プレミアムドッグフードとは?日本で買える6ブランドを数値で確認

プレミアムドッグフードとは?日本で買える6ブランドを数値で確認

「プレミアムドッグフード」に公的な定義や規格はありません。
この記事は、プレミアムと呼ばれるフードに共通する特徴と、日本で購入できる主要ブランドの糖質・カロリーの実数値をまとめた資料です。

目次

プレミアムドッグフードとは

法律上の基準がないため、どのメーカーでも「プレミアム」と表示できます。
一般にプレミアムと呼ばれるフードに共通するのは次の4点です。

1つ目は、成分表の第一原料が「チキン」「ラム」「サーモン」など具体名の動物性タンパク質であることです。
成分表は配合量の多い順に記載されるため、最初の数項目でフードの中身が分かります。

2つ目は、人工酸化防止剤(BHA・BHT・エトキシキン)や人工着色料を使わず、ビタミンE・ローズマリー抽出物など天然由来の保存料を使っていることです。
見分け方は酸化防止剤の一覧にまとめています。

3つ目は、原材料の産地や配合率を公開している透明性です。
4つ目は、AAFCO(米国飼料検査官協会)の栄養基準を満たした総合栄養食であることです。ただしAAFCO基準は最低限の基準であり、満たしていること自体は品質の保証ではありません。

なお、価格が高いこととプレミアムであることは別です。
価格と品質の関係は安全なドッグフードの選び方で詳しく解説しています。

一般的なフードとの違いを数字で見る

タンパク質は、AAFCO基準の成犬用最低値が18%です。
一般的なドライフードは20%前後、肉中心設計のプレミアム系には30%を超えるものがあります。

糖質(推定値=100−タンパク質−脂質−灰分−水分で計算)は、一般的なドライフードで40〜50%前後です。
肉中心設計は20〜30%台、エアドライ・フリーズドライ製法には10%未満のものもあります。

カロリーは、肉中心・高脂質の設計では500kcal/100gを超えるものがあります。
数値が高いフードに切り替えるときは、給餌量をパッケージの推奨量まで減らす調整が必要です。

日本で買える主要ブランド6種の糖質・カロリー

いずれも日本の正規ルートで購入でき、ご縁が成分数値を確認したブランドです。
リンク先の個別レビューで原材料の全リストと採点を確認できます。

オリジン オリジナル:糖質23%・386kcal/100g。
第一原料は新鮮鶏肉で、高タンパク・グレインフリーの代表的な設計です。7歳からはオリジン シニア(糖質約27%・371kcal/100g)もあります。

ジウィピーク エアドライ ラム:糖質約4%。
ニュージーランド産の肉と内臓が主体のエアドライ製法で、糖質がとても低い設計です。

K9ナチュラル ラム:糖質約4%。
ニュージーランド産のフリーズドライ総合栄養食で、水でふやかして与えるタイプです。

NOW FRESH スモールブリード:糖質約38%・371kcal/100g。
生の鶏肉・七面鳥を使ったグレインフリーで、小粒設計です。

アカナ ライト&フィット:糖質35%・307kcal/100g。
カナダ産で、カロリー控えめの体重管理向け設計です。

ウェルネスコア オーシャンフィッシュ:糖質30%・363kcal/100g。
魚が主原料のグレインフリーで、鶏肉を避けたい場合の選択肢になります。

※数値はメーカー公式の保証分析値から推定計算した値です(糖質=100−タンパク質−脂質−灰分−水分)。

購入前に確認したい3つの注意点

1つ目は、「プレミアム」「無添加」という表示だけで選ばないことです。
表示に基準がないため、実際の原材料表で判断します。詳しくは「無添加」表示のワナを参照してください。

2つ目は、海外ブランドの入手経路です。
米国のフレッシュフード宅配サービス(The Farmer’s Dogなど)の多くは日本への配送を行っていません。日本の正規代理店があるブランドを選ぶと、品質管理と継続購入の面で安心です。

3つ目は、切り替え方です。
急な切り替えは消化不良の原因になるため、7〜10日ほどかけて今のフードに新しいフードを少しずつ混ぜる割合を増やしていきます。

まとめ|ブランドイメージではなく数値で選ぶ

第一原料・添加物・糖質%・カロリーはすべて成分表とパッケージから確認できます。
イメージや価格ではなく数値で比べれば、愛犬に合うフードを自分で選べます。

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