鶏も牛も魚もダメ。次に選ぶフードを探していたとき。
── ZIWI Peak ラム、アレルギー除去食として選ばれる理由を成分から読む
食物アレルギーの除去食探しで「ラム以外に選択肢がない」という状況に直面したことがあるなら、この記事は参考になるはずです。
ZIWI Peak(ジウィ ピーク)エアドライ ラムは、ニュージーランド産フリーレンジラムを主原料に、ラムの生肉・心臓・トライプ・レバー・腎臓・肺・骨を96%配合した単一タンパク質フード。グレイン・グルテン・ポテト・大豆を一切含まない設計で、原材料・栄養成分・向き不向きを成分表から読み解きます。
ZIWI Peak エアドライドッグフード ラム(454g)
📌 この記事を読むとわかること
- 鶏・牛・豚アレルギーの犬に本当に使えるか(アレルゲン除去の根拠)
- 糖質わずか4%の根拠と、他のドライフードとの数値差
- 高脂質(33%)のリスクと、向かない犬の条件
- マッカロー&ラムとどちらを選ぶべきか、1行で判断する方法
📋 原材料(全成分)
原材料の並び順は配合量の多い順
生肉・内臓・魚介類…96%(ラム生肉、ラムハート生肉、ラムトライプ生肉、ラムレバー生肉、ラムキドニー生肉、ラムラング生肉、ニュージーランド緑イ貝、ラムボーン)、レシチン、イヌリン(チコリ由来)、乾燥海草、ミネラル類(リン酸二カリウム、硫酸マグネシウム、亜鉛アミノ酸複合体、銅アミノ酸複合体、鉄アミノ酸複合体、マンガンアミノ酸複合体、セレン酵母)、海塩、パセリ、酸化防止剤(クエン酸、天然ミックストコフェロール/ビタミンE)、ビタミン類(E、チアミン硝酸塩、D3、葉酸)
チェックポイント
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第1〜8原材料がすべてラム由来——ラム生肉を筆頭に、心臓・トライプ・レバー・腎臓・肺・骨と内臓を丸ごと使用。「単一タンパク質」の名の通り、魚を除くタンパク質源はラムのみ。 -
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ラムトライプ(胃袋)が3番目に配合——トライプには消化酵素・プロバイオティクス・オメガ3/6が自然に含まれる。消化促進・腸内環境サポートへの配慮が成分構成に反映されている。 -
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ニュージーランド緑イ貝を配合——コンドロイチン硫酸1300mg/kg以上を含む海産物。関節や軟骨のサポートを意識した添加で、シニア犬・大型犬の関節ケアに配慮した構成。 -
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イヌリン(チコリ由来)でプレバイオティクス配合——腸内の善玉菌のエサになる水溶性食物繊維。タンパク質中心のフードで腸内環境を整える役割を担う。 -
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酸化防止剤は天然(クエン酸+ミックストコフェロール)のみ——合成酸化防止剤(BHA・BHT・エトキシキン)を使用していない。ただし天然素材は効力が短命なため、開封後は早めに使い切ることが前提になる。袋を封しないまま放置すると脂質酸化が蓄積し、犬の嗅覚(人間の数万倍)はそれを先に感知する。 -
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穀物・ポテト・大豆・グルテン不使用——糖質源となる穀物・マメ科植物・イモ類を一切使用せず。糖質約4%はドライフードの中で最低水準に近い。
📊 栄養成分(保証分析値)
公式サイト記載の保証分析値より
| 成分 | 数値 | 備考 |
|---|---|---|
| タンパク質 | 35.0%以上 | ラム由来の動物性タンパク質 |
| 脂質 | 33.0%以上 | 高め。膵炎・肥満犬は注意 |
| 粗繊維 | 2.0%以下 | 低め。イヌリンで補完 |
| 灰分 | 12.0%以下 | 骨・臓器由来のミネラル分。腎臓病の犬は獣医師に相談 |
| 水分 | 14.0%以下 | エアドライのため一般的なドライより水分多め |
| 糖質(推定) | 約4% | 100−(他の保証分析値合計)で計算 |
| 代謝エネルギー | 約560kcal/100g | 高カロリー。給与量に注意 |
※ 糖質は保証分析値から推定計算した値です(100 −(35.0+33.0+2.0+12.0+14.0)=4.0%)。穀物・ポテト・マメ科植物を使用していないため、糖質源はごく少量の海藻・パセリ等のみ。ドライフード全体の中でも最低水準に近い数値。
✅ 商品の特徴
① ラムのみ96%——単一タンパク質で食物アレルギーを絞り込める
食物アレルギーの除去食では「タンパク質源を1種類に絞る」ことが基本。本製品はラム生肉・内臓・骨で96%を占め、魚以外のタンパク質源はすべてラム。鶏・牛・豚・魚アレルギーの犬が対象になる選択肢として機能する。「マッカロー&ラム」(魚2種+ラム)との最大の違いはここにある。
② 糖質約4%——ドライフード最低水準
一般的なドライフードの糖質は30〜50%。本製品の約4%は、穀物・ポテト・マメ科植物すべてを除いた結果。インスリン管理・体重管理・膵炎リスク低減を意識する飼い主に選ばれる理由の一つ。ただし脂質33%と高カロリー(560kcal/100g)なため、給与量の管理は別途必要。
③ ニュージーランド産・エアドライ製法
原材料はニュージーランドの放牧(フリーレンジ)・牧草飼育(グラスフェッド)ラム。エアドライは70〜85℃の低温風乾燥で水分を除去し、生食に近い栄養価を維持しながら常温保存を可能にする製法。熱に弱いビタミン・酵素類の保持率は、高温エクストルージョン(一般的なドライフード製法)より高いとされる。
🐾 向いている犬・向かない犬
✅ 向いている犬
- 鶏・牛・豚・魚アレルギーの犬(除去食候補)
- 低糖質・低炭水化物を重視する飼い主の犬
- 関節・軟骨ケアが必要な成犬〜シニア犬
- 生食(Raw)に近い食事をさせたい犬
- ZIWI マッカロー&ラムとのローテーション
⚠️ 向かない犬
- ラムアレルギーの犬
- 脂質制限が必要な犬(膵炎・高脂血症)
- 肥満・カロリー管理中の犬(560kcal/100gは高カロリー)
- 腎臓病など灰分・リン制限が必要な犬(要獣医師確認)
- 食費をできるだけ抑えたい飼い主(コスパは低め)

