安いドッグフードと高いフードの違い3つ|添加物の真実

安いドッグフードと高いフードの違い3つ|添加物の真実
この記事を書いた人

≪ 取得した資格≫

  • 愛玩動物育養管理士
  • JADP公認上級ペットケアアドバイザー
  • JADP公認トリマー・ペットスタイリスト
  • JADP公認ドッグセラピスト

犬との暮らし17年、 多頭飼い歴9年、

保護犬ボランティア歴9年。

自他ともに認める犬が大好きな過保護飼い主です。

Instagram(フォロアーさん1万人)では我が家の愛する娘🐶達との生活と最新情報を投稿しています。

※記事内に広告があります。広告の収益は看取りボランティア施設設立の資金にさせて頂きます。

「安いフードは添加物だらけで、高いフードは無添加」——よく聞く話ですが、半分正しくて半分誤解です。
「添加物をたくさん入れると安く作れる」わけではありません。
むしろ順番は逆で、安い原料で作るから、添加物の助けが必要になるのです。
この記事では、安いフードと高いフードの違いを添加物の視点から3つに整理して、価格の仕組みをやさしく解説します。

目次

先に結論:添加物は「安さの原因」ではなく「安さのサイン」

添加物そのものは1kgあたり数円程度。添加物を足したからといって、フードが劇的に安くなるわけではありません。
価格を決めているのは主原料です。
安い原料(穀物のかさ増し・肉副産物)は、劣化しやすく、見た目も地味になりがち。
それを保たせて、見栄えよく整えるために、合成酸化防止剤・着色料・香料の出番が増えるのです。
だから原材料欄に合成添加物が並んでいたら、それは「原料を安く抑えた設計」のサインとして読めます。

違い① 主原料——生肉か、かさ増しか

高いフードは第1原料が生肉や乾燥肉で、肉の割合も高め。
安いフードは、トウモロコシ・小麦などの穀物が先頭に来ることが多く、肉は「ミール」や「副産物」表記が中心です。
肉より穀物の方が安いので、穀物の比率を上げるほど製造コストは下がります。
そのぶん糖質が高くなりやすいのは、当ブログで何度もお伝えしてきた通りです。
糖質の見方は低糖質ドッグフード20選で詳しく解説しています。

違い② 酸化防止剤——天然か、合成か

高価格帯はミックストコフェロール(ビタミンE)・ローズマリー抽出物などの天然系が主流。
低価格帯ではBHA・BHT・エトキシキンなどの合成系を見かけることが多くなります。
合成系は少量で長く効き、コストも安いため、長期保存が前提の量販フードと相性が良いのです。
それぞれの安全性は酸化防止剤の解説記事で数値つきで説明しています。

違い③ 見た目の演出——着色するか、素材の色のままか

高いフードは粒が地味な茶色一色。素材に自信があるので色を盛る必要がありません。
一方、安いフードには赤や緑のカラフルな粒や、肉色を保つ発色剤が使われることがあります。
原料のばらつきを色で整え、棚で目を引くための、飼い主向けの演出です。
犬には赤が見えていない話は着色料の解説記事をどうぞ。

「高い=安心」でもありません

ここまで読むと「じゃあ高いフードを買えば間違いない」と思うかもしれませんが、それも違います。
価格には広告費や輸入コストも含まれていて、値段と中身は必ずしも比例しません
実際、当ブログの採点では、お手頃価格でも天然系の酸化防止剤・無着色のフードがいくつもあります。
値札ではなく原材料欄で判断するのが、いちばん確実なフード選びです。
詳しくは高価格=高品質は間違い?安全なドッグフードの選び方5選もあわせてどうぞ。

お手頃価格で良設計のフードの例

量販店でも買える価格帯から、良い設計の一本を紹介します。
ニュートロ ナチュラルチョイス 小型犬用(正直レビュー)は、酸化防止剤がミックストコフェロール・ローズマリー抽出物・クエン酸の天然系3種で、着色料も不使用。
「安い=悪い」ではないことを示してくれる代表格です。

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よくある質問

Q. 添加物がたくさん入っていると、フードは安くなるの?

A. いいえ。
添加物自体はごく安価で、価格への影響はわずかです。
価格を決めるのは主原料の質。
安い原料を保たせるために合成添加物が増える、という順番です。

Q. 安いフードをあげ続けるのは良くない?

A. 国の基準を満たしたフードであれば、直ちに問題があるわけではありません。
ただシニア小型犬は糖質や添加物の影響を受けやすいため、無理のない範囲で原材料欄を見て選ぶのがおすすめです。

Q. 値段はどのくらいが目安?

A. 当ブログの採点上位は1kgあたり2,000〜4,000円前後に多い印象です。
ただ価格より「主原料が肉・天然系の酸化防止剤・無着色」の3点を満たすかで見る方が確実です。

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参考にした主な資料

環境省「ペットフード安全法 基準規格」/一般社団法人ペットフード協会「ペットフードと添加物」/各メーカー公式サイトの原材料・成分情報。
内容は2026年6月時点の情報です。価格の目安は当ブログ調べです。

※本記事は飼い主としての経験に基づく個人の感想です。愛犬の体調・体質には個体差があります。気になる症状がある場合は獣医師にご相談ください。

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