85%が動物性——自然の食物連鎖を小さな340gに詰め込んだ
── カナダ産 Orijen(オリジン)オリジナルを成分から見る
Orijen(オリジン)はカナダ発のプレミアムドッグフードブランド。
オリジナルは第1原材料に新鮮鶏肉(25%)を筆頭に、七面鳥・ニシン・ヘイク・サバ・イワシなど多彩な動物性素材を85%配合したグレインフリーフード。
全年齢・全犬種対応で設計されており、FEDIAF(欧州ペットフード工業会)の全ライフステージ基準を満たしている。
Orijen(オリジン)オリジナル 340g
📌 この記事でわかること
- 原材料(全成分)の内容と並び順
- タンパク質38%・脂質18%・糖質約18%・カロリー386kcal/100gの数値
- 85%動物性原材料・全年齢対応の設計と340g小容量を選ぶ理由
- 向いている犬・向かない犬
📋 原材料(全成分)
原材料の並び順は配合量の多い順(括弧内は公式配合比率)
<動物性原材料(85%)>
新鮮鶏肉 (25%), 生七面鳥肉 (8%), 新鮮鶏内臓 (レバー, 心臓) (7%), 生の丸ごとニシン (6%), 生の丸ごとヘイク (5%), 新鮮卵 (5%), 生七面鳥レバー (5%), ディハイドレート鶏肉 (4%), ディハイドレート七面鳥肉 (4%), ディハイドレートサバ (4%), ディハイドレートイワシ (4%), ディハイドレートニシン (4%)
<植物性原材料・補助成分>
丸ごと赤レンズ豆, 丸ごとヒヨコ豆, 丸ごとエンドウ豆, 鶏脂肪 (3%), 丸ごと緑レンズ豆, 丸ごとピント豆, 丸ごと白インゲン豆, レンズ豆繊維, ポロック油 (1%), エンドウ豆スターチ, 乾燥ケルプ
<新鮮野菜・果実・ハーブ>
新鮮丸ごとカボチャ, 新鮮丸ごとバターナッツスクワッシュ, 新鮮丸ごとズッキーニ, 新鮮丸ごとニンジン, 新鮮丸ごとリンゴ, 新鮮丸ごと洋梨, 乾燥チコリールート, 新鮮ケール, 新鮮ホウレン草, 新鮮ビートの葉, 新鮮カブラ菜, 丸ごとクランベリー, 丸ごとブルーベリー, 丸ごとサスカトゥーンベリー, ターメリック, オオアザミ, ゴボウ, ラベンダー, マシュマロルート, ローズヒップ
【酸化防止剤】植物油から抽出したトコフェロール (121mg/kg), クエン酸 (40mg/kg), ローズマリーエキス (80mg/kg)
【添加栄養素/kg】亜鉛105mg・銅11mg・ビタミンB1 10mg・ビタミンA 3,750IU・ビタミンD3 500IU・ビタミンE 80IU
【プロバイオティクス】エンテロコッカスフェシウム菌 1×10⁹ CFU/kg
チェックポイント
- ✓ 第1原材料は「新鮮鶏肉(25%)」——配合比率が公式に明記されており透明性が高い
- ✓ 動物性原材料が全体の85%——うち2/3が「新鮮・生」の状態で配合(水分を含んだ生の状態の重量ベース)
- ✓ ディハイドレート(乾燥肉)が5種類——鶏・七面鳥・サバ・イワシ・ニシンの乾燥肉で高タンパクをさらに底上げ
- ✓ 穀物不使用(グレインフリー)——炭水化物源はレンズ豆・ヒヨコ豆・エンドウ豆など豆類
- ✓ 酸化防止剤はすべて天然由来——トコフェロール・クエン酸・ローズマリーエキスのみ使用(合成不使用)
- ✓ プロバイオティクス配合——エンテロコッカスフェシウム菌が腸内フローラをサポート
📊 栄養成分(保証分析値)
公式サイト記載の保証分析値より(バーの長さはタンパク質比を基準とした相対表示)
| 成分 | 数値 | 備考 |
|---|---|---|
| タンパク質 | 38%以上 | 鶏・七面鳥・魚など多彩な動物性タンパク |
| 脂質 | 18%以上 | オメガ3(1%以上)・DHA/EPA含む |
| 粗繊維 | 5%以下 | チコリールートなどプレバイオティクス含む |
| 灰分 | 9%以下 | ミネラル分(骨・臓器由来を含む) |
| 水分 | 12%以下 | ドライフードの一般値 |
| 糖質(推定) | 約18% | 100−(他の保証分析値合計)で計算 |
| 代謝エネルギー | 約386kcal/100g | 250mlカップ1杯(約120g)=463kcal |
※ 糖質は保証分析値から推定計算した値です(100−(タンパク質+脂質+粗繊維+灰分+水分))。
炭水化物源はレンズ豆・ヒヨコ豆・エンドウ豆由来で、穀物由来の糖質は含みません。
✅ 商品の特徴
元気に過ごす愛犬のために選ぶ、高品質フードの特徴
① 85%が動物性原材料——新鮮・生・ディハイドレートの3形態
Orijenオリジナルの動物性原材料85%のうち、2/3(約57%)が「新鮮・生」の状態で配合されている。
新鮮鶏肉(25%)・生七面鳥肉(8%)・生の丸ごとニシン(6%)・生の丸ごとヘイク(5%)・新鮮卵(5%)・生七面鳥レバー(5%)がその主体。
残り1/3はディハイドレート(乾燥)加工した鶏・七面鳥・サバ・イワシ・ニシン。乾燥によって水分が抜け、タンパク質が凝縮された状態で配合される。
「新鮮+乾燥」を組み合わせることで、高タンパク(38%以上)と嗜好性の両立を図っている。
② 全年齢・全犬種対応——子犬からシニアまで同一フードで通せる
FEDIAFの全ライフステージ基準を満たしており、子犬(生後6週以降)・成犬・シニア犬まで対応。
成長期に必要なカルシウム(1.4%以上)・リン(1.1%以上)のバランスも維持されている。
多頭飼いで年齢が異なる犬がいる家庭では、フードを一本化できる点が利点になる。
③ 340gの小容量を選ぶ理由——グラム単価より「鮮度のコスパ」で考える
340gはOrijen オリジナルの中でも最小容量のサイズ。グラム単価は大袋より高くなる。
ただしドライフードは開封のたびに酸素に触れ、脂質酸化が少しずつ積み重なる。
Orijenはグレインフリーで油脂含有率が高く(脂質18%以上)、酸化の影響を受けやすい設計でもある。
犬の嗅覚は人間の数万倍——飼い主が気づく前に、愛犬はすでに酸化臭を感じ取っている。
340gなら使い切りに近い運用ができ、最後の1粒まで開封直後の状態に近い品質を保てる。
「割高」と感じるかどうかは、鮮度をどう評価するかによって変わる。
🐾 向いている犬・向かない犬
✅ 向いている犬
- 高タンパク・グレインフリーを求める犬
- 食い渋りがある・嗜好性を重視したい犬
- 全年齢(子犬・成犬・シニア)
- 活動量が多く高カロリーが必要な犬
- 小型犬(340gで使い切りやすい)
⚠️ 向かない犬
- 肥満気味・体重管理が必要な犬(386kcal/100g)
- 脂質過敏・お腹が弱い犬(脂質18%以上)
- 鶏肉・七面鳥アレルギーの犬
- 魚(ニシン・サバ・イワシ)アレルギーの犬
- 腎臓病など高タンパク制限が必要な犬

