犬が散歩を嫌がる5つの理由と対処法|代わりになる4つの方法

犬が散歩を嫌がる理由

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犬が散歩を嫌がる理由は「怖い」「過去に嫌な経験をした」「寒い・暑い」「体調不良や老化」「首輪やハーネスが苦しい」の5つに整理できます。

嫌がり方が強くストレスになっている場合は、一度散歩をやめる判断も正解です。
室内や庭でできる代わりの方法も後半にまとめています。

目次

散歩を嫌がる5つの理由と対処法
── 理由別の一覧

理由背景対処法写真
知らない景色・音・匂いが怖い犬は元来警戒心が強く、知らない場所・におい・音に敏感です。
社会化ができていないと、ほかの犬や人にも強く警戒します。
短い距離から始める
車や人通りの少ない場所で安心感を持ってもらいます。
短い距離ですぐ終わることも安心につながります。
初めは抱っこやキャリーカーでの散歩も有効です。
知らない景色・音・匂いが怖い
過去に散歩で嫌な経験をした散歩中に大きな音がした、ほかの犬に吠えられたといった経験があると、散歩を怖いものと認識して嫌がります。信頼関係を築く
信頼関係ができるまでは室内で散歩の練習をし、たくさん褒めてご褒美をあげます。
ハーネスを持つとしっぽを振るようになったら外に出ます。
過去に散歩で嫌な経験をした
寒い・暑い犬にとって最適な温度は約20℃です(犬種や大きさで前後します)。
寒すぎても暑すぎても苦痛になります。
季節に合わせて散歩時間を変える
夏のアスファルトは高温になるため、涼しい時間帯に歩きます。
冬は暖かくなってからにします。
寒い・暑い
体調不良・傷がある・老化犬は本能で体調の悪さや痛みを隠します。
老化で筋力や体力が落ちて散歩を嫌がるのは自然なことで、無理は禁物です。
普段と違う様子があれば病院へ
散歩好きの犬が行きたがらないときは、食事や便の状態を確認します。
体を触って腫れや傷がないかも確認し、いつもと違う様子があれば受診してください。
老化の場合は朝の日光浴を、キャリーカーで外の空気を吸わせるだけでも刺激になります。
体調不良・傷がある・老化
首輪・ハーネスが苦しい散歩が嫌いな犬は、首輪やハーネスを着けると散歩に行くと分かって着けさせません。
締めすぎて首や体が痛い場合も同じです。
首輪やハーネスを調節する
緩すぎてもいけませんが、締めすぎると呼吸がしにくくなり、体を傷つける可能性もあります。
指が1本余裕で入る程度を目安にしてください。
首輪・ハーネスが苦しい

嫌がる犬にも散歩は必要?
── 散歩で得られることと、やめる判断

散歩は有酸素運動であると同時に、関節の可動域を使う運動でもあり、関節の動きを保つことに役立つとされています

また、いろいろなものに出会って怖いものを減らす社会化の場でもあります。
社会化ができていないと、恐怖や不安から吠えたり、家から離れるとパニックになったりすることがあり、病院やペットホテルを利用しにくくなります。

朝の光を浴びることは生活リズムを整えるのに役立つとされています。
本能を刺激する知らないにおいを嗅ぐことはストレス発散と知育につながり、年齢を重ねてからの刺激としても役立ちます。

強く嫌がってストレスになるなら、散歩は一度やめる

散歩には多くの良い面がありますが、行くたびにストレスになるのは犬にとっても飼い主にとっても良いことではありません。
一度やめて、室内や庭でできることをしながら過ごしてください。

ハーネスやリードを嫌がらなくなり、庭で楽しく過ごせるようになったら、散歩を再チャレンジすれば十分です。
庭でおやつを食べられないうちは無理をしないでください。

散歩の代わりになる4つの方法
── 室内・庭でできること

目的代わりになること
有酸素運動・柔軟性室内で引っ張り合いっこや、おもちゃを投げて拾ってくる遊びで体を動かします。
日光浴・朝日を浴びる庭でもベランダでもカートでもかまわないので、日向ぼっこをします。
本能を満たすノーズワークマットを使い、においだけでおやつを探させます。
ストレス発散と知育につながります。
社会化の勉強まずは愛犬のテリトリーである部屋に人やほかの犬に来てもらい、遊んだりおやつを食べたりして好きになってもらいます。
カートでいろいろな場所に行くことでも、人・物・におい・音に慣れていけます。

無理に散歩をする必要はありませんが、散歩ができればこの4つが一度に満たせます。

散歩が好きになる5つの方法
── 短い距離から段階を踏む

1. 短い距離で終わらせる

警戒心が強い犬にとって、新しい行動・音・においは危険で怖いものです。
大きな音や強いにおいのしない場所を少しだけ体験し、すぐ帰ることで「安全だ」と理解してもらいます。
怖かった体験が安全だと分かると、楽しい刺激に変わり、好奇心に育ちます。

2. 自由に走り回れる環境を作る

人には分からないにおいや音を自分の判断で確認できると、犬は早く安心できます。
室内ではとれない距離を走ることは、外でしか味わえない楽しみです。

3. 信頼関係を築く

怖い場所でも、信頼できる人なら助けてくれると思えます。
信頼している飼い主の希望をかなえたいと思えば、嫌がりにくくなります。

4. ご褒美を用意する

食いしん坊な犬なら、とっておきのご褒美で先に進んでくれます。
ただし怖がっている間はなかなか食べられないため、食べられるようになるまでは別の方法で安心してもらいます。
室内でハーネスやリードを着けて歩く練習でも、褒めてご褒美をあげるのが一番早く上達します。

5. 歩行補助具を使う

歩行補助具はもともと歩けない犬のための道具でしたが、今は散歩を嫌がる犬にも使われます。
持ち手(ハンドル)が付いたハーネスなら、段差や横断のときに体をそっと支えられます。

向いている犬:足腰が弱ってきた犬、歩き出しをためらう犬、後ろ足の支えが必要な犬。
向いていない犬:体は健康で、単に怖がって歩かない犬(この場合は1〜4の手順を先に試してください)。

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よくある質問
── FAQ

Q. 嫌がるのに毎日散歩に行かせないといけない?
A. いいえ。
散歩に行くたびにストレスになるなら、一度やめる判断も正解です。
室内や庭で有酸素運動・日光浴・においを使った遊び・社会化の4つを補い、ハーネスを嫌がらなくなってから再チャレンジしてください。
Q. 急に散歩を嫌がるようになったときは?
A. まず体調を疑ってください。
犬は痛みや不調を隠します。
食事や便の状態を確認し、体を触って腫れや傷がないか調べ、いつもと違う様子があれば受診してください。
Q. 首輪とハーネスはどのくらいの締め具合が適切?
A. 指が1本余裕で入る程度が目安です。
緩すぎると抜けてしまい、締めすぎると呼吸がしにくくなり体を傷つけることがあります。

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この記事を書いた人

≪ 取得した資格≫

  • JADP公認上級ペットケアアドバイザー
  • JADP公認トリマー・ペットスタイリスト
  • JADP公認ドッグセラピスト

犬との暮らし17年、 多頭飼い歴9年、

保護犬ボランティア歴9年。

自他ともに認める犬が大好きな過保護飼い主です。

Instagram(フォロワーさん1.7万人)では我が家の愛する娘🐶達との生活と最新情報を投稿しています。

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