第1原材料はフレッシュラム+ドライラム──
口腔ケアと腸内環境を同時にサポートする設計
── カナダ産・全年齢対応ドッグフードの成分を読み解く
Blismix(ブリスミックス)ラムは、カナダで製造される全犬種・全年齢対応のドッグフード。フレッシュラムとドライラムを第1・第2原材料に使用し、腸内善玉菌(EF-2001)と口腔内善玉菌(K12)を同時に配合した設計が特徴。グルコサミン・コンドロイチンも含まれ、関節ケアを意識した構成になっている。
Blismix(ブリスミックス)ラム 小粒(3kg)
📌 この記事でわかること
- 原材料(全成分)の内容と並び順
- タンパク質・脂質・糖質(約41.2%)・カロリーの数値
- 口腔内善玉菌K12・腸内乳酸菌EF-2001配合の意味
- 向いている犬・向かない犬(正直評価)
📋 原材料(全成分)
原材料の並び順は配合量の多い順
フレッシュラム・ドライラム・玄米・えんどう豆・えんどう豆粉・黍・カノラオイル・ポテトタンパク質・フラックスシード・トマト搾り粕(リコピン)・野菜エキス(天然風味料)・サーモンオイル(DHA)・塩化コリン・グルコサミン塩酸塩・ストレプトコッカス サリバリウス(口腔内善玉菌)・エンテロコッカスフェカリス EF2001・アガリクス・コンドロイチン硫酸・ビタミンE・キレート鉄・キレート亜鉛・キレート銅・硫酸鉄・硫酸亜鉛・硫酸銅・ヨウ化カリウム・チアミン硝酸塩(ビタミンB1)・キレートマンガン・酸化マンガン・アスコルビン酸・ビタミンA・ビオチン・ナイアシン・パントテン酸カルシウム・硫酸マンガン・亜セレン酸ナトリウム・ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)・ビタミンB12・リボフラビン(ビタミンB2)・ビタミンD3・葉酸
チェックポイント
- ✓ 第1・第2原材料がラム肉フレッシュ(生)とドライ(乾燥)の2形態を使い、ラム由来タンパクを安定して確保している。
- ✓ 炭水化物源は玄米・えんどう豆・えんどう豆粉・黍グレインは含まれる。玄米は白米よりもGI値が低く、消化が比較的穏やか。
- ✓ サーモンオイル(DHA)・フラックスシード配合オメガ3脂肪酸(0.4%以上)の供給源。皮膚・被毛ケアを補助する。
- ✓ グルコサミン300mg/kg以上・コンドロイチン100mg/kg以上関節サポート成分を明示的に配合。シニア期や大型犬で注目されやすい成分。
- ✓ 人工添加物(合成保存料・着色料・香料)不使用ビタミンEを酸化防止剤として使用。天然素材のみで酸化防止を試みている。
- ✓ アガリクス・トマト搾り粕(リコピン)配合機能性素材だが、犬へのエビデンスは現時点では限定的。過度な期待は禁物。
📊 栄養成分(保証分析値)
公式サイト記載の保証分析値より
| 成分 | 数値 | 備考 |
|---|---|---|
| タンパク質 | 24.0%以上 | ラム+えんどう豆由来 |
| 脂質 | 14.0%以上 | カノラオイル・サーモンオイル配合 |
| 粗繊維 | 5.0%以下 | 玄米・えんどう豆の食物繊維 |
| 灰分 | 5.8%以下 | ミネラル分 |
| 水分 | 10.0%以下 | ドライフードの一般値 |
| 糖質(推定) | 約41.2% | 100−(他の保証分析値合計)で計算 |
| 代謝エネルギー | 約357kcal/100g | 3,574kcal/kg換算 |
※ 糖質は保証分析値から推定計算した値です(100−(タンパク質+脂質+粗繊維+灰分+水分))。炭水化物源に玄米・えんどう豆・黍を使用しているため、ドライフードの中でも糖質はやや高め。
✅ 商品の特徴
ブリスミックス ラムの主な特徴成分
① 口腔内善玉菌K12+腸内乳酸菌EF-2001のダブル配合
口腔内に存在する善玉菌ストレプトコッカス サリバリウス(K12株)と、腸内の乳酸菌エンテロコッカスフェカリス EF-2001を同時配合。口臭の原因となる口腔内悪玉菌のバランスを整える役割が期待されており、腸内環境サポートと口腔ケアを食事で同時に行う設計になっている。犬の口臭が気になる飼い主が注目している成分。
② グルコサミン300mg/kg以上・コンドロイチン100mg/kg以上の明示的な配合
関節サポートで知られるグルコサミンとコンドロイチンを数値付きで表示している点は珍しい。シニア犬や関節に負担がかかりやすい大型犬、術後の犬の食事選びに参考になる数値。ただし全年齢対応フードであるため、シニア専用フードと比較した場合に充足量が十分かどうかは獣医師への相談を推奨する。
③ フレッシュラム+ドライラムのダブルラム主原料
第1原材料がフレッシュ(生)ラム、第2がドライ(乾燥)ラム。生肉は水分を多く含むため重量上は上位になりやすい一方、ドライラムは水分除去後の凝縮タンパクとして機能する。2形態組み合わせることで、フードのラム由来タンパク質量を安定させる設計とみられる。牛肉・鶏肉・豚肉アレルギーを持つ犬の代替タンパク源として使われることも多い。
🐾 向いている犬・向かない犬
✅ 向いている犬
- 牛・鶏・豚アレルギーでラムが食べられる犬
- 口臭や歯周環境が気になる犬
- 腸内環境を整えたい犬
- 関節ケアが必要なシニア犬や大型犬
- グレイン(穀物)を完全排除しなくてよい犬
⚠️ 向かない犬
- ラム肉アレルギーの犬(主原料がラム)
- 糖質制限が必要な犬(約41.2%はやや高め)
- グレインフリーが必要な犬(玄米・えんどう豆配合)
- 高タンパク質が必須の犬(24%は標準的な値)
- 膵炎など脂質制限が必要な犬(14%以上)

