高価格=高品質は間違い?安全なドッグフードの選び方5選

ドッグフードの安全な選び方 5選

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ドッグフードは価格と品質が比例しません。
安全かどうかは成分表(原材料の並び順・添加物・栄養基準)で判断できます。この記事は、安全なフードを選ぶ5つの基準と、基準を満たす注目ブランドをまとめた資料です。

この記事を書いた人

≪ 取得した資格≫

  • JADP公認上級ペットケアアドバイザー
  • JADP公認トリマー・ペットスタイリスト
  • JADP公認ドッグセラピスト

犬との暮らし17年、 多頭飼い歴9年、

保護犬ボランティア歴9年。

自他ともに認める犬が大好きな過保護飼い主です。

Instagram(フォロワーさん1.7万人)では我が家の愛する娘🐶達との生活と最新情報を投稿しています。

※記事内に広告があります。広告の収益は看取りボランティア施設設立の資金にさせて頂きます。

目次

安全なドッグフードを選ぶ5つの基準

成分表は含有量の多い順に記載されます。
次の5点を順に確認すれば、価格に頼らずフードの品質を自分で判断できます。

① 原材料の並び順と透明性

成分表の最初に記載されている原材料が、そのフードに最も多く含まれています。
第一原料が「チキン」「ラム」「サーモン」など具体名の動物性タンパク質であることを最初に確認します。

「肉類」「動物性タンパク」「肉副産物」「ミール」といった曖昧な表記は、どの動物のどの部位が使われているか分かりません。
肉副産物には骨・皮・羽・内臓などが含まれることがあり、栄養価が不安定なため避けるのが無難です。

例えばモグワンカナガンなどのプレミアムフードは、すべての原材料と配合率を公開しています。

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② 人工添加物の有無

BHA・BHT・エトキシキンは、発がん性や肝機能への影響の可能性が指摘されている化学保存料です。
日本では基準量以下での使用が認められていますが、避けたい場合は原材料表にこの3つの記載がないかを確認します。

人工着色料(赤色40号・青色1号など)は見た目のためのもので、犬には不要です。
人工香料は嗜好性を高める目的で使われますが、素材本来の香りが隠れてしまいます。

保存料は、ビタミンC・ビタミンE・ローズマリーエキスなど天然由来のものを使っているフードが理想的です。
なお「無添加」表示のワナもあるため、表示の言葉ではなく原材料表そのもので判断してください。

例えばナチュラルバランスオリジンは、こうした人工添加物を使用していません。

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③ タンパク質の量と質

犬は肉食傾向が強い動物のため、良質な動物性タンパク質がしっかり摂れることが健康維持の土台になります。
一般的な成犬向けフードでは、タンパク質含有量20%以上が目安です(AAFCO基準の最低値は18%)。

アクティブな犬種や若い成犬にはタンパク質30%以上のフードも選択肢になります。
シニア犬や腎臓に不安がある犬は、獣医師と相談して適切なタンパク質レベルに調整してください。

例えばカナガンK9ナチュラルはタンパク質含有量が30%以上と高く、活発な成犬に向いた設計です。

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④ 穀物の種類と配合比率

穀物は犬にとって必須ではありませんが、消化しやすい玄米・オーツ麦・さつまいもなどを適量含むフードは栄養バランスを整えやすくなります。

一方、トウモロコシ・小麦・大豆が主成分になっているフードは、原価を抑えるためのかさ増しであることが多く、消化不良やアレルギーの原因になることがあります。
アレルギーが心配な場合はグレインフリー(穀物不使用)も選択肢の一つです。

穀物以外では、皮膚・被毛の健康維持に関わるオメガ3・6脂肪酸、関節の健康をサポートするグルコサミン・コンドロイチン、腸内環境を整える食物繊維が含まれているかも確認ポイントです。

例えばウェルネスコアブルーバッファローは、栄養バランスに配慮された設計になっています。

⑤ 栄養基準と品質管理

AAFCO(米国飼料検査官協会)の栄養基準を満たしているかを確認します。
ただしAAFCO基準は「最低限の基準」であり、満たしていること自体は品質の保証ではありません。

そのうえで、原材料の産地を明確にしているか・自社工場で一貫した製造と品質管理を行っているか・第三者機関による品質検査を受けているか、が信頼できるメーカーの目安です。

例えばヒルズロイヤルカナンなどの大手メーカーは、独自の研究施設を持ち品質管理を徹底しています。

安価なドッグフードに注意が必要な理由

低価格フードのすべてが悪いわけではありませんが、価格を下げるための典型的なパターンが3つあります。

1つ目は原材料の質です。
「肉副産物」「肉ミール」という表示のフードには、内臓・骨・皮・羽など食用に適さない部位を粉砕したものが含まれることがあります。

2つ目は人工添加物です。
安価なフードには化学保存料や人工着色料・香料が多用されている傾向があります。

3つ目は低品質な穀物のかさ増しです。
低グレードのトウモロコシや小麦を大量に使うことで原価を抑えているフードは、消化不良やアレルギーの原因になることがあります。

食事の質は消化の調子や皮膚・被毛の状態に表れやすく、体調を崩せば獣医療費もかかります。
目先の価格だけでなく、長い目で見たコストと健康への影響をあわせて考えるのが現実的です。

アレルギーに配慮したフードの選び方

「アレルギー対応」と書かれたフードは、一般的なアレルゲンを除いただけのものも多く、すべての犬に合うとは限りません。
アレルギーの原因は犬ごとに異なるためです。

対策の基本は「単一タンパク源」のフードです。
「ラム&ライス」のように動物性タンパクを1種類に限定したフードは、アレルギーの原因特定がしやすく、除去食(原因を特定するための食事療法)にも適しています。

鹿肉(ベニソン)やカンガルー肉など、これまで食べた経験が少ないタンパク質は、アレルギーの原因になりにくいとされています。

犬のアレルゲンとして報告が多い食材は、牛肉・鶏肉・卵・乳製品(チーズ・ヨーグルトなど)・小麦・トウモロコシ・大豆です。
皮膚のかゆみ・耳の赤み・消化不良などの症状がある場合は、これらを含まないフードを試すのも一つの方法です(判断に迷うときは獣医師に相談してください)。

消化を助ける成分にも注目します。
プロバイオティクス(乳酸菌・ビフィズス菌)は腸内環境を整えるサポートが期待され、消化酵素(パパイン・ブロメラインなど)はタンパク質の分解を助けます。オメガ3脂肪酸(亜麻仁油・魚油)は皮膚の健康維持に関わる成分とされています。

与え方と食事管理の基本

フード選びと同じくらい、与え方も健康に影響します。

給餌量はパッケージの推奨量を基準に、体型と運動量に応じて調整します。
与えすぎによる肥満は、関節疾患・糖尿病・心臓病などのリスク要因になります。適正体重の目安は、立った状態で腰のくびれが見えること・横から触って肋骨が軽く分かることです。

成犬の食事は1日2回(朝・夕)が基本です。
血糖値の急な変動を避けるためできるだけ決まった時間に与え、食後30分以内の激しい運動は控えます(胃捻転は大型犬に多い疾患ですが、小型犬でも食後すぐの運動は消化の負担になります)。

ライフステージによっても選ぶフードは変わります。
子犬(成長期)は高タンパク・高カロリーで、脳の発達に関わるDHA・EPAを含むものが理想的です。成犬(維持期)はタンパク質・脂質・炭水化物のバランスが取れた総合栄養食を選び、カロリー管理を徹底します。シニア犬(老齢期)は消化能力が低下するため消化の良いフードを基本に、関節ケア成分(グルコサミン・コンドロイチン)や抗酸化物質(ビタミンE・ポリフェノール)を含むものが選択肢になります。

基準を満たす注目ブランド10

高品質な原材料を使い、不必要な添加物を極力排除していることで知られるブランドです。
(リンクは各ブランドの取扱ページに移動します)

オリジン:高タンパク・低炭水化物・グレインフリー。

アカナ:地域産の新鮮な原材料を使用。

ウェルネスCORE:栄養バランスに優れたグレインフリー。

ソリッドゴールド:腸内環境を整えるプロバイオティクス配合。

ナチュラルバランス:アレルギーに配慮した単一タンパク源フードが豊富。

ブルーバッファロー:抗酸化物質を強化した設計。

アーテミス:ヒューマングレードの原材料を使用。

カナガン:高品質なチキンを使用したグレインフリー。

ナウフレッシュ:オールナチュラルで新鮮な食材を使用。

ファインペッツ:消化しやすい原材料を使用(主原料は鹿肉・鶏肉)。

まとめ|価格ではなく成分表で選ぶ

第一原料が動物性タンパク質か・人工添加物はないか・穀物の種類は適切か・AAFCO基準を満たしているか・愛犬のライフステージに合っているか。
この5点を成分表で確認すれば、価格に惑わされずに安全なフードを選べます。

🍚 あわせて読みたい:シニア小型犬のドッグフード選び

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