく見かけます。
や行
ヨウ素
🟢 むしろ安心
甲状腺の働きに必要なミネラルです。
微量を補うために加えられます。
安心な成分です。
ら行
ラック色素
🟡 種類を選びたい
ラックカイガラムシという虫から取れる赤い色素です。
天然由来ですが、見た目を整えるためのものです。
犬の健康に役立つものではありません。
リジン
🟢 むしろ安心
体に必要な必須アミノ酸のひとつです。
食材で不足する分を補います。
安心な成分です。
硫酸亜鉛(亜鉛)
🟢 むしろ安心
皮膚や免疫の健康に必要なミネラル「亜鉛」を補う成分です。
不足しがちなので補われます。
安心な成分です。
硫酸鉄(鉄)
🟢 むしろ安心
血液を作るのに必要なミネラル「鉄」を補う成分です。
鉄分が不足しないように加えられます。
入っていて当然の成分です。
硫酸銅(銅・キレート銅)
🟢 むしろ安心
血液や被毛の健康に必要なミネラル「銅」を補う成分です。
微量を補うために加えられます。
問題のない成分です。
硫酸マンガン(マンガン)
🟢 むしろ安心
骨や代謝に必要なミネラル「マンガン」を補う成分です。
微量を補うために加えられます。
安心な成分です。
緑茶エキス
🟢 むしろ安心
緑茶に含まれる成分を使った、天然の酸化防止剤です。
お茶のカテキンが、脂の酸化をやさしく防いでくれます。
自然由来なので心配はいりません。
リン(第二リン酸カルシウム)
🟢 むしろ安心
骨や代謝に必要なミネラルです。
ただし腎臓に不安のある子は摂りすぎに注意が必要です。
基本は必要な栄養素です。
リン酸塩(ポリリン酸ナトリウム等)
🟡 種類を選びたい
結着やpH調整のために使われる成分です。
摂りすぎはミネラルのバランスに影響するという議論があります。
控えめなフードが安心です。
ローカストビーンガム
🟡 種類を選びたい
マメ科の植物から取れる、とろみ成分です。
形を保つために少量使われます。
大きな心配はいりません。
レシチン(Lecithin)
🟢 むしろ安心
大豆や卵黄から取れる乳化剤です。
油と水をなじませる働きがあります。
栄養面でもプラスになる、比較的安心な成分です。
ローズマリー抽出物(ローズマリーエキス)
🟢 むしろ安心
ハーブのローズマリーから取り出した、天然の酸化防止成分です。
化学合成の保存料を使わずに、フードの鮮度を保つために使われます。
香りのよいハーブ由来で、ジウィピークのような無添加系プレミアムフードでは定番の成分です。
安心して選べます。
補足:犬にとって着色料は必要?
そもそも犬は赤い色が見えていません。
犬は2色型色覚で、青と黄しか見分けられず、赤はグレーっぽく見えるとされます。
フードを“美味しそうな色”に染める着色は100%人間(飼い主)向けで、犬にとっての利益はゼロです。
迷ったら着色料・発色剤が入っていないフードを選んで損はありません。
「無添加」の4文字を信じすぎない
「無添加」には抜け穴があります。
キャリーオーバーといって、原材料の段階で添加物が使われていても、最終製品で微量なら表示しなくてよいルールです。
たとえば着色されたカニカマを原料に使っても、表示は「カニカマ」だけでよく、色素は書かれません。
「無添加」の4文字より、原材料欄を最後まで読むのがいちばん確実です。
よくある質問
Q. BHAは発がん性があると聞きました。大丈夫ですか?
A. 動物実験で腫瘍が報告されたのは通常使用の数万倍という極端な量でした。
専門機関は通常使用には当てはめられないとしています。
気になる方は天然由来の酸化防止剤を使ったフードを選ぶと安心です。
Q. 酸化防止剤は入っていない方がいいですか?
A. いいえ、ドライフードでは逆効果になることがあります。
酸化防止剤がないと脂質が酸化して傷み、かえって胃腸の負担になることも。
大切なのは有無より天然か合成かです。
Q. キシリトールはなぜ危険なの?
A. 犬はキシリトールを糖と勘違いして大量のインスリンを出し、急な低血糖を起こすことがあります。
人用のガムや歯磨き粉も要注意です。
犬用と書かれていない甘い製品は与えないでください。
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参考にした主な資料
環境省「ペットフード安全法 基準規格」/農林水産省「ペットフード安全法の概要」/一般社団法人ペットフード協会「ペットフードと添加物」/EFSA(欧州食品安全機関)/ジェトロ「EUの二酸化チタン使用禁止」/各獣医監修記事。
数値や評価は2026年6月時点の情報です。気になる症状がある場合はかかりつけの獣医師にご相談ください。

