愛犬のぷにぷに肉球を守る5分ケア術|暮らしを快適に

この記事を書いた人

≪ 取得した資格≫

  • JADP公認上級ペットケアアドバイザー
  • JADP公認トリマー・ペットスタイリスト
  • JADP公認ドッグセラピスト

犬との暮らし17年、 多頭飼い歴9年、

保護犬ボランティア歴9年。

自他ともに認める犬が大好きな過保護飼い主です。

Instagram(フォロワーさん1.7万人)では我が家の愛する娘🐶達との生活と最新情報を投稿しています。

※記事内に広告があります。広告の収益は看取りボランティア施設設立の資金にさせて頂きます。

犬の肉球は、乾燥・摩擦・化学物質・加齢・誤ったケアで割れます。

割れる原因と対策、毎日できるケア5ステップと頻度、季節ごとの注意点、動物病院に相談する目安をまとめました。

目次

肉球が割れる5つの原因と対策

犬の肉球のアップ

1つめは乾燥です。

冬場は肉球の水分が失われて皮膚が硬くなり、ひび割れやすくなります。

犬用の肉球クリームで定期的に保湿してください。

舐めても差し支えのない無添加のものが安心です。

2つめは摩擦です。

アスファルトやフローリングの刺激で皮膚がすり減ります。

暑い日や寒い日は散歩の時間帯を調整し、室内では滑りにくいマットを敷いてください。

3つめは化学物質です。

融雪剤や除草剤が肉球に付くと炎症やひび割れの原因になります。

散歩のあとはぬるま湯で足を洗い、付着したものを流してください。

4つめは加齢による変化です。

年齢とともに皮膚の再生力が落ち、ダメージを受けやすくなります。

年齢が上がったら保湿の回数を増やし、マッサージも取り入れてください。

5つめは誤ったケアです。

人間用のクリームやアルコールを使うと、かえって悪化することがあります。

必ず犬用の製品を使い、洗ったあとはしっかり乾かしてから保湿してください。

毎日できる肉球ケア5ステップ

肉球ケアをしてもらう犬

1. 足裏チェックを習慣にする

色・硬さ・ひび割れ・異物の有無を見て、赤みやかゆがる様子がないか確認します。

毎日、できれば朝と夜の2回が目安です。

撫でる延長で自然に触ると嫌がりにくく、写真を撮っておくと変化に気づきやすくなります。

2. 保湿クリームを塗る

天然成分の犬用クリームを、薄く均等に塗ります。

指の間も忘れずに塗ってください。

1日1〜2回が目安です。

塗ったあと15分ほどは舐めないよう、おもちゃなどで気をそらす工夫をします。

肉球クリームのアイコン

ミツロウ、ホホバオイル、シアバターなどが配合されたものが向いています。

鉱物油・合成香料・着色料・アルコールが入ったものは避けてください。

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3. 足裏の毛をカットする

肉球が見える程度に短くカットします。

2週間に1回程度が目安です。

毛が伸びたままだと室内で滑りやすくなり、関節にも負担がかかります。

犬をリラックスさせてから、少しずつ慣らして進めてください。

バリカンのアイコン

道具は、安全ガード付き・充電式・静音設計のものが扱いやすくなります。

先端が鋭利なもの、重いもの、大きすぎるものは避けてください。

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4. やさしくマッサージする

円を描くようにやさしく揉みます。

強く押さえつけないでください。

2〜3日に1回が目安です。

クリームを塗るときに一緒に行うと続けやすくなります。

5. 散歩後に洗って乾かす

ぬるま湯で洗い、タオルで水分をしっかり拭き取ります。

散歩のたびに行ってください。

ウェットティッシュで代用できますが、そのあとの乾拭きは必ず行います。

濡れたままだと指の間に菌が繁殖しやすくなります。

ケアシートのアイコン

シートは、保湿成分入りで無香料の厚手タイプが使いやすくなります。

アルコールを含むものや香りの強いもの、薄すぎるものは避けてください。

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季節ごとの肉球ケア

季節ごとの散歩の様子

夏:アスファルトのやけどを防ぐ

気温が30℃前後でも、直射日光の当たったアスファルトやコンクリートは50〜60℃まで上がります。

この上を歩かせると、わずかな時間で肉球をやけどすることがあります。

散歩の前に、手の甲を地面に5秒あてて確かめてください。

5秒我慢できない熱さなら、犬の肉球にも熱すぎます。

散歩は早朝か日没後にずらし、日中はやめてください。

どうしても日中に外へ出る必要があるときは、犬用の靴で肉球を熱から守る方法もあります。

通気性のあるメッシュ素材で、滑り止めのソールとサイズ調整できるストラップが付いたものを選び、重すぎるものや硬い素材は避けてください。

ドッグブーツのアイコン

冬:乾燥と融雪剤から守る

冬は空気の乾燥で肉球が硬くなり、ひび割れやすくなります。

保湿の回数を増やしてください。

雪の多い地域では、道路にまかれた融雪剤が肉球を刺激します。

散歩から帰ったら必ず足を洗い、よく乾かしてから保湿してください。

梅雨・雨の日:湿気と指間炎に注意

濡れたままにしておくと、指の間で菌やカビが増えて指間炎の原因になります。

足を洗ったあとは、指の間まで丁寧に乾かしてください。

春・秋:花粉と落ち葉の刺激

春は花粉やアレルゲンが足裏に付きます。

散歩後の足洗いを続け、かゆがる様子がないか観察してください。

秋は乾燥が始まる時期です。

落ち葉の下に枝やガラス片が隠れていることもあるので、足裏チェックを丁寧に行ってください。

犬種・体型によるケアの違い

肉球ケアのアイテム

チワワやトイプードルのような小型犬は肉球が比較的デリケートで、フローリングで滑りやすくなります。

こまめな保湿と、室内の滑り止めマットが役に立ちます。

ラブラドールやゴールデンのような大型犬は体重の負荷が大きく、肉球が摩耗しやすくなります。

散歩量に応じてケアの回数を増やし、クッション性のある寝床を用意してください。

ボーダーコリーやジャックラッセルのような活発な犬種は摩擦による摩耗が激しく、ひび割れのリスクが高くなります。

散歩後のチェックを入念に行ってください。

ダックスフンドやコーギーのような短足の犬種は体重のかかり方が不均等で、関節への負担も大きくなります。

滑り止め対策を強化し、足裏の毛をこまめにカットしてください。

年齢の高い犬は肉球が角質化しやすく、柔軟性が落ちます。

保湿力の高いクリームを使い、マッサージの回数を増やし、柔らかい路面を選んで散歩してください。

よくある質問

足裏を見せる犬
人間用のハンドクリームやワセリンで代用してもいいですか?

犬用の肉球クリームを使ってください。

人間用のハンドクリームには香料・アルコール・防腐剤など犬の皮膚に刺激となる成分が含まれていることが多く、舐めることでお腹の不調につながることもあります。

純度の高いワセリンは応急的に使える場合もありますが、保湿の持ちは犬用クリームに劣り、べたつきも気になります

足を触られるのを嫌がってケアができません

まずは数秒だけ足に触れて、すぐにおやつを与えます。

触れる時間を1週間ほどかけて少しずつ延ばしてください。

リラックスしているときや寝起きなど、落ち着いている状態で試すとうまくいきます。

特別なおやつを肉球ケアのときだけ与えると、良い印象が付きやすくなります。

無理強いはせず、数週間かけてゆっくり慣らしてください

肉球ケアの頻度はどれくらいが目安ですか?

目視のチェックは毎日、散歩のあとに行います。

足裏を洗うのは汚れたときと散歩のあと(都市部や薬剤をまく地域では毎回)。

保湿は週2〜3回、冬場や乾燥する季節は毎日。

足裏の毛のカットは2週間に1回程度。

マッサージは週1〜2回が目安です。

フローリングの多い家や高齢の犬では、もう少しこまめに行ってください

肉球がひび割れました。自宅でできることはありますか?

軽いひび割れなら、ぬるま湯でやさしく洗って清潔にし、完全に乾かしてから犬用の保湿クリームを塗ります。

15分ほどは舐めないように気をそらしてください。

数日は長時間の散歩や硬い地面を歩くことを避けます。

ただし出血がある場合や、1週間以上たっても改善しない場合は動物病院で診てもらってください。

自己判断で市販薬を使うことは避けます

夏場の肉球のやけどを防ぐ方法はありますか?

直射日光の当たったアスファルトやコンクリートは50〜60℃まで上がります。

散歩は早朝か夕方以降の涼しい時間帯にしてください。

出かける前に、自分の手の甲を5秒間地面に当てて熱さを確かめます。

芝生や土の道など熱くなりにくい場所を選び、犬用の靴を使う場合は事前に室内で慣らしてください。

やけどは痛みが強く回復にも時間がかかるので、防ぐことが第一です

クリームを塗ったあと舐めてしまいます

就寝前などリラックスしているときに塗ると舐めにくくなります。

塗ったあとはおもちゃや時間のかかるおやつで気をそらすか、短い散歩に出ると外のにおいで気がそれます。

薄く均等に塗って余分を拭き取ってください。

クリームがなじむまで15〜20分ほどなので、その間だけ気をそらせれば十分です。

万が一に備えて、舐めても差し支えのない成分の製品を選んでください

犬種によってケアの仕方は変わりますか?

変わります。

小型犬はこまめな保湿と室内の滑り止め、大型犬は散歩量に応じたケアとクッション性のある寝床、活発な犬種は散歩後の入念なチェック、短足の犬種は滑り止めと足裏の毛のカット、高齢の犬は保湿力の高いクリームと柔らかい路面での散歩が向いています。

この記事の「犬種・体型によるケアの違い」で詳しく説明しています

肉球が黒ずんでいるのは病気ですか?

多くの場合は自然な色素沈着で、心配はいりません。

年齢とともに色が濃くなる、もともと色素が濃い犬種である、すべての肉球が均等に濃くなっている場合は正常とされています。

ただし急に一部だけ変色した場合や、腫れ・痛みを伴う場合は動物病院に相談してください。

舐めすぎやかゆみがある場合は、アレルギーや皮膚の病気の可能性もあります

動物病院に相談する目安

飼い主と過ごす犬

日々のケアで様子を見ることは大切ですが、自己判断が難しい症状もあります。

次のような状態が見られたら、自宅でのケアを続けるより先に動物病院で診てもらってください。

出血や深いひび割れがあり、家庭でのケアで1〜2日たっても改善しない場合。

肉球がいつもより熱い、赤い、腫れている場合。

清潔にしても取れない異臭がする場合。

足を引きずる、舐め続ける、触ると痛がるといった歩き方や様子の変化がある場合。

肉球の形がいつもと変わった、一部が膨らんでいる場合。

水ぶくれやめくれがある場合。

特に夏場は、アスファルトでのやけどが疑われます。

部分的に白っぽくなった、黒ずみが急に増えたなど、色が急に変わった場合。

自己判断で市販薬を使うことは避けてください。

足は体調の変化が表れやすい場所です。

「様子を見よう」と迷ったときほど、早めに相談したほうが犬の負担は軽くなります。

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